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ディルモードのプロフィール

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ディルモード
"Dilmordo'

ディルモード

プロフィール

性別タイプ種族

英装
職業
武器
出身

誕生日 年齢
身長 体重
3サイズ

趣味
特技
長所
短所

エピソード

ブレイズの要

魔獣と人間の共存を目指す組織「ブレイズ」の代表

的な戦士である魔獣。


ブレイズの長老ラグロボスの片腕的存在であるディ

ルモードは、かの組織の要としてメンバーを束ねて

いる。

魔獣を迫害するオルダーナ帝国の兵に対しては率先

して戦い、逆に魔獣が不当な理由で人間を襲った時

には、それを防ぐために尽力。

ブレイズの施設内でも、異種族間での揉め事を仲裁

するような役目を負うことが多く、時には気性の荒

い魔獣たちが暴走しないよう睨みをきかせている。

そのため、彼はブレイズの魔獣からのみならず、人

間側のメンバーからも深く信頼されている。

人間、そして様々な魔獣がともに生活しているブレ

イズが、組織として支障なく活動ができているのは

彼の手腕によるところが大きいであろう。


また、ディルモードはその猛々しい外見からは想像

も出来ないほど博学であり、理知的な性格のため、

オルダーナ帝国の各地方駐屯部隊と非公式な捕虜交

換を行う際などでは、ブレイズの長老の名代として

その交渉を取り仕切ることもある。

交渉の場でディルモードを見たある帝国兵は、彼の

印象を次のように語っている。


「交渉の場に赤いその魔獣が現れた時、我々の中に

緊張が走った。

相手が相当な実力を持っていることが、その体格、

身のこなしからすぐに分かったからだ。

だが交渉が始まって、言葉を交わしていくうちにそ

の印象は大きく変わっていった。魔獣の口調や物腰

に荒っぽいところがまったくなかったのだ。

むしろ交渉相手である我々に失礼を働かないように

細心の注意を払っているようにすら見えた。

これまで我々は数々の魔獣と遭遇し戦ってきたが、

あのような強さと知性とを高いレベルで持つ魔獣は

初めてである。

ブレイズには、 このような魔獣がほかにもいるので

あろうか⋯?」

鮮血の魔獣

現在のディルモードはブレイズの中核メンバーとし

て、どんな時も取り乱すことなく冷静で知的な対応

を行っており、その判断力は人間側メンバーの学者

や魔導師たちすら舌を巻くほどである。

だが、かつての彼は今とはまるで正反対の人物だっ

たという。


ランゼリアの山奥で生まれたディルモードは、生ま

れながらにして体格や筋力が並外れており、幼い頃

からほかの魔獣との戦いに明け暮れ、そのほとんど

に勝利した。

そして、その強さから彼は「鮮血の魔獣」という二

つ名を付けられ、周囲から恐れられるようになって

いった。

ただ、その名にある「鮮血」はディルモードの赤い

体毛を戦いでの返り血と勘違いして付けられたもの

であり、彼自身は戦いや腕くらべは好んでいたが、

相手の生命を奪うことは稀であった。

当時、なぜ倒した相手の生命を取らないのかと聞か

れたディルモードは、次のように答えたという。


「はぁ?なんで、んな無駄なことしなきゃなんねー

んだ?」


彼は戦って破った相手の生命を取らないようにして

いた、というよりは、その者が生きていようが死ん

でいようが、まるで興味がない⋯つまりは無関心で

あったのだ。

戦いにおいての彼の関心は、勝利と、それによる自

分の強さの証明⋯このふたつのみであった。

またそれ故に人間に対しても、理由なく襲うような

ことは一切しなかった。


「人間?まあ、群れて来られたらメンドーだが、基

本、弱っちーだろアイツら。

あんなのを相手しても、しかたねーぜ」


⋯とのことであった。

戦いで負け知らずのディルモードのもとには、数多

の魔獣が媚びを売ってすり寄るようになり、彼はた

ちまちに大勢力の"頭"となっていった。


そんな中、ディルモードはあることを耳にする。

