タンクの立ち回り【1】
本ページでは、新人タンク見習いが、ヘンドリックガーデンにいる聖都警備隊・ヴァレリアに教導されるという形で、タンクの立ち回りについて述べています。
編集者:Light管理人
(作成中・・・)
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タンクの立ち回り【1】
3種のロールのうち、
最も難しいと言われている【タンク】。本ページでは
【タンク】の立ち回りの基礎を紹介していきます。
※このページは「3種のロールとヘイト」のページを
ご覧いただいてからの閲覧を想定しています。
→ 3種のロールとヘイト |
→ タンクの立ち回り【1】 |
→ タンクの立ち回り【2】 |
→ タンクの立ち回り【3】 |
目次 (タンクの立ち回り【1】)
新人タンク見習いの嘆き
もうすぐレベル12、ダンジョンに入場できるようになるけど、実は【タンク】のことについて、よくわからないまま、ここまで来てしまった…… |
エイデス教官からは【タンク】の立ち回りなんて何も教わってないし、「ETERNAL」公式ホームページにも載っていないんじゃ、新人の自分はどうしようもないじゃないか…… 一体どうすればいいんだ……! |
――どうやらお困りのようですね。よろしければ私――ヴァレリアが【タンク】の立ち回りについて、お教えしましょうか? | |
ほ、本当ですか? ダンジョンで実際に何をすればいいのかわからなくて、困っていたんです! よろしくお願いします! | |
こちらこそ、よろしくお願いします。それでは早速ですが、前提として「3種のロールとヘイト」についての予習は済ませていますか? | |
はい、ひととおり目を通してあります! | |
それは感心です。でしたら実際の立ち回りについて触れていっても問題なさそうですね。 | |
それでは【タンク】の仕事について、実際にプレイされる順番ごとに紹介していきましょう。 |
【タンク】の仕事内容
(1)入場予定のダンジョンを下見しておく
(2)装備やアイテム、スキル強化などの準備
(3)【タンク】のロールで入場する
(4)必要であれば文字チャットなどで指示を出す
(5)パーティーメンバーを先導し、進路を決定する
(6)戦闘時、ヘイトスキルをしっかりと使用する
(7)パーティーメンバーの戦闘力を把握する
(8)戦闘後、回復休憩を適宜はさむ
(9)(4)~(8)を繰り返す
(10)ダンジョン制覇
やることが多い……自分には、とてもできそうにありません……! | |
ここであげた(1)~(10)の10項目は、あくまでも大まかな流れを表したもので、細かく述べると歴戦のプレイヤーでも、そうそうやっていないようなことも含むのですが…… | |
このページではそこまで細かいところには触れず、【タンク】としての基礎のみを身に着けていただきたいと思います。 | |
具体的には(1)(2)(3)(6)(8)について解説していきますので、少しずつで構いませんから、覚えていってくださいね。 | |
……了解しました! |
(1)入場予定のダンジョンを下見しておく
【タンク】としてダンジョンに入場する前に、
事前にダンジョンの下見を必ず1回はしておきましょう。
下見とは、自分一人で入場するという意味ではなく
【アタッカー】や【ヒーラー】として入場し、
ダンジョン内部の構造を把握して
道に迷わないようにしておくこと、
また、敵モンスターの配置や戦闘力を把握しておき
【タンク】として入場した際に
余計な戦闘を避ける/敵を全滅させるかどうかの
判断の材料を、予め得ておくことを指します。
【タンク】の仕事は、【タンク】としてダンジョンに入場する前から始まっています。他のプレイヤーに迷惑をかける行為を事前に予測し、不安要素をひとつずつ潰しておけば、実戦でも落ち着いて立ち回ることが出来ますよ。 |
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事前に下見をせずにダンジョンに入場した場合
下見をせずにダンジョンに入場すると
そもそも他の【タンク】の仕事を一度も見たことがない、
装備の強化不足で攻撃力・防御力が足りない、
道に迷って進路がわからない、
回復アイテムを忘れてパーティーの足並みを乱す、
バッグがいっぱいでドロップアイテムを入手できない、
不必要な戦闘でHP・MP・アイテムを消耗する、
ドロップの美味しい敵と戦わずに見逃す、
パーティーがその戦闘をすべきかどうか判断できない
――などの失敗を犯す危険性が高くなります。
また、そのようなミスが頻発する【タンク】では
パーティーメンバーも安心してリーダーを任せられません。
