【ストーリー】EPISODE 2-4 俺は忠告したぜ?

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登場人物
レオナ、バルガス、サバナクロー寮生A、サバナクロー寮生B、サバナクロー寮生C、ジャック、ラギー
テキスト全文
── コロシアム‐特設ステージ ──
レオナ:「チッ、逃げたか。命拾いしたなァ。」
レオナ:「……今度会ったらソテーにして食ってやる!」
レオナ:「ガルルルッ。」
バルガス:「落ち着け、キングスカラー。一体なにがあったと言うんだ。」
サバナクロー寮生A:「寮長は悪くねえ!先にちょっかいをかけてきたのはあっちだ!」
サバナクロー寮生B:「そうだそうだ!」
サバナクロー寮生C:「奴ら、俺らのハロウィーンの展示品を勝手にいじくりやがったんすよ!」
バルガス:「なに?展示品を荒らされたということか?」
バルガス:「それは確かに客も悪いが……一体なんのためだ?」
ジャック:「理由はこのスマホを見ればわかります。さっき見つけたネットの記事です。」
バルガス:「ん? なになに……」
バルガス:「「なんでも願いが叶っちゃう!?ナイトレイブンカレッジの海賊船のウワサ!」」
バルガス:「……なんだこれは。」
ジャック:「ナイトレイブンカレッジにある幽霊船は昔々全ての願い事を叶えた伝説の海賊の船で……」
ジャック:「その海賊の宝物を身に付けた写真をマジカメにアップすると、海賊ゴーストのパワーが宿る。」
ジャック:「んで、そのパワーのおかげで写真を撮った人の願い事が叶っちゃう!」
ジャック:「……だそうです。」
レオナ:「んなわけねぇだろうが。アイツら全員頭空っぽか?」
ラギー:「もちろん全員が全員、こんな噂話を信じてるわけじゃないんでしょうけど……」
ラギー:「流行ってるから、とりあえず乗っといてマジカメに写真をアップしたいんでしょーね。」
サバナクロー寮生A:「飾ってたレプリカのアクセサリーを勝手に付けてパシャパシャ写真を撮って……」
サバナクロー寮生A:「用が済んだら、適当なところにポイッ。会場がめちゃくちゃだ。許せねえ!」
サバナクロー寮生C:「展示物のガイコツ船長に着せてた服を引き剥がして着た写真を撮るヤツまで出てきやがった!」
バルガス:「な、なるほどな……お前たちにも理由があることはわかった。」
バルガス:「しかし、それならば口頭で注意をすればいいだろう。」
バルガス:「お前たちが鍛えてきた筋肉は、魔法士として大切な財産! みだりに振りかざしてはいかん!」
ラギー:「いやあ、それが……」
ラギー:「なんとかお引き取り願おうと説得したんッスけどアイツら全然話が通じなくって。」
ラギー:「それどころか、コロシアムの隅っこで寝てたレオナさんを見つけて……」
ラギー:「「彫刻みたいに綺麗! これ大道芸(スタチュー)ってやつ?」「百獣の王、かっけぇ!」」
ラギー:「……って、レオナさんの写真をパシャパシャ撮り始めたんッス。」
ラギー:「レオナさんも、最初は無視してたんですけど……。」
レオナ:「アイツらしつこすぎだ!俺がなにを言っても聞きやしねえ。」
レオナ:「それどころか、耳や尻尾にベタベタ触ってきやがって……」
レオナ:「俺は忠告したぜ?」
レオナ:「「次に俺の写真を撮ったら生まれてきたことを後悔させてやる」ってな。」
レオナ:「それを無視するってことは……」
レオナ:「……どんな目に遭う覚悟もできてるってことだよなァ!?」
サバナクロー寮生A:「そうだ! 手を出すほうが悪い!寮長やっちまってください!」
サバナクロー寮生B:「次にあんな奴らが来たら噛みちぎっちゃえ!」
ラギー:「みんなだめですって!そんなことしたら……」
ラギー:「…………将来に響くじゃないッスか!」
ラギー:「ウチはせっかくの名門校なのに、自分たちの代で事件なんて起こったら、進路の選択肢が狭まるッス。」
ラギー:「そういうのは公衆の面前じゃなく、バレないようにやってちゃんと揉み消してください!」
バルガス:「ゲストに手を出すこと自体いかんに決まってるだろうが!」
バルガス:「キングスカラーもブッチも全員まったく信用できん……頼りになるのは、運営委員だけだ。」
バルガス:「いいか。マジカメモンスターと寮生が揉めないようよく気を付けろ!」
ジャック:「う、うす! 頑張ります。」
レオナ:「グルルル……。」
ジャック:「はあ……大変なことになっちまった。」
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