【リバリバ】円環世界と白昼夢の性能
リバリバのスクリプト「円環世界と白昼夢」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (円環世界と白昼夢の性能)
「円環世界と白昼夢」のステータス
| レア | SSR | ロール | トリックスター |
|---|---|---|---|
| 実装日 | - | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | /422.4 | 攻撃力 | /1929.6 |
| 物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「円環世界と白昼夢」のスキル
| 1 | 装備騎士の攻撃力が39.00%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が爆発なら、装備騎士の攻撃力が39.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がシオンら、装備騎士の攻撃力が42.00%上昇する |
| 1 | 装備騎士の攻撃力が19.50%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が爆発なら、装備騎士の攻撃力が19.50%上昇する |
| 3 | 装備騎士がシオンら、装備騎士の攻撃力が21.00%上昇する |
「円環世界と白昼夢」の内容
円環世界と白昼夢 -獣王編-
「あのネコちゃん、さっき、友達が見かけたって!」
「ネコ缶常備してればよかったー!」
そんなことを言いながら少女たちはシオンの横を通り過ぎ、嵐のように去っていく。どうやら、この近くに例のアイドルがいるらしい。
最近、GARDENに現れるようになったという白いネコ。ふわふわとした真っ白の毛並みに、くりくりとした瞳。人を見つけると甘えたようにすり寄ってきて、そうかと思えば、撫でられそうになったらその手をするりと避け、何か人が気まぐれに去ってしまう。甘えたがりなのか、ツンデレなのか、意地っ張りなのか、寂しがりなのか。人々の前に現れては消えるその白猫に、人々はすっかり魅了され、たちまちGARDENのアイドルにゃんこになったという。
しかし、そんな話はシオンにはどうでもいい話だった。なのでシオンは少女たちとは反対の方へと歩いていく。巷で噂のアイドルよりも、シオンの気を引くものは他にたくさんある。なのにどうして自分は今、足を止めてしまったのだろうか。いつもであれば、興味のない言葉はすぐに右から左へ流してしまうのに。なのになぜか「白いネコ」のことが頭から離れない。白くて、ふわふわの猫。その子はいったいどんな毛並みをしているんだろうか。どんな目をしているんだろうか。どんな風に笑うのだろうか。幸せに、生きているのだろうか。そんな風に考えると、不意にシオンの胸がチクリと痛んだ。痛みは続かなかった。シオンは思わず己の胸に手を当てる。まるで痛みを胸に押し留めるように。…どうしてそんなことをしたのかわからなかった。
——にゃーん。
不意に、シオンの足元に何かがすり寄ってきた。ふわふわの毛がふくらはぎに触れ、シオンは思わず立ち止まる。見ると真っ白いふわふわでもこもこの毛玉がシオンの足元に転がっていた。いや、毛玉ではない。これは——
「…うわさの、アイドルにゃんこ?」
シオンがぽつりと呟くと、白猫はにゃーんと誇らしげに鳴いた。白猫はもこもこの体をシオンの足にすり寄せる。エサがほしいのだろうか?シオンはバタバタと持ち物を確認するが、猫にあげられるようなものは持っていなかった。
「あっちに行けば、ごはん、もらえるよ?」
シオンはそう言って、先ほど少女たちが駆けていった方向を指差す。けれど、白猫は動かない。むしろ、ますますシオンの足元にすり寄ってきた。くるくると回るようにまとわりついて、しまいにはぺたりと座って丸くなる。まるで「あなたのそばにいたい」とでも言うかのように。
シオンはしゃがみ込み、白猫に向かってそっと手を差し出してみる。すると白猫はためらうことなく頭を押しつけてきた。ごつん、ぐりぐり。そんな音が聞こえてきそうなくらいの勢いに、シオンは思わず笑ってしまう。
「…あまえんぼ」
シオンは掌で白猫の頭を撫でた。ふわふわと柔らかい毛並みを撫でながら、「そういえば、運命もこのアイドル猫のことを気にしていたな」とシオンは思い出す。自分以外のネコを気にするなんて…と思う気持ちは不思議ではなかった。むしろ、この場に運命も一緒にいたらよかったのにと思った。どうしてそんなふうに思ったのかは、やっぱりわからなかった。
シオンの手の中で白猫は目を細め、柔らかい声で「にゃあ」と鳴いた。
——「円環世界と白昼夢 -獣王編-」より抜粋