1度はダンジョンに入ってみて、
ダンジョンを経験しておくことが大切です。
下見は最低でも1回は必要なのであって、1回だけで充分、というわけではありません。分かれ道が存在するダンジョンなど、必要そうであれば複数回の下見を行い、最終ボスへの進路を必ず把握しておくことが求められます。 |
(2)装備やアイテム、スキル強化などの準備
装備の強化に使用する強化石って、出来る限り使わずに貯めておくものだと聞いているのですが、装備の強化無しでも【タンク】は務まりますか? | |
……パラディンは元々の防御力がある程度高めなので出来なくはありませんが、レアリティ:ノーマルの一切強化していない装備での入場は、やめておいた方が無難でしょう。 | |
……ウォーリアの場合、レアリティ:ノーマル未強化装備での【タンク】は、絶対に無理です。回復が間に合わない速さで死にます。 | |
【タンク】の立ち回りは、特に防御力が高ければ高いほど安定し、【ヒーラー】や【アタッカー】が安心してそれぞれの仕事に専念できます。 | |
レアリティ:ノーマルの装備に強化石を使いたくないのであれば、マジック防具2種以上、またはレア防具1種以上などを入手したうえで強化し、ダンジョンに臨みましょう。 |
装備の入手と強化
最序盤で入手できる装備は
ほとんどがレアリティ:ノーマルの装備ですが
強力なレアリティ:エピックの装備を
「取引所」で購入しようとしても
ゲーム内通貨であるゼニーが圧倒的に不足しており
まず手が届かないでしょう
(そもそも「取引所」の利用は
レベル15以上になってから開放されます)。
そこで考えられるのが、レベル12になった後も
さらに【メインクエスト】【サブクエスト】を進行して
レアリティ:マジックやレアリティ:レアの装備を
クエスト報酬で入手してから強化を行い、
少しレベルが上がった状態でダンジョンに挑む方法です。
これならば防御力が必要な【タンク】が倒れにくくなり
無闇にノーマル装備を強化せずに済みます。
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――以前は初心者応援ログインボーナスとして
「黎明の武器」「黎明の防具」
(レアリティ:レア)が配られており
無課金の方でもそれなりの装備を入手出来たのですが、
2022年5月10日よりリニューアルされ
武器・防具が廃止……率直に言って内容が渋くなりました。
そのため、それ以降に始めた方が
早急に強力な装備を入手したいという場合、
■ゼニーを貯めまくって「取引所」で購入
■イベントでの交換(運が良ければ可能)
■課金して「絶対得する装備パック」を入手
(ただし戦闘力自体はそこまで強くないので注意)
■モンスターを討伐して運が良ければドロップ
■軍団に入って、他のプレイヤーに譲ってもらう
――これらの方法で入手することになりますが
武器と防具を全て揃えるとなると
正直、厳しいというのが実情でしょう。
以上を踏まえると、装備の充実だけで言えば
レベルを20以上まで上げつつ
エリアクエストを繰り返しこなして
「評判交換所」で装備を生産するためのレシピを入手して
マジックやレアの装備を生産する、というのが
最も堅実であると言えます。かなり時間はかかりますが……
ですがここまで遠回りをするくらいならば、
強化石(個人用)をある程度消費することは覚悟の上で
レアリティ:ノーマルの装備を5段階程度強化した方が
圧倒的に早いのも事実です。いつまでも
最弱・未強化装備のままいても仕方ありません。
所有する強化石やゼニー、プレイ可能な時間を勘案して
お決めになられるのが良いでしょう。
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うう……まだ装備が揃っていないので、メインクエスト&サブクエストを進めながら、少しずつ装備を揃えたいと思います…… | |
装備といえば、ショップの課金商品である「絶対得する装備パック」は購入した方が良いのでしょうか? | |
「絶対得する装備パック」はレアリティ:マジックの武器+防具一式を入手できますが、戦闘力自体はそこまで高くありません。無理して課金する必要はありませんよ。 | |
ですが戦闘は勿論、採集での獲得経験値も10%増加するという特殊な効果を持つため、自力でレベル上げをして長くプレイを続けると決心しておられるなら、購入を検討してもよいでしょう。 | |
いずれにせよ、1度ダンジョンを経験してみて「ETERNAL」を長く続けたい、課金しても後悔しない、と思ってからでも遅くありません。安い買い物でもありませんから、慎重に、じっくり考えてくださいね。 |
時間がかかってでも、ある程度良い装備が欲しい、
