【ストーリー】EPISODE 3-3 違うと思うな

| - 違うと思うな 騒乱トリック! |
登場人物
ゴーストA、トレイン、ゴーストB、デュース、エース、ゴーストC、グリム、ケイト、トレイ、ヴィル、ジェイド、リドル、レオナ、ジャミル、クロウリー
テキスト全文
── メインストリート ──
ゴーストA:「この騒動の犯人は……」
…………
俺たちだ。
トレイン:「……」
トレイン:「今なんと?」
ゴーストA:「そもそも、俺たちゴーストが写真をマジカメにあげなければ……」
ゴーストA:「こんな迷惑な行為をする人間は来なかったしグレート・セブンの像も倒されなかった。」
ゴーストB:「……」
ゴーストB:「実はね、オンボロ寮にユウとグリ坊という仲間が増えて……」
ゴーストB:「今年はきっと、いつもよりもっと楽しいハロウィーンになるだろうって浮かれちゃってたんだ。」
デュース:「だからあんなに一生懸命、ユウとグリムにハロウィーンの衣装を作っていたのか……。」
エース:「“オンボロ寮の仲間”全員でハロウィーンを楽しみたかったっつーこと?」
ゴーストC:「ああ。そのつもりじゃった……。」
グリム:「オマエら……。」
ゴーストC:「それを自ら台無しにするなんてわしらはなんて馬鹿だったんじゃ!」
ゴーストB:「マジカメなんか始めなけりゃよかった!」
ゴーストA:「ハロウィーンを台無しにした犯人は俺たちだ。ぜーんぶ、俺たちが悪い。」
みんな……本当にごめんよ。
ゴーストたち……。
???:「ちょっと待って。」
ケイト:「それは絶対に違うと思うな。」
えっ?
トレイ:「どうしたんだケイト。お前がみんなを否定するなんて珍しい。」
ケイト:「いやー、オレも空気読めないこととかあんまり言いたくないんだけどさぁ……」
ケイト:「みんなが暗い顔してるから言っちゃおっかなって。」
ケイト:「ゴーストちゃんたちは、ただハロウィーンの写真をマジカメにあげただけ。それのなにが悪いの?」
ケイト:「オレや、みんなが、いつもマジカメを楽しく使ってるのと同じことだよ。」
トレイ:「……」
トレイ:「うん。そうだな。」
エース:「確かに、オレも自分の写真とか珍しいものとかよくマジカメに上げるわ。」
ケイト:「でしょ? それにさっき、「マジカメなんて始めなきゃよかった」って言ってたけど……」
ケイト:「ゴーストちゃんたちのマジカメのおかげで喜んでる人もたくさんいるんだよ。」
ケイト:「ほら、見てみて。」
ゴーストA:「スマホ?……映ってるのは、マジカメの画面?」
ケイト:「「ナイトレイブンカレッジのハロウィーン楽しかった!」」
ケイト:「「ゴーストがたくさん見られて嬉しい。見えなくてもきっと家族のところにも帰ってきてくれてるんだね」」
ケイト:「「賢者の島、遠かったけどいいところだった!また来年もこの時期に行きたいな」」
ケイト:「……ね? 写ってる人たち、みんなすっごくいい笑顔! これ全部ゴーストちゃんのおかげ♪」
ゴーストB:「……!」
ケイト:「ハロウィーンを素直に楽しむ人もいるし珍しい写真を撮りたがる人もいる。」
ケイト:「考え方は人それぞれ。全ての人とわかり合うなんて現実的に考えて無理じゃん?」
ケイト:「たくさんの人が集まったら、わかり合えない人の数も増える。なにがきっかけでも一緒だよ。」
ケイト:「だからこの騒ぎは、マジカメとかゴーストちゃんのせいとかじゃないってオレは思う。」
う……うう……
ありがとう~~~!!
スカッ
ゴーストA:「おお~ん。抱きしめたいのに透けてしまうよ~~。」
ケイト:「き、気持ちだけ受け取っとくね。」
ヴィル:「……確かに、犯人を責めている場合じゃないわね。」
ジェイド:「それに、在るのは「像の台座に登った」という写真だけ。像を倒したという決定的な証拠にはなりません」
ジェイド:「マジカメモンスターたちを責めることはできないでしょう。」
リドル:「しかしこんな嫌な気持ちのままハロウィーン当日を迎えるだなんて……。」
レオナ:「チッ。納得いかねぇ。」
ジャミル:「俺もマジカメモンスターは許せません。」
ジャミル:「でも、パーティーのためには我慢するしか……。」
グリム:「みんな困ってるんだゾ。」
クロウリー:「……。」
……。
グリム:「ん?学園長たちも、なんかこえー顔してるんだゾ。」
……。
クロウリー:「明日、10月31日に開く予定のハロウィーンパーティーは……」
クロウリー:「中止すべきかもしれません。」
ええ~~~~~~~~~~っ!?
< >

