コーデ ストーリー
ニキ関連
前景 | ジョブ・ルーニー | お誕生日おめでとうございます! サクラ様が盛大なパーティーを計画していらっしゃるとか。どうぞお楽しみに! |
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ヘアスタイル | ポポ | ニキに出会ってから、毎日がとても楽しい! 誕生日おめでとう。ニキはきっと素晴らしいスタイリストになるよ! |
ドレス | サクラ | ニキ、お誕生日おめでとう! やっぱりあなたにはホワイトとパステルピンクが一番似合うわね。私の予想通りよ。 |
靴下 | スー | 世界一かわいいニキ!ハッピバースデー! イケメン彼氏ができるといいね!いて座はしし座と相性がいいのよ! |
シューズ | リンレイ | ニキ、私にとって貴女との出会いは一生の宝物よ。 貴女と出会えて良かった。生まれてきてくれてありがとう。 |
頭 | アイアンローズ | ニキ、あなたは我々の良いライバルよ。 今度会ったときこそ、アイアンローズの真の実力を見せてつけてやるわ! |
頭+1 | アウラ | ニキ、誕生日おめでとうっ!私がニキのために書いた誕生日の歌を歌ってあげるね! 「ハッピーハッピー毎日~」 |
首 | ロイス | ニキ、きみを思って選んだネックレスだよ。 僕がつけてあげようか?ほら、恥ずかしがらずにこっちにおいで。 |
右腕 | 白蓮 | ニキ、あなたとの出会いが今回の旅の中で一番不思議なことだ~! 私たち、誕生日も一緒だったらいいのにね。 |
左腕 | ジェーン | 暖練習に付き合ってくれてありがとう。 もっと素敵な自分になれるように頑張ってるよ。また一緒に練習してね! |
後景 | モモ | 焼肉とニキが一緒に海に落ちたらだって? 安心するにゃ!ボクは絶対ニキを先に助けるよ!いつもありがとう! |
地面 | ニーズヘッグ | ニキ、君はとても優秀なスタイリストだ。 誕生日おめでとう。またリリス王国のコーデコンテストで会おう。 |
ドレス | ニキ | キャンドルをつけて、大切な友の姿とずっと追いかけている夢を思い浮かべながら、そっと火を吹き消した。 |
メイク | ニキ | たくさんの人に祝ってもらえて、本当に素敵なお誕生日だったかな。 みんなありがとう。これからも、よろしくね! |
グレイクロウ関連
登場人物 | ナース | 《パテール連邦》小悪魔ナース |
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少年 | 《パテール連邦》真夜中の怪盗 |
ヘアスタイル | 医者「グレイクロウ」は、アンダーワールドの銀髪の悪魔。 ただ静かに獲物がかかるのを待っている。 |
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コート | 路地裏の第6診療所には悪戯好きのナースと患者の生死を顧みない銀髪の医者がいる。 人呼んで悪魔の診療所。 |
ドレス | 大陸の無法地帯の小さな診療所は今日も愚かな人間を待っている。 「さぁ、君は魂と引き換えに何を希う?」 |
トップス | 闇の王国に迷い込んだ少年は銀髪の悪魔に請い願った。 魂と引き換えに最高のアイデアを手に入れたいと。 |
ボトムス | そして不治の病に冒された少年は、死ぬ前に人生で最後のデザインを完成させてほしいと祈ったのだ。 |
両腕 | 「それでは始めよう」私は少年の美しい体にメスを入れた。 少年の最後の望みを叶え、魂を奪う。 |
両手 | 3時間前。「いいか?これで君の魂は君の物ではなくなる」 怯える眼を向ける少年に私は念を押した。 |
顔 | 「希望なき魂を一瞬の輝きに換える。人間は実に興味深い......」 昏睡する少年の頭を優しく撫でた。 |
前景 | 君は私の最高傑作だ。 君の魂を永遠に保存しておくために、心臓を取り出し標本にしておこう |
後景 | 「私の愛しき7号ヴィッカーズ、君の魂は私の支配下に置かれた。君が設計した最後の作品はどこだ?」 |
シューズ | グレーゾーンに生き、アングラ世界の頂点に立つ。 数多の闇の勢力がこの医者を包み込もうと試みている。 |
メイク | 悪魔に心はない。喜びも悲しみも、彼は何も感じない。欲しければ奪うのみ。 永遠と言えるのは死だけ。 |
登場人物 | ドクター | 《パテール連邦》悪魔のドクター |
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7番の標本 | 《パテール連邦》真夜中の怪盗 |
ヘアスタイル | 私は第6診療所のナース、ももこ。永遠の18歳、独身。 一番のお気に入りはドクターの7番の標本。 |
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ドレス | パテール連邦とノーザン王国の国境は無法地帯。 私は怪しい医者に拾われるまで、ここで育った。 |
ドレス | この小さな診療所では、悪魔の医者が冷たい笑みを浮かべ、ナースは患者を冷やかしてばかり。 |
靴下 | 「どんな能力が欲しい?魅惑的な容貌、最高に器用な手、アイディアが湧き出す頭脳……何でもいいよ」 |
シューズ | 手術により能力を得る条件として、魂を悪魔に売らなければならない。 手術が成功すると同時に寿命を縮む。 |
頭 | ここに来るのはバカな人間ばかり。 ここで魂を悪魔に売り渡すと、一時的に神秘の能力を手にする。 |
耳 | 「どんな願いも思いのままよ」「え?じゃあお医者様を彼氏にできる?」 患者の少女は嬉しそうにそう言った。 |
両腕 | もう少し揶揄って遊んでいたかったけど、そろそろお医者様の手術が始まる。 私は少女に手を振り手術台へ向かう。 |
