【ストーリー】EPISODE 3-2 夢であって欲しい

| - 夢であって欲しい 騒乱トリック! |
登場人物
ヴィル、ケイト、ジェイド、クロウリー、ゴーストA、ジャック、デュース、リリア、カリム、イデア、アズール、グリム、トレイン、エース、クルーウェル、バルガス、セベク
テキスト全文
ヴィル:「そ、そんな……。」
ケイト:「これ、夢じゃないよね?」
ジェイド:「にわかには信じがたい光景です。」
クロウリー:「グ、グレート・セブンの像が……」
── メインストリート ──
クロウリー:「グレート・セブンの像が!全部倒れているっ!!」
クロウリー:「い、偉大なるグレート・セブンの像に一体誰がこんなひどいことを!?」
ゴーストA:「朝、俺たちが見回りをした時にはもう倒れていたんだ……。」
ジャック:「それじゃあ犯人はわからないってことか!?」
ケイト:「……。」
ケイト:「……」
ケイト:「はい、はっけーん♪」
クロウリー:「えっ?」
ケイト:「マジカメのこの投稿、見てみて?」
ケイト:「「うちらグレート・セブン☆ #エモい #キリッ!#NRC来たよ #ハッピーハロウィーン」」
クロウリー:「こ、こ……これは!?」
クロウリー:「グレート・セブンの石像があった場所に人が立っている!」
ケイト:「グレート・セブンになりきるため置いてあった石像をどけたってところかな?」
ケイト:「ご丁寧に像のポーズまで真似ちゃってほんとよくやるよね~。」
デュース:「ダイヤモンド先輩。よくこんなに早く犯人を見つけられましたね。」
ケイト:「「グレート・セブン」「ハロウィーン」ってマジカメで検索したらすぐに出てきたよ。」
ケイト:「投稿時間や周りの状況からして昨日の夜中に学園に忍び込んだみたいだね。」
リリア:「自らの違反行為を恥じもせずに語るとは……」
リリア:「やつら、本当に自分たちがしていることを悪いこととは思うておらんのじゃなあ。」
クロウリー:「こんな…………」
クロウリー:「こんなに……こんなに悲しいことは……」
クロウリー:「私が学園長になってから……今の今まで一度もありませんでした……!」
クロウリー:「美しき女王の像が、地面に伏す日がくるだなんて。」
クロウリー:「ああ、夢であって欲しい。」
ヴィル:「……。」
ヴィル:「……」
ヴィル:「アタシが美しき女王のお話を知ったのはまだ文字も読めないほど小さい頃だったわ。」
ヴィル:「父がアタシに美しき女王の偉業を伝える絵本を読んでくれたの。」
ヴィル:「女王の奮励の精神に支えられてアタシはここまできた。」
ヴィル:「それを蔑(ないがし)ろにされて……」
ヴィル:「ああ、もう言葉が出ないわ!」
カリム:「オレも、砂漠の魔術師みたいに賢くて人に助言を与えられるような……」
カリム:「頼られる人間になりたいって思って毎日頑張ってるんだ!」
イデア:「っていうかグレート・セブンに憧れてない生徒とかこの学園にいる? いないよね?」
イデア:「その像をめちゃくちゃにして逃げるとか……」
イデア:「なにされても文句言えないな。」
アズール:「海の魔女の慈悲深さの一滴でもあの方々にあればよかったものを。」
アズール:「全く許し難い。」
グリム:「みんな、すげーショック受けてるんだゾ。」
グリム:「ウチの学校は、かっけぇグレート・セブンに憧れてるヤツばっかって言ってたもんな……。」
……。
バタバタ
トレイン:「なんということだ……。」
エース:「うそだろ!? いつかの丸焦げどころか像が全部倒れてんじゃねーか!」
グリム:「あっ。先生と、運営委員以外のヤツらも集まってきたんだゾ。」
トレイン:「偉人の像を倒すなど……」
トレイン:「我が校の顔に泥を塗られたも同然だ!」
クルーウェル:「大切なグレート・セブンの像を倒したのは一体、どこの野良犬だ!?」
バルガス:「石でできた像を倒すだなんて、相当な筋肉だ……危険な犯人を、早く見つけねば!」
エース:「そうだそうだ! 犯人を出せ!」
セベク:「ナイトレイブンカレッジを侮ればどんな目に遭うか教えてやろう!」
ガヤガヤ
ゴーストA:「犯人は……。」
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