それも無課金で、ということでしたら
フィールドボスの討伐に参加して
ドロップ品として入手する、という方法もあります。
ただしドロップする装備は武器のみ
(編集者の経験上)ではありますが……
しかも序盤で討伐に参加できる「トトミヅチ」あたりですと
レベル18の武器のドロップであり、
レベル20以降になった後も使用するのは厳しいです。
レアリティ:エピックの装備……どれくらいの強さなんでしょうか? 【タンク】なら持っておいた方が良いのでしょうか? | |
「ホワイトファング城郭都市」でエピック防具をひとつだけ装備していた【タンク】を見かけたことがありますが、【タンク】が崩れない、という安心感で、パーティーとしての安定感が本当に違います。見事な【タンク】でした。 | |
必須ではありませんが、ゼニーが潤沢であるなら、ひとつだけでも入手しておけば、パーティーメンバーにとっても自分自身にとっても、安心感が生まれ、立ち回りに余裕を持つことが出来ますよ。 |
より強力な装備を入手して強化しておくことも、上手い【タンク】の条件です。逆に、装備を整えておらず崩れやすい【タンク】は、ダンジョンに潜る前から立ち回りがうまくいっていません。 |
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回復アイテムを用意しておく
ダンジョンに潜ると、必ず
回復アイテムを使用することになります。
「評判交換所」で最低限度のアイテムは確保しておき、
スキルスロットに登録することも忘れないようにしましょう。
回復アイテムは大別すると2種あり、
非戦闘時にのみ使用でき、回復量が多い「食べ物」と
非戦闘時・戦闘時どちらでも使用でき、
回復量が多くない「ポーション」に分かれます。
また、ダンジョン内でのドロップアイテムを入手するために
「バッグ」の空きスロットも
10程度は確保しておくことが望ましいです。
加えて、可能であれば330個以上の
ホワイトストーンも用意しておきましょう。
戦闘時に死亡した場合、ホワイトストーンを使用して
その場で蘇生が出来ます。
ホワイトストーンを使用しない場合は
スタート地点からの蘇生と再出発になります。
戦闘時に使用でき、クールタイムが長い上に値が張る「ポーション」は温存しておき、その時が来たら、渋らず使うこと。死亡してホワイトストーンを使って蘇生するよりは安上がりなのですから。 |
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使用するヘイトスキルを確認しておく
2022年6月時点、【タンク】のロールで
ダンジョンに入場することが出来るのは
ウォーリアとパラディンの2つの職業のみです。
それぞれの基本的なヘイトスキルを確認して
スキルスロットに登録しておき
(といっても既に登録されているとは思いますが)
スキルの名称と効果を把握しておきましょう。
自分はパラディンなので、パラディンのスキルだけ覚えておけばいいですね。ウォーリアのスキルは使えないですし…… | |
それは違いますよ。貴方がタンク以外のロールでダンジョンに入る際には、当然、他の方が【タンク】を務めるわけですから、ウォーリアのヘイトスキルも知っておく必要があります。 | |
自分がプレイしたことのないジョブについて、知識が乏しいのは仕方ありません。ですがそれは、知らなくてもいい、ということではありませんよ。 | |
これは全てのジョブ・ロールにも言えることですが、自分自身のスキルの知識だけでは、他のパーティーメンバーの動きに合わせることが出来ず、【アタッカー】であれば【タンク】のヘイトを奪ってしまうことにもつながります。 | |
そのようなミスを避けるためにも、お互いのスキルのことをある程度は把握しておく必要があります。 | |
特にパーティーの核となる【タンク】のヘイトスキルの知識は、立ち回りに直結しますのでジョブ・ロールに関わらず、必ず目を通しておくこと! | |
は、はい! 肝に銘じておきます! |
ウォーリアの基本的なヘイトスキルは「挑発」です。
FP(ファイトポイント)の消費はなく
盾を装備していることが発動の条件となります。
スキルレベルが1の状態ではクールタイムが10秒もあり
急な敵の出現に素早く対応して使用するには難があります。
ウォーリア | |
---|---|
Lv12 | Lv12 |
そのため、ダンジョンに入場する前に
可能であればスキルレベルを
最大のレベル5まで上げ切ってしまいましょう。
どのみちレベルが50になろうと
「挑発」は必ず使用するスキル、上げて損はしません。
スキルLv1 | スキルLv5 |
---|---|