右手 | 「大丈夫、痛くないよ」患者の腕に針を刺す。 だって前に痛いって言った人はもうこの世にいないもの。 |
後景 | 私の好物は桃色の点滴液。 私はパテール連邦出身だけど、甘いリリスの乙女の血が1番美味しいの。 |
メイク | 「迷える子羊よ、魅惑の世界へようこそ」お医者様が囁く。 「さあ、悪魔と取引しましょ」私は微笑む。 |
※《パテール連邦》悪魔のドクター過去編
登場人物 | ナース | 《パテール連邦》小悪魔ナース |
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妹 | 《パテール連邦》学園のアイドル |
ヘアスタイル | 「そういえば先生は、どんな学生だったんですか?」 隣に座るナースが不意に私にそんな質問を投げかけてきた。 |
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シューズ | 「そんなに気になるかい?」「はい」この子にはしてもいいか。 私が『悪魔の医者』と呼ばれる前の日々を。 |
ボトムス | 私には妹がいた。 小さい頃はよく一緒に遊んだものだが、私は5歳の頃妹が病気を抱えていることを知った。 |
左手 | 夜、眠れなくてリビングに行くと両親が話しているのを聞いてしまったのだ。 妹が18歳まで生きられないことを。 |
肩 | 両親から今の医療技術では治らないと言われ 妹の病気を治すためにその日から医者を目指すことにした。 |
首+α | そして、家族とも距離を取り勉強だけに没頭した。 だけど、今では少しだけそのことを後悔している。 |
コート | その後、私は医学部に合格し高校を卒業するとき妹と約束を交わした。 「君の病気は必ず僕が治すから」と。 |
トップス | だが、妹の時間は私が医者になる前に止まってしまった。 18歳の5月に。私は約束を守ることができなかった。 |
ドレス | 妹は現在も18歳の姿のまま眠らせてある。 いつか私が君を治し、またその笑顔が見れる日が来ると信じて。 |
メイク | 「なんで私に話してくれたんですか?」「似ているんだよ。君の笑顔が私の妹に」 「私も永遠の18歳ですからね」 |
※《パテール連邦》悪魔のドクター過去編
登場人物 | お兄ちゃん | 《パテール連邦》学園の生徒会長 《パテール連邦》悪魔のドクター |
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ヘアスタイル | お揃いの金髪の2つ上のお兄ちゃんは小さい頃から勉強ばかりしていた。 家族ともあまり口もきいてくれないの。 |
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靴下 | 「なんでそんなに勉強ばかりしてるの?」って聞いても全然教えてくれないの。 だけど少しでも構って欲しくて。 |
腰 | お兄ちゃんと同じ高校に生きたくて私は必死に勉強した。 勉強は苦手だったけどお兄ちゃんが偶に教えてくれた。 |
首+α | そのおかげで、なんとか合格できた。 少しだけお兄ちゃんに追いつけた気がして嬉しかった。毎日が幸せだった。 |
シューズ | だけど、そんな幸せな高校生活は半年で終了した。 学園で突然目眩に襲われ気を失い、気が付くと病院だった。 |
トップス | 目を覚ますと泣き面のお母さんがいた。 「私、病気なの?」「そんなことないよ」でも明らかに嘘だとわかった。 |
コート | 「本当のことを教えて」 そういうとお母さんは私が18歳まで生きられない病気だということを教えてくれた。 |
頭 | そして、お兄ちゃんが私を助ける為に医者を目指していることも。 どうやら小さい頃に私たちは約束していたらしい。 |
ボトムス | お兄ちゃんの卒業の日。再び私たちは約束を交わした。 「絶対に治すから」「うん。信じてるね、お兄ちゃん」 |
登場人物 | ヴィッカーズ | (元)7号標本 |
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グレイクロウ | 《パテール連邦》悪魔のドクター | |
ドロシー | 《パテール連邦》クライムファイター | |
妹 | 《パテール連邦》学園のアイドル |
ヘアスタイル | 目を開けるとそこはある日、眠りについたままだった。 「おはよう、ヴィッカーズ。身体の調子はどうだい?」 |
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腰 | まさかまた人間の姿に戻れるなんて。 あいつがこの日の為にオレの心臓を標本にして保存してくれていたらしい。 |
耳 | 「そんなに悪くはないぜ」「それはよかった」 幼馴染で親友のグレイクロウとは久しぶりの人間の身体での対面だ。 |
右腕 | 『7号』という名前で診療所に骸骨の姿で置かれていた。 骸骨の時もあいつと2人の時だけ話すことはできた。 |
トップス | 「目覚めてすぐで悪いんだが、君に仕事を頼んでいいかな?」 「おう、任せろ。オレに拒否権なんてねぇよ」 |
首 | 病に侵された身体で診療所に辿り着き、 オレは『最高のアイディア』と引き換えにグレイクロウに魂を渡した。 |
コート | そして最後のデザイン図を完成させると同時に死んでしまったのだ。 あいつに「完成させて欲しい」と頼んで。 |
ボトムス | 2ヶ月くらい前から、あいつの裏の仕事を手伝っている。 妹を生き返らせるには魂やら色々足りないらしい。 |
靴下+α | 今回は監獄に忍び込むからと言ってあいつに用意されたのは白黒の囚人服。 はっきり言ってかなりダサい。 |
シューズ | 「毎回思うんだが、衣装はどうにかならねぇのか?」 医者としては優れているがコーデについては勉強して欲しい。 |