それは人間と魔獣の共存を目指すある一団が、彼が

縄張りとする地域の一部に拠点を築こうとしている

というものであった。


「オレ様の土地で断りもなく勝手されるのは、面白

くねーな」


人間など自分が軽く脅せば、恐れおののいて蜘蛛の

子を散らすように逃げていくだろう⋯そんな風に考

え、ディルモードは手下を連れてその一団のもとへ

赴く。

そこで自身の人生が大きく変わるとも知らずに⋯。

出会い

ディルモードは人間と魔獣の共存を目指す一団の前

に、大勢の手下を引き連れて現れる。

自分の姿を見れば相手は怯えて逃げ出すだろう⋯そ

う思っていた彼だが、一団は意外にも戦う構えを見

せていた。

そして一団の中より、1人のヨボヨボの老人が前に

進み出てくる。

その老人が一団の長だと思ったディルモードは、生

命をとらない程度に痛めつけようと、軽く拳を振る

う。

だがその拳が老人の身体に当たったかと思われた瞬

間、彼の視界は突如暗転。その身体は大きく吹き飛

ばされ、地面に叩きつけられていた。


「グゥッ⋯!て、てめえ⋯今、何しやがった!?」


立ち上がったディルモードは、今度は本気でその老

人に拳を振り下ろす。

だが、やはり何をされたかすら分からぬまま、吹き

飛ばされて地面に激突。手下たちが見ている前で、

そのまま無様に気絶してしまう⋯。


やがて意識を取り戻したディルモードだったが、老

人の姿はすでになく、大勢いた手下たちも1人とし

てその場に残っていなかった。


「手下どもは⋯オレを置いて逃げやがったか。

チッ⋯しゃあねぇ。

だがあのジジイだけは、このままじゃ済まさねぇ」


その後、ディルモードは己の誇りを取り戻すべく、

一団の長である老人を捜して幾度も挑み続ける。

だが、どんなに死力を尽くしても結果は同じで、手

も足も出ずに敗北を重ねるだけであった。


そんな中、一団が拠点を築いていた土地に巨大な嵐

が接近するという情報がもたらされる。

その規模は、かつてオルダーナ大陸で発生した巨雷

雲ゼラニアにも匹敵するほどのものであり、その嵐

が通過した後は周囲のものすべてが吹き飛ばされて

いた。

さすがのディルモードも嵐が相手では戦うわけには

いかず、その時ばかりは老人に挑むのをやめて一時

退避しようとする。

しかし、老人と彼を慕う一団の者たちは嵐から逃げ

ようとはせず、その場に留まってわずかに出来かけ

ていた拠点施設を守ろうとしていた。


「オレの手下どもは、オレが負けた途端、散り散り

逃げやがった。

だがコイツらは巨大な嵐が来ても逃げるどころか、

立ち向かおうとしている。

この違いはなんだ⋯?」


その行動に興味を抱いたディルモードは、拠点施設

を守ろうとする彼らに協力することを決意。

嵐の勢いは強烈で、周辺の木々はなぎ倒され、 一団

が作っていた施設も数多く倒壊していく。

だがディルモードの尽力もあり、一部の建物だけは

なんとか守り切ることに成功する。

嵐が過ぎ去った後、ディルモードは一団のメンバー

たちより感謝され、さらには自分が挑み、敗北を重

ねていたあの老人からも「助かった」と声をかけら

れる。

それらの言葉に、ディルモードは困惑する。

なぜなら、これまで他者より恐怖や憎しみ、媚びと

いった感情は向けられたことはあったが、誰かより

感謝されたことなど、ほとんどなかったからであっ

た。

しかし戸惑いながらも、その気分は決して悪いもの

はなかった。


「ふん⋯。だがまあ、こういうのも、悪くねえか」


その後、ディルモードはその一団⋯ブレイズに正式

に加入する。

ブレイズのメンバーや、その長であり、かつて自分

を叩きのめした老人ラグロボスに、自身の力をさら

に認めさせるために⋯。

さらなる成長

ブレイズに加入したディルモードは、当初こそ自身

の力をほかのメンバーに認めさせるために活動して

いたが、やがて組織の目標である「人間と魔獣の共

存」に本気で取り組んでいくようになっていく。

同時に、かつて自分を負かした老人ラグロボスの近

くで働くようになったことから、その器の大きさを

実感。張り合おうとしていた気持ちは、深い敬意の

念へと変わっていった。