パラディンが使用するのは
「触発」と「光の領域」です。
両方ともMPを消費して使用するスキルで、
「触発」は移動しながら敵を釣りあげる際にも使用し、
「光の領域」は20秒間継続するため
複数の敵と長時間戦闘する際に用いられます。
パラディン | |
---|---|
Lv12 | Lv18 |
「光の領域」は敵の脅威値を上げ続けるスキルであるため
「光の領域」でつくられた光る球体が出現した時こそが
【アタッカー】が最高火力を出して戦闘する瞬間です。
そしてこれも重要なことですが、
両方ともMPを消費して使用するスキルであるため、
MPが切れる=ヘイトを稼げなくなることを意味します。
このため戦闘中は
ヘイトスキルを使用できる程度のMPを絶えず残しておき、
攻撃・回復に使用するMPは
出来る限り節約する必要があります。
「自分も攻撃しなくては!」と焦って
攻撃スキルを連発し、MPを消耗してしまうことこそ
【タンク】を務めるパラディンにとって
必ず避けなければならない事態といえます。
ダンジョンの中で他のプレイヤーからの諫言に「ヘイトスキルって何ですか?」「挑発/触発って何ですか?」と聞き返しているようでは、【タンク】という役割を十全に果たすことはできません。必ず前もって、自身が使用するべきヘイトスキルを把握しておきましょう。 |
(3)【タンク】のロールで入場する
それでは実際に【タンク】のロールとして、ダンジョンに入場してみましょう。マッチング画面を開いてみてください。 | |
ええと……「ロールを指定せずにマッチング」? 「イベント」と「ノーマル」の部分に緑色の●が……これは一体、どういう意味なんでしょう? | |
どうやら、マッチング機能の2022年1月25日に改修された部分について、教導する必要がありそうですね。まずはマッチング画面の開き方から解説していきましょうか。 |
マッチング画面を開く
ダンジョンのマッチング画面は
通常画面 → メインメニュー
→ マッチング画面 → ダンジョンマッチング
または通常画面から直接、
マッチングアイコンを押すことで開くことが出来ます。
そしてこちらがダンジョンマッチング画面です。
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ダンジョンの種類
ダンジョンは、大きく分けて画面上部に表記されている
ランダムダンジョン、イベント、ノーマル、ハードの
4種に分かれています。
ランダムダンジョン | 単独、または4人未満のパーティーを組んだ状態で、ランダムに選択された他のプレイヤーとマッチングして、ダンジョンに挑みます。1日に3回まで、ランダムマッチング報酬が獲得できます。このランダムダンジョンのみ、ロールを指定しないマッチングは出来ません。 |
---|---|
イベント | レイドダンジョン「ザンバルド討伐戦」「ゼニーラッシュ」「テルティの鬼特訓」「素材ハンティング」その他イベント限定ダンジョンを選択して入場します。 |
ノーマル | ノーマル難易度のダンジョンを選択して入場します。サブクエストなどでクエスト達成のためにダンジョン攻略が指定されている場合もあります。 |
ハード | ハード難易度のダンジョンを選択して入場します。レベル50以上の上級者向けの難易度です。 |
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ロールの選択
ダンジョンの種類を確認した後は、ロールを選択してみましょう。2022年6月時点では3種類のロールが存在します。 | |
黄色の盾の紋章、防御担当が【タンク】、 | |
緑色の光の紋章、治癒担当が【ヒーラー】、 | |
赤色の剣の紋章、攻撃担当が【アタッカー】です。 |
さらに2022年1月25日に、ロールを指定せずにマッチングすることが出来るようになりました。チェックボックスにチェックを入れた状態でマッチングしてみてください。 | |
これは……!? 青い紋章が!? |
剣、盾、光の紋章……なるほど、全てのロールで、好みのロールで入場できるということですね? | |
正解です。この機能によって、たとえば5人全員が【アタッカー】の状態でマッチングを利用することが可能になりました。 | |
ただしランダムマッチングについては、これまで通り【タンク】×1、【ヒーラー】×1、【アタッカー】×3、のみでのマッチングとなります。注意してください。 |
ランダムダンジョン | 固定 | |||
---|---|---|---|---|
イベント | ||||
ノーマル | ||||
ハード |