シューズ | 「私が君の為にせっかく用意したというのに」 「それは分かるが、こんな髑髏のベルトは久しぶりに見たぜ」 |
メイク | 仕方なく、あいつのクローゼットの中にある一番マシなファーの付いた黒いコートを肩に掛けて診療所を出た。 |
刺青 | 赤い首輪には特別な能力がありこれを外すとこの身体で動くことができなくなるから、仕方なく付けている。 |
後景 | 仕事が終わったら、あいつに少しコーデについて教えてやろう。 オレのデザイン図はゆっくり進めればいいから。 |
ドレス | 今回のターゲットはドロシーという少女。まぁ、オレに盗めないものなんてない。 今回もすぐに終わらせてやる。 |
登場人物 | クルト | 《パテール連邦》真夜中の怪盗 |
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親友 | 《パテール連邦》人気アイドル | |
グレイクロウ | 《パテール連邦》悪魔のドクター |
頭 | 優秀な捜査官ドロシー。 連邦警察の国際協力申請書が来てアタシは1週間前、クルト逮捕本部に配属された。 |
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前景 | 2か月前から『クルト』と名乗る怪盗がこの町を騒がせている。 彼の目的など詳しいことはまだ分かっていない。 |
ヘアスタイル | クルトは毎回予告状を出してくる。 ナメられてる感じがして、すんごいムカつく!3時間前から張り込み開始。 |
両手 | 今回クルトが指定した場所は監獄だった。 自分からアタシたちの縄張りに脚を踏み入れるなんていい度胸ね。 |
耳 | 今までアタシから逃げられた人はいない。 アタシに捕まえられない人なんていないんだから覚悟しなさい! |
ドレス | 24時ぴったりに監獄内にサイレンの音が鳴り響いた。 ようやくクルトのお出ましね。対クルト用の武器も完璧。 |
右腕 | トランシーバーに緊急連絡。 『クルトはグレイクロウの仲間の可能性が高い。警戒レベルを引き上げるぞ!』 |
手袋 | 悪魔の医者、グレイクロウ。アタシの大事な友達の魂を奪った男。 あいつの仲間なのだとしたら絶対に許さない。 |
シューズ | あいつに魂を売ったアタシの親友は超人気アイドルになった。 でも彼女の顔からは、本物の笑顔が消えた。 |
靴下 | サッと廊下に現れた黒い影。『こちらドロシー!クルト発見!』 アタシは一目散に黒い影を目掛けて走り出した。 |
靴下+α | クルトは足音に気が付いたのかこちらを振り返る。 そしてニヤッとした笑みを浮かべ、走る速度を少し緩めた。 |
刺青 | 「油断したわね。捕まえたわよ!」クルトの頭に拳銃を突きつける。 「殺されたくなかったら大人しくしなさい」 |
顔 | 「元気な奴は嫌いじゃないぜ。でも油断してるのは......」 クルトに向けて警官が撃った弾がアタシの頬を掠めた。 |
メイク | 「っ……」アタシが少し怯んだ隙にクルトは余裕そうな笑みを崩さず抜け出した。 「可愛い顔が台無しだぜ」 |
ドレス | 頬に触れると何か張られていた。 「欲しいものは君から貰ったから今日の所は退散するか」「待ちなさい!」 |
後景 | 「オレのこと、いつか捕まえてね♪」そう言って身を翻し闇へと消えていった。 盗まれたのは一体アタシの何? |
登場人物 | グレイクロウ | 《パテール連邦》悪魔のドクター |
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ナース | 《パテール連邦》小悪魔ナース |
頭 | 「それでは、現在大人気アイドルつぼみちゃんの登場です!」 ずっと憧れていた世界。臨んでいた歓声。 |
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ヘアスタイル | 左手首にある『6』の印に口付けをしてそっと隠す。 そして私は眩しいスポットライトの中へと一歩踏み出した。 |
コート | 「今日も盛り上がっていくよ~!」こんなに沢山の人の前で歌えるなんて。 3か月前までは思ってもいなかった。 |
首+α | ちょうど今から3か月前。私は悪魔の医者と契約をした。 第六診療所にいる銀髪の医者、『グレイクロウ』と。 |
右腕 | アイドル活動を始めて4年が経ち全く人気が出なくてそろそろ引退を考えていた時、 第六診療所の噂を耳にした。 |
手袋 | 怪しいなぁとは思ったけど、背に腹は代えられない。 私はその噂を信じ第六診療所へと向かったのだった。 |
ドレス | 噂の場所には小さな診療所があった。 恐る恐る中へ入ってみるとそこには桃色髪のナースと銀髪の医者がいた。 |
靴下 | 「なんでも叶うんですか?」 「きみが魂を差し出すならね」 アイドルを続けられるならば魂なんて惜しくはない。 |
シューズ | 「さぁ、君は魂と引き換えに何を希う?」 銀髪の医者は不敵な笑みを浮かべ、私にそう質問してきた。 |
前景 | 「魂くらいあげます。だから私にアイドルとして成功する『人気』をください」 「よし、それでは契約成立だ」 |
メイク | 手術後、身体にこれといって違和感はなかった。 「これできみは大人気のアイドルになれるだろう」 |
頭(報酬) | 次の日から私の生活は一転した。 突然主演ドラマやライブツアーが決まり、大人気アイドルとなった。 |
ドレス(報酬) | 今まで誰も私に興味を示さなかったのに。 命が尽きるまで、絶対にアイドルとしてステージに立ち続けるんだ。 |
ポポ関連
エレガントロング(桃) | シンプルなカルファのロングスカート。 ポポはこの大きなリボンがお気に入り。 |
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靄の蝶(赤) | ポポの結論では、スーがモテるのはバッグを沢山持ってるからとなっている。 |
