2章 砂塵の王国 ステージ2
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ワールドフリッパーの「2章 砂塵の王国 ステージ2」のステージ・ストーリー情報です
獣人と少年
初回報酬 | 星導石×15 |
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あらすじ
トラの獣人に襲われる少年を見つけたアルクたち。倒れた少年を助けるために、荒れる獣人の前に立ちはだかる
アルク「暑い……!」
ライト「大丈夫か、アルク?」
アルク「うーん、まだ大丈夫……だと、思う。」
ライト「……まずいな。さすがにこのままでは――」
アルク「みんな見て!建物が見えるよ!あれって――」
アルク「あ、あれ?消えた?」
ステラ「あれは蜃気楼です。光の屈折による、幻です。」
アルク「幻まで出るのここ……?」
アルク「……ねえ。やっぱり、僕らって、遭難してるよね……?」
???「グオォォォォーーーッッツ!!!!」
アルク「な、なに今の?」
少年兵「に、逃がすもんか……。ここで始末してやる」
獣人「グルルルル……。」
少年兵「う、うわぁぁあああっーー!!!」
少年兵「あ……っ!?」
ライト「その子に近づくな!!!」
アルク「と、虎の人間?」
ライト「私の言葉が分かるか!?これ以上この子に近づくなら――」
獣人「……てめえは、獣人か?」
ライト「わ、私は獣人などではない!この姿は――」
獣人「そうかよ!だったらなあ……!」
アルク「ライト、下がって!!!」
白い咆哮
初回クリア報酬 | 星導石×15 |
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SSランク達成報酬 | 星導石×15 |
その他報酬 | 風のエレメント 涼風のエレメント 古びた盾 |
推奨属性 | 火 |
スタミナ | 9 |
兵を名乗る少年
初回報酬 | 星導石×15 |
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あらすじ
アルクたちの活躍により獣人は退いた。助けた少年兵はひどく怯えていたが、それを宥めるアルクたち。少年兵から話を聞いた三人は、彼の住む街を目指すことにする
獣人「てめえらは、なにモンだ……?野郎に雇われた傭兵か?いや――」
ライト「なにを言っている……?私達はただ、あの子を助けようとしただけだ!」
獣人「……助ける、だと?っは!笑わせてくれるぜ。」
獣人「ガキが起きたら伝えておけ。『砂漠の狂獣』はくたばっちゃいねぇ」
獣人「野郎の首を刈り取る、この牙も爪もまだ折れてはいねえとな……!」
アルク「アイツ、どこに……?」
ライト「アルク!追わなくていい。……それより、あの子が心配だ。」
アルク「あっ……。そっか、そうだよね……。」
少年兵「う、ううっ……。」
ステラ「大丈夫ですか?」
ライト「もう大丈夫だ。ヤツは去ったよ。」
少年兵「獣人!?……く、来るなぁっ!」
少年兵「ちくしょう……もう一匹居たなんて……!」
ステラ「私たちは、あなたの敵ではありません」
少年兵「嘘だ!喋る獣なんて、他に――」
ステラ「あなたは傷ついています。安全な場所に戻り、傷を癒すべきです。」
アルク「僕たち、実は絶賛遭難中だからさ。君がいないと困っちゃうんだよね。」
アルク「――だから、大丈夫だよ。」
ステラ「私達はあなたを助けます。あなたの名前を教えてくれますか?」
ナディル「……ナディル。」
ステラ「ナディルさん。あなたの家に、帰りましょう」
少年兵「……家なんかない。兵士はみんな、領主様の館に住んでるから……。」
ライト「そこまで君を送ろう。私が敵かどうかは、それまでに、判断してくれればいいさ。」
アルク「それじゃ、アイツは人殺しってこと!?」
ナディル「そうだよ。砂漠の狂獣が飼い主を殺したって、みんな大騒ぎしてたじゃないか」
ライト「飼い主を……?」
ナディル「前の領主のロラン様だよ。見世物にされてた獣人を買い取って変わり者だって有名になった――」
ナディル「辺境の人間だってそのぐらい知ってる。あんたら、どっから来たんだよ?」
ステラ「私達はこの世界の――」
ライト「君が知るよりも更に辺境から来たのさ。長い間旅をしていて、情報にも疎い。いろいろと教えてくれて助かるよ」
ライト「しかし、事情は分かったが……。何故一人であの虎を追っていたのだ?君はまだ子供じゃないか・」
ナディル「子供なんていくらでもいるだろ」
ステラ「どうして、虎さんは飼い主さんを殺したのでしょう」
ナディル「……知らないよ、そんなの」
ナディル「人間が憎いんだろ」
ナディル「あの砂丘を越えれば、もうすぐ街だよ。」
アルク「ねえ。ここ、おかしくない……?」
ライト「……ああ。我々も知らなければならないことが多そうだな……。」