【メソロギア】闇の継承者

闇の継承者のカード情報

カード効果

■召喚時発動■
このカードの特殊能力の数が4以下であれば、自分の手札を1枚選び、このカードの召喚時発動能力(この能力含む)を全て引き継がせる。

構築戦での評価

　効果を使いまわせるロマンカード。弱点が多すぎるため、有効に活用するのは難しい。

　似た名前のカード、光の継承者が「1ターンに4種類(プレイ次第でさらに増える)までの召喚時効果を使えるカード」であるのに対し、こちらは「毎ターン同じ3種類までの召喚時効果を使い続けられるカード」である。

　2024/10/01のアップデート(コスト14→10、能力上限3→4)で、使用感が大幅に変わった。これまで初動で0-10チャージャーと継承者をキープできないとつらかったのが、0-6初動からでも2ターン目に召喚できるようになっている。

カード説明

　「特殊能力」は、■召喚時発動■、■戦場発動■、■手札発動■、■攻撃成功時■、■防御成功時■の5つが該当する。

　たとえばエターナル・カイザーであれば、■召喚時発動■と■戦場発動■を一つずつ持つので特殊能力の数は2である。

　まず闇の継承者の召喚時効果をエターナル・カイザーに付け、エターナル・カイザーを召喚することで、闇の継承者の召喚時効果とエターナル・カイザーの「■召喚時発動■カードを1枚引く。」という効果を、手札のカード一枚に付けることができる。

　その手札のカードを召喚すると、(特殊能力が4以下なら)また召喚時効果を引き継げる。

　すなわち、同じ召喚時効果を複数回使いまわせることがこのカードの魅力である。

　ただし、闇の継承者自身の召喚時効果も毎回引き継がれるため、引き継げる効果は多くて3つで、引継ぎ先のカードの特殊能力も「4以下」という条件にカウントされてしまう。

　そのため闇の継承者を使うにあたっては、バニラカード(特殊能力を1つも持たないカード)が重要である。

強み

　「相手の戦場のカードを破壊する」を引き継いでつねに対面拒否したり、「相手のSPを4減らす」を引き継いで毎ターン削減したり、「自分のLIFEを5増やす」を引き継いで耐久したり、さまざまなことができるのが強み。

　構築次第で理不尽な展開を押し付けるデッキにも、楽しむだけのネタデッキを作ることもできる。

弱点と対策

　効果が発揮されるのは使ってから実質2ターン後。「●相手召喚時効果封印●」や対面拒否を合わせられるだけで効果が止まってしまう。

　対策困難なカードが多く、相手のデッキによっては勝てる見込みがないことも多い。以下はその一例。

　対策手段としては、以下のようなものが考えられる。

・●相手召喚時効果封印●に継承していれば回避できる

・●相手召喚時効果封印●に継承していても回避できない

相性のいいカード

強い召喚時効果を持つカード

　毎ターン使いたい効果や、SP消費の激しいカードの効果など。デッキ構築の際はここに入るカードを軸にするため、デッキによってさまざまなカードが考えられる。

何か強みのあるバニラカード

　3個の能力を引き継ぐ場合、バニラカードは必須になる。

召喚時効果以外の特殊能力を1つだけ持つカード

　引き継ぐ能力が1~2個だけであれば、これらのカードはバニラカードとして扱える。

①闇の継承者の召喚時効果

②③引き継ぐ召喚時効果

　が毎回引き継がれるが、引継ぎ先のカードが特殊能力を1つだけ持っていても4以下の条件を満たせるからである。

★戦場発動

※ヒーリングプリンセス(偶数ターン終了時、手札のすべてのカードのステータスを元に戻す)は、手札の継承した効果も消えるため使えない。

★手札発動

構築例

混沌の使い軸

混沌のナーフと継承者のアッパーにより少し抑えられたが、一度揃えば引き運をあまり気にせずにさまざまなことができる。

削減

衝撃の大蛇や騎士少女・ララ、マジシャン・アシュリーなどを毎ターン使い回し、相手にチャージさせず耐久して紅の帝王などで勝利する。

ネクロ

毎ターン墓地から好きなカードを召喚できる。召喚時は発動できないが戦場発動は発動できるので、聖職者・ノアにはバキュームモンスター、召喚時が強いカードにはラファエルを当てるなど、状況次第で幅広く対応することが可能。墓地にカードを落とす必要があるのでケルピーや守護獣で種族枠を1つ埋める必要がある。

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