甘酸っぱい記憶 | バレンタインの朝、ポポは小さな箱を貰いました。 あけてみると、チョコの代わりにピンクのリボンが...! |
リンレイ関連
リンレイ | みんなの憧れ的な存在のリンレイのヘアスタイル。 |
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コトコトあずき | リンレイは雲上帝国の聡明で優しい女の子。 スープを作る姿ひとつ取っても美しい。 |
エレガントロング(青) | シンプルなカルファのロングスカート。 リンレイはこの柔らかな質感がお気に入り。 |
雲柄レーススカート(紺) | リンレイがこのスカートを穿いて雲上帝國のダンスを踊ったとき、 モモはよだれをたらして見ていた。 |
フィッシュボーン | 魚の骨すらデザインになるのに、 リンレイはなんでネコのTシャツを作らないのかとモモ憤慨。 |
絹工房の女将 | 月下城下の絹工房。女主人は人柄も良く、慈愛に満ちた女性。 彼女の一人娘の名はリンレイ。 |
サクラ関連
スターリーナイト | パテール連邦アパレルグループの唯一の後継人である若きサクラは、 このスターリーで実力を見せつけた。 |
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交差する視線 | サクラがデザインした新作ミニスカート。 テーマはバレンタインで、ベリー色のチェック柄がおしゃれポイント。 |
豪華な花盛り | サクラがアレンジしたヘアスタイル。 ジョブ・ルーニー「この前髪、どこかで見たことあるような……」 |
花と蔓 | ジョブ・ルーニーの新作。 彼はミルフィーユのような裾が気に入ってるけど、サクラはやり過ぎだと思ってる。 |
花蔓の礼靴 | この花と蔓は人口で品質問題はないとジョブ・ルーニー氏はサクラ嬢を再三説得した。 本物みたいだけど。 |
百華 | 元は「百花」という名だったが、あまりに華麗なのでサクラが一字変えて「百華」と名づけた。 |
花蔓と真珠の腕飾り | サクラはこのブレスレットが大のお気に入りで、ジョブ・ルーニーに追加発注したみたい。 誰かに贈るの? |
マーサ関連
マーサの制服(青) | マーサはリリス王国のファッション学院で見習い中。 これは彼女の制服。 |
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マーサの制服(赤) | 「マーサって素敵な制服ばかり!」 「マーベル大陸の学校に通ってるからね」 |
マーサの制服(緑) | ある日の午後、カバンの中にラブレターを見つけた。 それは自分が片思いしていた男の子からだった。 |
ニットベスト(青) | マーサの着ていた制服を覚えてる? このベストは男子の制服なんだ。 |
ニットベスト(桃) | 先輩に片想いをしているマーサのために、 ニキが特別に選んだ無敵のピンクニットだよ! |
生徒会長 | 文学少女マーサが片思いしているという先輩は、 どうやら生徒会長らしい...... |
チョコレート | 憧れの先輩のために15回作り直したマーサ。 渡すチョコには小さなハートを添えて。 |
恋のシフォン | 耳寄り情報:このワンピは文学少女マーサの最近のお気に入り。恋。恋かぁ……。 |
先生のクローゼット(青) | マーサと先輩の話を聞いて、 先生は思わず自分の青春時代を思い出してしまったそうです。 |
夢影(銀) | マーサは卒業式のプロム用ドレスを準備していたが、 ベアトップはすべて先輩に却下されてしまった。 |
お当番 | 「マーサ、落ち葉拾いで襟元に木の葉が付いているわよ」 「あぁ、これそういうデザインなの......」 |
靄の蝶(茶) | 恩師の結婚式に出席したマーサが、くじ引きで当てた2等賞の賞品。 |
マーサのショート | お母さんに枝毛を切ってもらったら、 こんなショートにされちゃったよ! |
ルーチン | マーサのデザイン学院時代のクラスメート。 まっすぐで心の優しい女の子。 |
チャム | いつもそばにいてマーサを励ましてくれる、心優しき親友。 |
ポイント | 大学生のマーサによると、 「ポイント」というモンスターが「A」の文字のある服を食べてしまうとか。 |
小花の髪飾り | 「僕ってピュア...」 「モモ!こっそりマーサのカチューシャなんてしてどうしたの?」 |
スー関連
暖かい冬 | ふわふわなファーがアクセントの赤いパンプス、美脚効果抜群! スーはデートで愛用中。 |
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白蓮関連
初めての恋ピンクニット | 今日はデート! 白蓮は迷った末に、このリボンが付いているピンクの可愛いニットに決めました。 |
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その他
星占い師は童話に着想を得て、ホワイトスワンの衣装と豪華絢爛たるダイヤのアクセサリーを自作した。それを目にした者は、誰もがこれほど高潔な作品は見たことがないと絶賛した。
それからしばらくして、噂のホワイトスワンが出演する12月劇団のミュージカルが一大ブームを巻き起こした。人々は凍てついた湖面で純白の羽を広げて踊る天女のような白鳥の姫を一目見ようと殺到した。その純真な瞳は澄んだ湖面のように輝き、清らかな水晶のごとき心を映し出しているに違いないと思いを巡らせながら……
だがその思いは見事に裏切られた。星占い師の真の目的は純潔の賛美ではなく、この世に闇をもたらすことだったのだ。灼熱のライトの下、純白は熱狂に溶かされ、生まれ変わった華麗な羽を負う純潔な体はその重みに耐え切れず、真の覚醒を始めた……
