【リバリバ】世界の果で約束を・3の性能
リバリバのスクリプト「世界の果で約束を・3」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (世界の果で約束を・3の性能)
「世界の果で約束を・3」のステータス
| レア | SSR | ロール | ヒーラー |
|---|---|---|---|
| 実装日 | 2026/9/25 | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | 310.0/1024.0 | 攻撃力 | 165.0/546.0 |
| 物理防御 | 0.0 | 特殊防御 | 15.0 |
「世界の果で約束を・3」のスキル
| 1 | 装備騎士のHPが33.00%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の攻撃力が33.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の与回復量が33.00%上昇する |
| 1 | 装備騎士のHPが16.50%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の攻撃力が16.50%上昇する |
| 3 | 装備騎士の属性が衝撃なら、装備騎士の与回復量が16.50%上昇する |
「世界の果で約束を・3」の内容
世界の果てで約束を・3
運命が身支度を終える頃には、医務室の機器はあらかた片付いていた。
「はい、もう外していいよ。数値もぜんぶ正常♪」
メイズはモニターの電源を落とし、外したセンサーをまとめてトレイに置く。数値はどこもかしこも正常に戻っていて、3日分の仕事をひと晩で片付けた人間のものとしては、上出来すぎるくらいだった。カルハルのエナジードリンクで前借りした分も、すっかりリセットされていた。
メイズはカルテの最後の行に「要経過観察」と書いて、閉じた。
「めっ、だよ。ちゃんとお仕事したのはえらいけど。」
体は大事にしなきゃ
どうして経緯まで知っているのか。運命が尋ねると、メイズは目を細めた。
「検査中、みんな心配して見に来てくれたんだよ」
メイズは運命が寝ていたベッドを指す。ちょうど運命の腹のあたりに、黒い毛がまとまって付いていた。猫になったシオンの毛だ。
「シオンちゃんね、ぜんぜん離れなくて」
引き離そうとすると威嚇し、丸まって動かなかったのだという。
最終的にレアリザスが抱きかかえて連れ帰ったらしい。
「ハルちゃんとオラスちゃんも動かなくてね。
検査できないから、ヴェッ君とエリスちゃんに
1人ずつ連れて帰ってもらったの」
棚の上には、ハルとオラスが置いていった菓子の袋が、開けられないまま重なっている。
そして、その隣には、青い花が花瓶に挿してあった。
「ああ、それ、カノンちゃんとソナタちゃんも来てたの」
みんなに謝らないといけないね、と運命が言うと、メイズは口を尖らせた。
「ママも心配したんだけど?」
「ありがとう」と運命が言うと、メイズは表情を緩めて微笑んだ。
「ふふ、いいんだよ。これが仕事だからね♪」
そのとき、廊下の方から剣呑な声が聞こえてきた。何事かと尋ねると、メイズは思い出したように「起きてそうそう悪いんだけど…」と言い出した。
「あっちでリンドヴルムとORANGEが喧嘩してるから、仲直りさせてきてくれない?」
「…どうして喧嘩を?」
「お見舞いに来たORANGEに、リンドヴルムがちょっかい出したみたい」
運命はため息をついて、上着を羽織った。どうやって止めたものか、と相談すると、メイズは冗談めかして言った。
「『私のために喧嘩しないで』は?」
もっとひどいことになる、と運命が顔をしかめる。メイズは口元に手を当ててすぐすぐと笑い、それから背中を押すようにドアの方を指さした。
***
ドアが閉まると、医務室から音が消えた。
メイズは剥がしたシーツを抱えたまま、少しの間動かなかった。
まだ温かい。
もの悲しさを誤魔化すようにシーツを胸に抱き寄せて、深くため息をついた。
やがてシーツをまとめると、花瓶を手に取った。水を替えるため、流しへ向かう。
「……いいなぁ」
水音にまぎれて、それは誰にも聞こえなかった。
心配して駆けつけて、そばを離れず、涙を飲んで帰る。その役はいつだってあの子たちのもので、メイズには回ってこない。
蛇口を締める。
花瓶を元の場所に戻すころには、もういつもの顔だった。
「さ、お仕事お仕事♪」
明かりを落として廊下へ出ると、遠くで運命の声がしていた。
仲裁はずいぶん難航しているらしい。
メイズはその声のする方へ、ゆっくりと歩き出した。
——『世界の果てで約束を・3』より抜粋