普段【タンク】でマッチングをしていると、下見などを行う際に他のロールに切り替え忘れることがあります。また、意図せずロールを指定せずにマッチングをしてしまうことがあります。自身のためにも、他のプレイヤーに迷惑をかけないためにも注意しましょう。 |
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マッチングしやすいダンジョンの表示
2022年1月25日の改修によって
ダンジョンで募集中のロールに
プレイ中のキャラクターが該当する場合、
通常画面の右上部分に
マッチング画面への遷移ボタンが表示が追加されました。
実際にマッチング画面へ遷移してみると、以下のように
プレイ中のキャラクターでマッチング可能な
ダンジョンの種類と、個々のダンジョンが
強調して表示されます。活用していきましょう。
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マッチングについての知識
それでは次に、マッチングする際に知っておいた方が良い知識について、覚えていきましょう。 | |
マッチングは【1人】【2~4人のパーティー】で利用出来ますが……これによって何が起こるのか、推測できますか? | |
えっ……? 数が上手くかみ合えば、お互いに助かる……育まれる友情、そしてフレンドへ……などでしょうか? | |
ふふ……心が清らかですね。本来であれば、全てのプレイヤーがそういう回答になるのが理想なのですが……残念ながら、人間とは愚かなのです。 | |
正解は、地雷プレイヤーをキックできなくなるです。 | |
!! 一体どういうことなのでしょうか……!? | |
【タンク】であれば、いつかは必ずぶつかる地雷プレイヤーに対して、その矜持を以て『進軍か撤退か』を選ばなければなりません。今からその覚悟をしておいてください……。 |
まずはマッチングそのものについての知識を
確認していきましょう。
マッチングとは、ダンジョン攻略に挑戦するために
不特定のプレイヤーと
一時的にパーティーを組むことを指します。
以下の例を見ていきましょう。
【ダンジョンへの入場人数とロールの人数】
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ダンジョンへの入場自体は
1人でも、2人でも3人でも4人でも、5人でも可能です。
2~5人での入場では、パーティーを組んだ状態での入場となります。
→ 入場 |
---|
同じパーティー | |||||
---|---|---|---|---|---|
→ 入場 |
同じパーティー | |||||
---|---|---|---|---|---|
→ 入場 |
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また、ランダムマッチング以外のマッチングでは
ロールを担当するプレイヤー数が固定されていないため、
以下のようにロールの数を変更することが可能です。
アタッカー | アタッカー | アタッカー | ヒーラー | ヒーラー |
---|
アタッカー | タンク | ヒーラー | ヒーラー | タンク |
---|
【マッチングするダンジョンのレベル】
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マッチングした際に入場するダンジョンは、
5人の中で最も低いレベルに合わせたものとなります。
よって以下のような場合は……
Lv45 | Lv46 | Lv45 | Lv32 | Lv27 |
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→ → → Lv27相当のダンジョンへ入場
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この仕様は、パーティーを組んでいる時にも適用されます。
よって以下のような場合は……
同じパーティー | 同じパーティー | |||
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Lv45 | Lv46 | Lv45 | Lv60 | Lv58 |
→ → → Lv45相当のダンジョンへ入場
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【どのようなことが起こりえるのか?】
それでは、実際に起こりうる状況について
例を挙げてみましょう。
貴方はレベル40の中堅プレイヤー。
ランダムマッチングを利用した際に、
同一軍団の4人パーティーとマッチングしました。
彼らは全員がレベル65のカンスト勢。しかし……