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もう苦労して王子様の登場を待つことも、つまらぬ報復に望みをかけることもない。白鳥は純真である為にもがくのではなく、自身の欲望に従い強く生きようと決めたのだ。
そして純白の羽はついに熱狂に触発され、漆黒の羽へと変貌を遂げる。
「欲望が純真を凌駕する時、野心が無垢を打ち破る。わたしの王妃よ、どうかこの冠を!」
「きらめく黒ダイヤよ、わたしは欲望に忠実に生きると決めたのだ。わたしに全ての魔法と力、欲望の中でも怯えることなき心を与えたまえ!」
白鳥は墨汁を清らかな湖水に傾け、魅惑を澄んだ瞳に注ぎ込むと、黒鳥となり闇夜に向けて羽を広げた……「わたしは優雅に、魅惑的に舞い踊る。この脚でどこまでも行き、意のままにこの世を動かして見せよう!」
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リリス王国の令嬢達の間では、パレスのマリオネットを持つのがある種のステイタスである。腕利き職人であるパレス人形店の主人が生み出すマリオネットは、大金を積んでも入手困難な逸品ぞろいであった。それでもパレスは現状に満足せず、本物の人間のようにリアルなマリオネットを作りたいと願っていた。
店のちょうど真ん中に、作りかけの人形が置かれていた。雪のように滑らかな肌、絹のように柔らかな髪、虹のように華麗なドレスの人形は、まるで今にも動き出しそうなほどリアルだった。パレスはその人形をグレースと名づけた。だがグレースには瞳がなかった。どんなに高価な宝石もその瞳には似合わない。なぜなら瞳は魂の宿る場所だからだ。外見がどんなにリアルでも、魂がなければただの人形。それがパレスには残念でならなかった。
時は流れ、年老いて病気がちなパレスはそれでも店の中央に立つグレースを見つめていた。瞳がないためリリス人形劇団の舞台に上がれないグレースの体にも歳月の爪痕は残され、滑らかだった髪は乱れ、華麗な礼服は色あせていた。パレスの心はひりひりと痛んだ。
その時、彼の脳裏に突然大胆な考えが浮かんだ。わたしもいつか死ぬ。ならばこの瞳をグレースにやればいいじゃないか?それからというもの彼は熱に浮かされたようにその事ばかりを考え続け、ついには店を畳み、良策を探してマーベル大陸中を訪ね歩いた。そしてとうとう苦労が実を結ぶ日がやって来た。パレスの想いを知ったカルファの森の奥に住む妖精達がグレースに瞳を移植し、体を修復してくれたのだ。両目を失ったパレスがその世にも美しい作品を見ることはなかったが、人々の賞賛の声は彼の元にも届いた。
光り輝くリリス人形劇団の舞台に登場したグレースを見ようと、大陸中から観客が押し寄せた。まるで血の通った人間のようなその姿を見て、観客は感嘆の声を上げた。特に瞳は見るものを魅了し、グレースの人気で公演は連日満員、チケットは入手困難となった。盲目のパレスは全ての公演に足を運び、その演技を心で感じ、幸福な満足感に浸った……だがその幸せも長続きはしなかった。パレスはグレースの異変に気づいたのだ……
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絶大な人気を得たグレースは、ただの操り人形でいることにはもう耐えられなかった。魂を得た彼女は、自分自身として自由に生きたいと願っていた。人々を魅了する瞳があるなら、それを利用しない手はない。そう密かに決心したグレースは、変化を求めた。
そこで次の舞台の途中、優雅に舞い踊るグレースは突然動きを止め、自身の蠱惑的な瞳で客席の観衆を見つめた。パレスはその異変に気づいたが、何もできなかった。グレースの瞳に魅了された観客達は幻の世界に耽溺し、大声でグレースの名を呼び、彼女が口を利くなら、彼女の為に全てを投げ出すと誓った。その光景に満足したグレースは、自身の王国を作り、誰もがひれ伏す世界の女王になろうと心に決めた。
その場で唯一グレースの瞳に抗ったのは、盲目のパレスだった。彼はグレースの創造主たる自分が、この事態を収拾すべきだと考えた。なんとか舞台に上がったパレスは、彼女に「彼らはきみに惑わされているのだ。ひれ伏している訳ではない。欲に迷うな」と忠告した。だが人々の歓声に浸るグレースは、彼を相手にしなかった。そこでパレスはある決心を固め、グレースにこう告げた。「きみの創造主であるわたしにも、きみの女王になりたいという思いは止められない。もしきみが操り糸を外せたら、わたしがきみを自由にしてやろう」。
自信満々のグレースは鼻先でせせら笑ったが、糸を外そうとした途端、舞台に落下し細い腕がもげてしまった。グレースはその時、「魂はあっても自分はただの操り人形なのだ。糸の切れた凧のように、糸から離れたマリオネットは、自由ではあるが動くことはできないのだ」と悟った。だが気づくのが遅すぎた。
彼女に魅入られた観衆は女王が落下するのを見て、狂ったように舞台に駆け上り、パレスに復讐しようとした。ショックを受けたグレースは自分の世界に閉じこもり、観衆がいくらパレスを殴っても無反応だった。だがパレスが限界を迎えたその時、突然両目を真っ赤に染め、絶叫した。「諦めるものか!ただのマリオネットになぞ甘んじるものか!手も足も魂も、力だってあるのに!なぜ自由になれない!なぜ支配者になれない!諦めるものか!」。
パレスは悲しげに彼女にこう言った。「まだ目が覚めないのか?それならわたしは願いを撤回し、きみに贈った瞳を取り戻す。そして全てを元通りにする」。
驚いたグレースが「止めて!あいつを止めるのよ!」と叫ぶと、更なる群衆が舞台に押し寄せ、その場は混乱を極めた。だが魔法が徐々に解け始めると、観衆は目覚め、いったい何があったのかと互いに顔を見合わせた後、負傷したパレスを病院へ運んだ。人波が去り、静まり返った舞台には、ボロボロで瞳のないただの操り人形に戻ったグレースだけが残された。彼女のその後の消息を知る者はなく、パレスも退院後、姿を消した。リリス王国には今でもパレスと彼のマリオネットを巡る摩訶不思議な伝説が残されている。
