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フローレンスのメモリー

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プロフィール

フローレンス
身長163cm体重47kg
血液型A型誕生日2月3日
ラメントFlag ( / EN)
Song byWakana
CV諏訪彩花
教皇に洗脳され、 護ると誓った幼馴染のフォル ティナを傷つけてしまう。 洗脳されて騎士団隊長 になっていたが、 元は故郷の村の自警団に所属し ていただけで騎士ではない。 フォルティナとの絆 は強く、互いに信頼しあっている。

メモリ一

1話

私は、あの子に救われた。


幼い頃、厄介な流行り病にかかった

私は生死を彷徨った。


誰もが助からないだろうと匙を投げた。

私も諦めていた。


しかし、あの子だけは、フォルティナだけは、諦めなかった。


病でうなされる私を励まし、寝る間も惜しんで看病してくれた。


「やめろ。お前まで伝染るぞ。もう放っておいてくれ」


そう一度は手をはねのけたのに、彼女は決して諦めなかった。

何日も神に祈りを捧げて——

その姿は、天の使いのようだった。

2話

彼女の懸命な看病のおかげで、私は一命をとりとめた。


この疫病は村一つ平気で滅ぼす程に強力なものだ

……私が助かったのは奇跡に近い。


そして、その奇跡を与えてくれたのはフォルティナだ。

彼女が諦めなかったから、 私は今ここにいる。


もしこれが、彼女がいうように神の意思だというなら、私は彼女を護るために生かされた のだろう。


だから私は誓った。

神にではない、自分自身に……

彼女に救われた命、 彼女のために使おうと。


フォルティナは私が護る……

それが私の、揺るぎなき誓い——

3話

それから数年の月日が経過したある日……

また疫病が村を襲った。

私が幼少時にかかった病と同じものだ。


時間と共に増えてゆく死人……

だが、それよりも気がかりなのはフォルティナの心情だ。


疫病が蔓延し始めてから、ずっと教会で祈りを捧げているようだが……

また断食などしないといいが。


心配になり私が教会に尋ねにいくと、そこにいたのは……

魔女と化したフォルティナだった。


私は不安そうな彼女を強く抱きしめた。

大丈夫だ、 フォルティナ……

気付いてやれなくて、 すまなかった。

急にこんな事になって怖かっただろう……


もし君がいうように、これが試練だというなら、 私も君と共にその試練に挑む。

君を一人にはさせない……

必ず護ると、誓ったからな。


大丈夫、 私達二人なら、きっと乗り越えられる。

4話

それからしばらくして……

フォルティナが教皇に呼び出された。

魔女狩りの対象になったのかと一瞬肝が冷えたが、

どうやら彼女を元に戻すための召喚らしい。


しかし何故、手紙には私の同行についても書かれていたんだろうか。


嫌な予感がする……私の考えすぎならいいが。


警戒しつつも二人で教皇との謁見に臨んだ時……

教皇がフォルティナを 「魔女め」 と罵声を浴びせた。


私はカッとなり教皇に反論した。

フォルティナが災厄の魔女だと?

ありえん……彼女は……


だが教皇に槍を向けられた瞬間……

視界が大きく歪んだ。

5話

なんだ、 これは……

視界が、 記憶が、 意識が、 呑まれてゆく。


『白』 に塗り潰されてゆく……待ってくれ……

その記憶だけは、その子だけは、 消さないで……


遠い昔、 誰かが私に笑いかけてくれた……

ような気がする。


その日だまりのような笑顔に、 私は救われた。

大好きだった。


何に代えても護ると、 私は私自身に誓った。

かつて私を救ってくれた、あの光を……


待って、 消えないで、 消さないで……

……ル……ティ、ナ……


ナニカが、 零れ落ちた気がした。

そのナニカは私にとって、とても大事なものだったような……


次に気が付いた時、私の目の前に、見知らぬ魔女が倒れていた。

6話

私が魔女を倒した? 一体いつ……

妙だ、記憶が曖昧で、 意識がはっきりしない。


その時、教皇様に呼ばれた……

ああ、そうだ、 思い出した。

私は一一聖槍騎士団の隊長。


幼い頃に教皇様に命を救って頂き、彼女に忠誠を誓った。

それが私……

フローレンス、騎士団の隊長……


教皇様、 貴女に仇なす魔女を退治しました……

そういって私は彼女の前に跪いた。


そうだ、全ては教皇様のご意思のままに……

それが、私の揺るぎなき誓い——


それから私は教皇様の命で、 杖を持った男を始末するため、男の行方を探した。

魔女を従えて、この世界に災厄を振りまいている 悪しき存在らしい。

早々に片付けなくては……教皇様のためにも。

7話

ようやく見つけた……

私は杖を持った男に戦いを挑んだ。


しかし刃を交える寸前······

男の持つ杖から強い光が放たれた。

その光に触れた瞬間、 私の中で数多の記憶が巡った。


っ……この娘は、誰だ?

魔女……いいや、違う。 この子は……

フォル、ティナ……そうだ、 フォルティナ!

私が護ると誓ったのは彼女だ……

教皇などではない!


全て、 思い出した。 私はなんて事をっ……

あの子は私を救ってくれたのに……

それを、私は…… 傷つけてしまった!

いっそのこと君の手にかかって死ねたら、 どんなに楽か……。


だが、それでは君を救えないままだ。

たとえ、あの笑顔が二度と私に向けられる事がなくても……必ず君を救ってみせる。

待ってろ、 フォルティナ……今、行く!


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第1話


第2話


第3話


第4話


第5話


第6話


第7話





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ゲーム情報
タイトル メメントモリ
対応OS
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カテゴリ
  • カテゴリー
  • RPG(ロールプレイング)
    美少女・萌え系ゲーム
ゲーム概要 せつなくて、美しい。一瞬で別世界へ。

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