貴方 | 同じパーティー | |||
---|---|---|---|---|
アタッカー | アタッカー | アタッカー | タンク | ヒーラー |
? | ? | 地雷 | ? |
ダンジョンを進んでいくと、やけにダメージを食らいます。
よく見ると、【タンク】で入場したプレイヤーが
一切ヘイトスキルを使っていません。
その上、同一パーティーの残り3人は
彼の地雷プレイを一切注意せずに
ダンジョンの奥へ奥へと突撃していっています。
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――全てのプレイヤーは、ダンジョン内で
迷惑なプレイヤーをダンジョン外へ蹴りだす
『キック』投票の呼びかけが可能です。
この『キック』投票は
呼びかけ人:1人、被投票者:1人と
1~3人の投票者で成り立ち、
パーティーの過半数の投票が行われると
投票されたプレイヤーが
ダンジョンから蹴りだされる仕組みとなっています。
貴方 | 同じパーティー | |||
---|---|---|---|---|
呼びかけ人 | 投票者 | 投票者 | 被投票者 | 投票者 |
? | ? | 地雷 | ? |
貴方が地雷プレイヤーのキック投票を呼び掛けたところで、
同じ軍団・同じパーティーの残り3人が
仲良しの友達をキックするでしょうか……?
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……つまり、同じ軍団などで5人中3人を固めてしまえば、あとはダンジョン内で好き勝手することが出来ると……し、しかし、対処法はあるんですよね……? | |
――考えられる手段を列挙していきましょうか。 | |
【1】ダンジョンから退場する:戦闘を放棄してダンジョンから退出します。ですが残りのプレイヤーが攻略報酬を受け取ることはまず変わりがなく、一方的に戦闘を放棄することで、自分自身もマナー違反となります。 | |
【2】リタイア投票を行う:自信を含めたパーティー全体でリタイア投票を仕掛けます。……まず投票に乗ってこないでしょうし、逆に、自身がキックされる可能性が高くなるでしょう。 | |
【3】いきなりアプリを閉じて、戦闘を放棄する:こちらもマナー違反行為であるうえに、残りのプレイヤーは攻略報酬を受け取るでしょう。自身が再度ログインすると、彼らが攻略済みのダンジョンに舞い戻って、自身も攻略報酬を得ることに変わりはありません。 | |
【4】その場で戦闘を放棄する:こちらもマナー違反であり、残りのプレイヤーがダンジョンを攻略して報酬を入手、自身が戦闘を放棄していようが自身も報酬を得て、それで終わりです。 | |
【5】対話を試みて説得する:まず、同じ軍団のフレンドに通話アプリを起動しており、文字チャットを閉じている相手には、対話も礼節も通用しません。 | |
仮に対話が可能だとして「タンク」「ヘイト」などの言葉で話しかけても、元々知らないからこその地雷プレイヤーである彼らには理解されない可能性が高く、それらの用語から説明し始めると猛烈に時間を食います。 | |
さらに彼らが高レベル帯プレイヤーの場合、敵の殲滅速度の方がこちらの会話の速度よりも圧倒的に早く、話が終わる前にダンジョンを攻略してしまう可能性もあります。 | |
そのため、細かい話をするよりは『あなたのプレイングは基本的知識を抑えた立ち回りではありません、Wikiを見て確認してください』程度の内容の会話で終わらざるを得なくなってきます。 | |
……これも一応は対話ではありますが、その間も彼らはダンジョンを攻略しているわけで、こちらとしては実質的に傍観しているのと然程変わりがないというのがダンジョン内での実情です。 | |
――これらを踏まえると、言うだけのことは言って、あとは傍観して自分も攻略報酬を受け取る、という手段以外の採りようが無くなってくる、というのが……正直なところかと思われます。 | |
考え抜いたうえで、自身がマナー違反を犯さないようにすると、自分自身が実質的にマナー違反・地雷プレイを追認する結果にならざるをえないと…… | |
このような、実によくできた皮肉な事態に陥らないためにも、自身がプレイングスキルを高めて、他のプレイヤーに模範を示せるようになることが大事ですね。 | |
――今回は関連する事柄でしたので話を逸らしてまでお話ししましたが、地雷プレイヤーへの対処法については、他のページなどで別途扱っていく予定です。 |
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【特性】の選択