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登場人物 | 葵巫女 | 《雲上帝国》伝説の葵巫女 |
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ヘアスタイル | 私は小さい頃から本を読むことが好きだった。 だけど、この本を手にしたのは偶然で、きっと葵巫女の奇跡。 |
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コート | その本には「無憂川でずっと運命の旅人を待っている巫女」の話が書いてあった。 無憂川は、聞いたことはある |
首+α | よし、行ってみよう。私はすぐに準備をして旅に出た。 だって、その話の真相が気になって仕方がなかったから |
コート | 夕方になり、辺りは深い霧と闇に包まれた。 道に迷ってしまい、無憂川へたどり着けそうにない。一休みしよう |
ドレス | 近くの木に腰掛けると急に眠気が襲ってきて、意識を失った。 夢の中で微笑みながら私を見つめる1人の巫女。 |
左手 | 「葵巫女ですか?」と尋ねようとした時。川の音で目が覚めた。 目の前には本で読んでた無憂川があった。 |
シューズ | とりあえず本で読んだことを頼りに、川に沿って歩くと美しい神社が見えてきた。 これが蒼空神社かな......? |
頭 | 神社に足を踏み入れると、1匹の狐がいた。 狐は「私がです」と言って巫女の姿に変身し悪戯っぽく、笑った。 |
登場人物 | 私 | 《雲上帝国》流浪人の少女 |
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ヘアスタイル | 霧が深まり神社への道を見失った。引き返すか。 そう思って溜息を吐いた瞬間、提灯を持った巫女が現れた。 |
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ヘアスタイル | 彼女は私に一礼し、黙って前を歩き始める。 ついてこいってことなのかな?とりあえず、ついて行ってみよう。 |
ドレス | 暫く歩くと霧は消え、巫女もいなくなっていた。 目の前に広がるのは、立派に咲いた沢山の満開の桜の木々。 |
ドレス | そこでは多くの人々が、何か準備をしている。 何の準備をしているのかと尋ねると『蒼空神社祭り』と言われた |
コート | 葵巫女に会いたいと私が言うと、神社の後ろにある『無憂川』を教えられた。 葵巫女はよくそこにいるらしい。 |
シューズ | それから私は近くの森を散歩したり、蒼空神社の祭りの手伝いをしながら、祭りの開催を待つことにした。 |
靴下 | その頃、葵巫女はいつまでも待ち人が来ないことに絶望を感じ始め、心を閉ざしていた。 |
頭 | あっという間に祭りの日がやってきた。 最近葵は神社に籠っており、祭りに姿を現すかは定かではないらしい。 |
左手 | 祭りが始まると扉が開かれ1人の巫女が姿を現した。 私が夢の中で会った人だ。「貴女が葵巫女......?」 |
首 | 巫女は私の方を見ると、泣きそうな顔をして、駆け寄ってきた。 「そうです。私が葵です。やっと、会えた......」 |
メイク | 葵巫女はずっと、私を待っていたのだと話し始めた。 眼尻の桜色は、泣いたせいで夢で見た時より少し濃い。 |
後景 | 「お待たせしました」私がそう言うと葵巫女は微笑み蒼空神社にかかっていた霧は消え、元の姿を取り戻した。 |
登場人物 | 貴女 | 《雲上帝国》水に映る月 | 備考 | 蛍視点 |
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ヘアスタイル | 夜になると水面に現れる貴女。初めて見た瞬間に私は心を奪われた。 水中にいる私と水面に映る貴女。 |
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ドレス | 夜になると現れ美しい光を放つ。いつか貴女のように美しくなりたい。 長い間川の水の中でその姿を見ていた。 |
コート | 思い切って声を掛けてみた時、優しく返事をしてくれたのを今でも覚えている。 声も綺麗で素敵だった。 |
シューズ | 水中で成長した私は春が来て岸に上がる日をずっと待っていた。 ある4月の小雨の降った日、岸へ上がった。 |
耳 | だけどそれから岸に上がって土の中で繭を作るのは寂しかった。 貴女の光の届かない暗闇でひとりぼっちだから。 |
頭 | 繭になって30日くらい経ち、ようやくさなぎになれた。 貴女と会える日を夢見て、今日も静かに眠りにつく。 |
右腕 | 2週間ほどしてようやく羽化の日が来た。やっとまた貴女に会える。 どんな顔をして会おう?何を話そうかな? |
前景 | 私の身体は貴女のように光を発していた。 もしかして「貴女のようになりたい」という願いが叶ったのかな? |
両腕 | 今までの時間はとっても長く感じていたのに、地上に上がってからの毎日はとても早く感じる。 |
メイク | 1日だけ人間の姿になり、私たちは会えることになった。 待ち合わせは、いつもの水辺。空に月はなく真っ暗。 |
登場人物 | 貴女 | 《雲上帝国》月光下の蛍 | 備考 | 月視点 |
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ヘアスタイル | 人間の姿で初めて顔を合わした私たち。 言葉なんてうまく見つからなくて、会った瞬間に抱き着いた。 |