そして月日は流れ、ディルモードはブレイズの中核

メンバーの1人として組織の者たちをまとめる立場

になっていったが、ブレイズ自体もある時より大き

な変化が起こり始める。

それは、魔獣排斥を掲げるオルダーナ帝国がグラン

ゼリアを統ーし、その支配を良しとしない者たちが

一斉にブレイズに加入してきたことであった。

組織の規模が急速に大きくなり、これまでにない盛

り上がりを見せるブレイズだったが、それは良いこ

とだけを生んだわけではなかった。

人員が増えたことで、組織内の諍いも一気に増加し

たのだ。

元々人間と魔獣がともに生活するブレイズでは、そ

の生活様式の違いから揉め事が少なくなかった。

これまでは人員の数が少なかったため、ラグロボス

の人徳やディルモードたち中核メンバーが取り締ま

ることでなんとか問題は収まっていた。

だが組織の規模が大きくなったが故に、これまでと

同じ方法では収集がつかなくなってしまったのだ。


「こりゃ、まずいぜ⋯」


このままではブレイズは内部より瓦解しかねない

⋯そう肌で感じて焦るディルモードであったが、力

を示して他者を従わせる以外に人々を束ねる方法を

知らない彼にはどうしようもなかった。

だが、そんな彼に声をかける者がいた。

それは、ラグロボスの盟友として人間側の長老に就

任したミューレンであった。


「お前さん、悩んでいるようじゃのう。そういう時

は先人の知恵を頼ってみてはどうじゃ?」

「せんじんの⋯ちえ?」

「本じゃよ。」


そう言われ、ディルモードはミューレンより本を1

冊渡される。

これまで本などまったく読んだことのない彼は「こ

んなもの⋯」とバカにしていたが、それでもブレイ

ズの長老から勧められたものを無下にするわけにも

いかない。

とりあえず、試しに読み始めてみたところ⋯


「む⋯こりゃ意外と⋯」


すぐに本の魅力に取り憑かれてしまう。

本を読んでこれまでにない知識を得る⋯それは彼に

とって初めて体験する楽しさ、喜びであった。

渡された本を一晩で読み終えてしまったディルモー

ドはミューレンから次々と本を借り、それらを片っ

端から読破。ついにはミューレンが驚くほどの知識

を蓄えるようになる。


「そうか⋯よく分かった。これまでの私は力に頼っ

た"獣"に過ぎなかったのだな。

恥ずかしい限りだ⋯。

だが今の私ならば皆の諍いを鎮めることができる」


そうしてディルモードは数々の本より得た知識を活

かし、膨れ上がったブレイズの人員をまとめるため

の規則をいくつか作り上げる。

それらは魔獣、人間、どちらも公平に扱われた優れ

たものであり、その規則が発表されて以降、両者の

諍いは目に見えて激減していった。

ディルモードが作成したその規則を見たラグロボス

は、笑ってこう述べたという。


「フォッ⋯なるほどのう。

あやつもなかなか面白い成長をしたものだ」


自身を変化させ成長していったディルモードは、そ

のきっかけを与えてくれたラグロボスやミューレン

に対して高い敬意を払うようになり、それはミュー

レンの家族にも及んだ。

中でもミューレンの孫娘に対しては赤ん坊の頃から

大切に接しており、それは過保護とも言えるほどで

あった。

ある日、彼女よりもらった懐中時計は、ディルモー

ドにとって大切な宝物となっている。


その後も、ディルモードは軍規、施設運営などにつ

いても、数々の改革を実行。

そして戦士たちを鍛える一方で、暇を見つけてはブ

レイズの子供たちに学問を教えて、知識の大切さを

説いている。

いずれブレイズがオルダーナ帝国と対等に戦うだけ

の力をつけ、グランゼリアより魔獣排斥の風潮を払

拭できる時を迎えるために。


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ゲーム情報
タイトル ラストクラウディア
対応OS
    • iOS
    • リリース日:2019/04/14
    • Android
    • リリース日:2019/04/14
カテゴリ
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