ここまで「マッチング画面を開く」「ダンジョンの種類」「ロールの選択」「マッチングしやすいダンジョンの表示」「マッチングについての知識」を見てきました。 | |
いよいよダンジョンへ入場――といきたいところですが、その直前に大事なことがあります。そう、本作「ETERNAL」の特徴でもある【特性】の選択です。 | |
?? ……ロールは選択したはずですよね? | |
ええ。パラディンは3種のロールごとに【特性】を保有しており、選択の必要がないため関係ありませんが、他のジョブですと1つのロールに複数の特性が存在する場合があります。 | |
ダンジョンの入場直前に、この【特性】の選択を行うことになりますので、自分の使用する【特性】を間違えないように注意しましょう。 | |
たとえばウォーリアがアタッカーでダンジョンマッチングしたのであれば、アタッカーの特性【剛腕】【激情】のうち、どちらかを選択して入場することになります。 |
■ウォーリア
タンク | ヒーラー | アタッカー |
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【鉄壁】 | ―― | 【剛腕】【激情】 |
■パラディン
タンク | ヒーラー | アタッカー |
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【保護】 | 【神聖】 | 【審判】 |
■メイジ
タンク | ヒーラー | アタッカー |
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―― | ―― | 【火炎】【氷結】【短気】 |
■プリースト
タンク | ヒーラー | アタッカー |
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―― | 【治癒】【真言】 | 【影】 |
■ガンナー
タンク | ヒーラー | アタッカー |
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―― | ―― | 【速射】【狙撃】【機巧】 |
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――なお、単騎で潜った場合は
ダンジョン内でも自在に【特性】を変更できます。
特に攻撃時の属性が変わるメイジの方は
覚えておいて損はありません。
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マッチングそのものの流れ
【ランダムマッチングの流れ】
ロール選択 |
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↓
ランダムマッチング |
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↓
【特性】選択 |
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↓ ↓
攻略成功 | リタイア |
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【イベント&ノーマル&ハードマッチングの流れ】
ロール選択 & ダンジョン選択 |
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↓
単独で入場 or パーティーで入場 or マッチングで入場 |
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↓
【特性】選択 |
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↓ ↓
攻略成功 | リタイア |
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ダンジョン攻略リタイア・退場
先程少し触れましたが、ダンジョンの攻略成功の見込みがない(戦闘力不足、自分またはパーティーメンバーの通信状態が悪く戦闘継続が困難、など)場合、リタイアを行う可能性が考えられます。 | |
御存知無い方もおられるでしょうから、これについても触れておきましょう。 |
通常画面の下部にダンジョンアイコンがあります。
ダンジョン内部でこれを押すと、以下のように
ダンジョンから退場する(退場)と
パーティーメンバーがいる場合に可能になる
リタイア投票を行うための(リタイア)ボタンが表示されます。
こういう機能があったんですね、入口に青く光る渦状の退出口があるのは知っていたのですが…… | |