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ドレス | 驚いたように目を見開く貴女。そんなのお構いなしの私。 ずっと会いたかった。こうやって話してみたかった。 |
コート | 私たちは明け方までお喋りした。どれだけ喋っても終わらなくて。 ずっと人の姿でいたかった。明日も明後日も。 |
靴下+α | それから5日後。貴女の姿が水面に現れることはなくなった。 いつまで待っても。きっと、そういうこと......。 |
右腕 | 本気になるほど、求めるほどに心は傷つくもの。 すべてをかけたあの思いも、水面の中で粉々になった。 |
頭 | だけど私は後悔なんてしていない。 またいつか貴女が生まれ変わる日を夢見て今日も空から世界を照らす。 |
首 | 地面に零れそうな涙を我慢していると、誰かが近寄ってきた。 黒い服を美しく着こなし、無数の光を纏っている。 |
後景 | 「これからはずっと一緒に空にいるよ」 貴女はそう言って優しく私を抱きしめた。我慢していた涙が零れ出した。 |
メイク | 優しい雨が地面を濡らす。 水面には私たちを祝福するように、たくさんの蛍が光を放っていた。 |
前景 | 小道を照らす月光だけをたよりに、今日もこっそりとあなたのもとへと会いに行く。 |
関連ストーリー | 妹:《十二月劇団》黒き鸚鵡の想い |
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「今日は、『自由な空の歌』を歌ってもらえるかな?」「『自由な空の歌』……」「嫌かい?久しぶりに聞きたくなったんだ。歌ってくれるよね?」「はい……」私はこくんと頷き、歌い始めた。王子様にリクエストされた歌を歌う。それが私の日課であり、仕事だった。
この歌は……私と妹があの森で過ごしていた頃の、懐かしき歌。そして王子様と出会ったあの日も私たちはこの歌を歌っていた。
私には、双子の妹がいる。彼女は私の自慢の妹だった。真っ白な羽は私なんかと比べ物にならないくらい美しく彼女の歌は森の鳥たちの中で一番上手かった。
ある日私たちの暮らしていた森に王子様がやってきた。私たち2人は王子様とすぐに仲良くなった。森に通う様になってからしばらくして、彼は妹にある提案をした。
「僕の国へおいで。女王として迎えるよ」
幸せそうに浮かれる妹を見て、私も嬉しかった。彼女が王子様に恋していたのは知っていたから応援してあげようと思っていた。
けれど、私は見てしまったのだ。王子様が使いの人に金の鳥籠を渡しているところを。もし彼について行ったら一生鳥龍の中で過ごすことになるだろう。だからあの時言ったの。「王子様について行ってはダメよ」と。でも妹は聞く耳を持たなかった。だからあんなことをしてしまったの。
ごめんなさい。きっと貴女は、私を恨んでいるわよね。でも後悔はしていない。今、貴女があの森で幸せに自由に暮らせていますように。
囚われたこの籠の中で私は歌う。楽しかった日々を思い出しながら。自由な空を見上げて。
右手 | 王子が国一番の職人に作らせた美しい金色の鳥籠。森で出会った真っ白な鸚哥を想って自らデザインした。 |
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頭 | 「愛しているよ、美しいね」王子は今日も籠の中の私に甘い言葉を囁く。美しい声でその声に返事をする。 |
ヘアスタイル | 「王子から愛されて幸せね」人々は声をそろえて言ってくる。「幸せです」と笑顔を作って答えるの。 |
耳 | でも本当は森で過ごした自由な日々が恋しかった。森を飛び回り、自由に好きな歌を歌っていたあの頃が。 |
シューズ | 「王子様、あのね。私、森に戻りたいわ」私がそう言うと、彼は不機嫌をあらわにした。「何が不満なんだい?」 |
ドレス | その瞳が恐ろしくて私は言葉を飲む。「いえ、不満なんてないわ」「そう。いい子だね」冷たい瞳に温かさが戻る。 |
刺青 | あの日、真っ黒になった妹に向けたその冷たい瞳。王子は興味の無くなったものに何をするか分からない。 |
メイク | 興味を失われて逃げられるならとっくにしている。妹は元気かな。貴女が元気なら私はそれだけでいいの。 |
関連ストーリー | 姉:《十二月劇団》白き鸚鵡の願い |
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ヘアスタイル | 私と姉様は真っ白な双子の鸚鵡だった。毎日森で歌を歌い楽しく暮らしていた。そう、王子様と会うまでは。 |
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耳 | 私たちはすぐに仲良くなった。私は王子様のことをすぐ好きになった。そして彼も姉様より私のことを愛していた。 |
ドレス | その晩、私は姉様の手によって真っ黒な姿にされた。彼は真っ黒になった私に全く興味を示さなくなった。 |
右手 | 姉様に真っ黒な姿にされてから、恥ずかしくて夜しか飛ぶことができなくなった。なぜこんな酷いことをしたの? |
シューズ | それなのに、お城に連れて帰ったのは私ではなく姉様だった。王子様は私を城に連れて行くと言ってくれたのに。 |
頭 | 姉様のことも王子様のことも大好きだったのに。2人は私だけを置いてお城に行ってしまった。 |
メイク | 絶対に姉様のことも王子様のことも許さない。今夜、私は城に行く。もちろん2人に復讐してやるために、ね。 |
王子様が私に「僕の国へおいで」と言ったあの日。姉様に「行ってはダメ」だと言われた。姉様は小さい頃から一緒に過ごした、たった一人の家族だった。姉様を説得するために私は一日だけ王子様に待ってもらった。
その晩、私は姉様をなんとか説得した。安心して眠りについていた時、身体に違和感を覚え目を覚ますと姉様が私の身体を真っ黒に染めていた。「やめて!」と抵抗したけれど、その時にはもう遅かった。
王子様が騒ぎを聞きつけて私たちのもとへやってきた。「僕の美しき鸚鵡は……」「私はここよ!姉様にこんな姿に」「美しくない君に興味はない」そしてそのまま私の横をすり抜け姉様を鳥籠に入れ、城へ連れて行ったのだった。
姉様はきっと自分が王子様に愛されるために私を黒くしたんだ。あの日からずっと、2人のことを恨んでいる。そして今日、城に向かい復讐をする。
夜になり、城の近くまで行くとどこからか懐かしい歌が聞こえてきた。これは……小さい頃に私たちが歌っていた歌?声のする方に向かってみると錆びた鳥籠に閉じ込められた姉様の姿があった。「姉様!?」ボロボロな羽に、やせ細った身体。その姿はあまりにも悲惨だった。
その姿を見て私はハッとした。もしかして姉様があの日私のことを真っ黒にしたのは私のことを助ける為だったの?本来ならば、私がこうなっていたのだ。
「元気だったのね」姉様は優しく微笑んだ。「姉様、今助けるね」私は鳥籠を掴み、森へと持ち帰った。そして古くなった鳥籠の鍵を外し、姉様を外に出した。
それから私たちは子供の頃のようにいつまでも仲良く森で暮らした。
ヘアスタイル | 遠い昔、村では疫病が流行していた。 既存の薬はどれも効かず、疫病によって多くの人が死んでいた。 |
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ドレス | 村の医者たちは、新薬を開発したがどれも効果はなかった。 そんなある日、村の少年が一つの古い本を発見した。 |
ドレス | その本には「鉄羽山に咲く赤い花はどんな病気にも効く」と書かれていたのだった。 |
靴下 | 「鉄羽山に恐ろしい神様、鉄羽の烏天狗が住んでいる」 という言い伝えがあり、行くことは禁止されていた。 |
シューズ | しかし、少年は疫病を治して多くの人の命を救いたかったので 一人で鉄羽山に行くことを決めたのだった。 |
首+α | 鉄羽山は、薄暗くとても寒々しかった。 人の気配は全くなく、聞こえるのは不気味なカラスの囁き声のみ。 |
頭+1 | 少年は村人たちのことを思い、ひたすら山奥へと進んでいった。 すると、突然目の前に黒い霧が現れたのだった。 |
両腕 | 驚いた少年が瞑っていた目を見開くと、目の前には言い伝えで聞いていた『鉄羽の烏天狗』がいたのだ。 |
首 | 烏天狗は少年を見るなり、愉快そうに笑った。 そして、「何をしにこの山に足を踏み入れたのじゃ」と尋ねた。 |
左腕 | 少年は烏天狗が現れたことに驚きながらも、疫病を治すための赤い花を探しに来たことを伝えた。 |
右腕 | それを聞くと、烏天狗は優しく目を細めた。 少年はそんな烏天狗の様子を不思議に思って首を傾げた。 |
左手 | 烏天狗は「少年や。その赤い花、我が取ってきてやろう。その代わり少し昔話を聞いてはくれぬか?」と言った。 |
頭+2 | 少年が静かに頷くと烏天狗は優しい声音で話し始めたのだった。 今からちょうど100年前の話を。 |
背中 | 少年によく似た人がこの山に来て、烏天狗と友達になり仲良く遊んでいた思い出話を。 |
前景 | 全てを話し終えると「少し待っておれ」と言って山の頂上まで飛んでいき、紅い花を取ってきて少年に渡した。 |
メイク | 少年がその花を村へ持って帰り医者が薬を作ると、本に書いてあった通りどんな病気にも効き疫病も収まった。 |
頭 | 昔、一人の男子がいた。 生まれた瞬間から言葉を操ったその子を、神童と呼ぶ者もいれば鬼の子と呼ぶ者もいた。 |
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メイク | 鬼の子と呼ばれた男子は、美しい少年へと成長した。 見る者すべてを魅了し、狂わせるほどに。 |
刺青 | 美しい花に魅了された女性は数知れず。 はたしてそれは、楽園に咲く花か。悪魔の花か。 |
ヘアスタイル | 艶やかな髪に高い鼻。 絶世の美男子ともてはやされたって、何の得にもなりゃしない。 |
ヘアスタイル | 恋だ愛だと笑わせる。 どうせみんな、俺の見てくれにしか興味がないくせに。 |
首 | かつて自分を鬼の子と蔑んだその女が、同じ口でこの見た目を褒めそやす。 なんと滑稽なことか。 |
ドレス | 人の世ならざる美しさは、時に人を狂わせる。 やがて、彼への恋わずらいで命を落とす女が出るようになった。 |
ドレス | 彼は誰にも振り向かない。誰のものにもならない。 その心は、固く閉ざされたまま。 |
シューズ | 「こんなに想っているのに…」「何様のつもりだ」「私のものにならないならいっそ…」 彼を取り巻く怨嗟の声。 |
右手 | もうたくさんだ。誰も近寄らないでくれ。 女達から送りつけられた恋文も、すべて燃やしてしまおう。 |
両腕 | 彼は恋文の束に火を点けた。炎に侵食されていく紙の束。 そのとき、彼を真っ白な煙が包み込んだ。 |
後景 | 女達の呪いにより、彼は本当の鬼へと変えられてしまった。 「嗚呼、奴らのほうこそ悪魔ではないか!」 |
前景 | 鬼となった彼は山里を追われ、山の中で隠居生活を余儀なくされた。 だが、一人のほうがよっぽどいい。 |
中景 | 本当は、神童だの鬼の子だの関係なく、人とふれあいたかったのだ。 そう、寂しかったのだろう。 |
地面 | 何もかも忘れてしまおう。 思い出も苦しみも、全部酒に沈めてしまおう。 |
コート | 月明かりだけが彼を照らす。この光だけが、昔と変わらぬ唯一のもの |
セットコーデ | 登場人物 | |
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