ええ、ダンジョンの入口には退出口があり、そこからも退出できます。画面右上のミニマップからもそれが確認できますね? | |
ただし、以下のように自身がヘイトを取ってしまった場合・戦闘中には退出が出来ません。注意してくださいね。 |
(6)戦闘時、ヘイトスキルをしっかりと使用する
レベル12に到達し、下見も1度ですが済ませたところで、ついに【タンク】としてダンジョンに入場です。まずは単騎で入場し、あなたの仕事ぶりを私に見せてください。 | |
わかりました! ふっふっふ……見ててください! ダンジョン「謎の集団の隠れ家」に、入場! GO! |
【Case.1】新人タンク見習いの場合
「ヘイトスキル「触発」を使用! そして……」
「そのまま奥へと進軍します!」
「次の敵とかち合ったところで、再度「触発」!」
「今回は単騎での入場ですが、本来であれば
ここでアタッカーが敵を攻撃してくれます!」
「ここの敵を討伐した後は、奥へ進軍して「触発」!」
「そのまま奥へ進軍します!」
「さらにその奥の敵に、忘れずに「触発」!」
「「触発」をしっかり使って、ヘイトを取る!」
――と、ざっとこんなもんですよ! どうですか!? | |
………………………… | |
では、今度は私が入場してみましょう。金色の装備を着用しているのが私です。それでは行きますよ……? |
【Case.2】ヴァレリアの場合
「ここは通路の幅が狭く、敵を誘導しても大差ないので
先にヘイトスキルを使います。どちらでもよいかと。」
「今回は左の壁を背にしましたが、少し進んで
自分←敵←アタッカーと挟み撃ちにしてもよいでしょう。」
「戦闘力に余裕がない、または
スキルが充実していない低レベル帯での攻略の場合、
敵は各個撃破を基本としています。撃破したら進軍します。」
「次は、会敵時のヘイトで敵を引き付けて、
左の壁際に誘導してからヘイトスキルを使用します。」
「次の敵も、さらに次の敵も同様に、
敵の左へ回り込んでからヘイトスキルを使用します。」
「いよいよ最初のボス戦です。」
「まっすぐ進軍して、会敵時のヘイトで
敵を誘導しながら左側面へ回り込んでヘイトスキル。」
……私の立ち回りと何が違うのか、お分かりになりましたか? | |
自分は敵に直進してヘイトスキルを使用、そのまま戦闘に移行しているのに対し、 | |
ヴァレリアさんは直進して会敵時のヘイトを取った後、左に曲がってからヘイトスキルを使用して戦闘しています…… | |
?? ……左に曲がるのって、そんなに大事なことなんですか? 右じゃ駄目なんでしょうか? ちょっとわからないです…… | |
左か、右か、に関しては、どちらでも構わないでしょう。問題は、なぜヘイトを使って敵を誘導するのか?というところにあります。――次のボス戦の画像をご覧ください。 |
敵のボスが範囲攻撃スキルを使用し、その直前に赤い攻撃範囲が表示されましたね? | |
……でも、敵を誘導した【タンク】は、敵の範囲攻撃が当たってますよね? どこに誘導した意味があるんでしょうか? | |
――このように敵が、敵の前面に範囲攻撃を仕掛けた時、敵の背面には範囲攻撃が及ばない、そうですよね? | |
そして敵の範囲攻撃にはいくつかの種類がありますが、敵の背面に対しても攻撃が及ぶものは、どのようなものでしょうか……? |
この図は一例ですが、敵の範囲攻撃には前面のみを対象とするものが多く、敵の背面から攻撃を仕掛けることで、範囲攻撃が当たらない・避ける必要がない状況が生まれます。 | |
よって、味方の【アタッカー】が攻撃を仕掛けるならば、敵の背面から攻撃をさせた方が、パーティー全体の被害は少なく済みます。 | |
また、これは味方の範囲攻撃スキルにも当てはまります。敵が一ヶ所に密集している場所にスキルを使用した方が効率が良く―― | |
【タンク】が前後を敵に挟まれた状態の場合、前か後のどちらかの敵にしか、味方の範囲攻撃が当たらないことになります。 | |
ですから複数の敵を誘導して、1ヶ所にまとめた状態で戦闘し、敵の被害が最大限に、味方の被害が最小限になるように、戦闘位置を決定してから戦闘を行うのが【タンク】の仕事、というわけです。 | |
ちなみに【タンク】も、敵に背後から攻撃されないように、可能な場合は壁を背にできるように敵を誘導します。 |
――とはいえこの時、注意すべき点があります。その点に注意しているからこそ、敵の側面に回り込んでいるのですが……なぜかお分かりになりますか? |
(作成中・・・)
(8)戦闘後、回復休憩を適宜はさむ
(作成中・・・)
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