【リバリバ】More Than Yesterday2の性能
リバリバのスクリプト「More Than Yesterday2」の性能紹介です。ステータスやスキル性能、スクリプト内容を掲載しています。
目次 (More Than Yesterday2の性能)
「More Than Yesterday2」のステータス
| レア | SSR | ロール | ブレイカー |
|---|---|---|---|
| 実装日 | 2026/9/25 | ||
| 初期値/最大値 | |||
|---|---|---|---|
| HP | 285.3/1143.0 | 攻撃力 | 279.4/1117.6 |
| 物理防御 | 15.0 | 特殊防御 | 0.0 |
「More Than Yesterday2」のスキル
| 1 | 装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がスタイルがDEFAULTなら、装備騎士の攻撃力が30.00%上昇する |
| 1 | 装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
|---|---|
| 2 | 装備騎士の属性が破壊なら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
| 3 | 装備騎士がスタイルがDEFAULTなら、装備騎士の攻撃力が15.00%上昇する |
「More Than Yesterday2」の内容
More Than Yesterday 2
そういうわけで久々の休日を、レアリザはアクションゲーム
寮の居間で満喫していた。
積み上げたカードは大砲。小さくなった身体では高く積み上げ
るのに苦労したが、そのぶん手先は繊細に動く。出来栄えは上
々だ。今夜の夕食後に豪快に披露する、マジックの仕上げの練
習である。
「おーし。兄ちゃんの美技、よーく目に焼き付けとけよ?」
誰もいないソファに向かって、得意げにカードを扇状に広げる。
その瞬間。
「レアにぃに、なにそれー。ハルちゃんもやるー」
奥の部屋で昼寝をしていたはずのハルが、抱き枕を抱えたまま
ふらふらと歩いてくる。
「ちょ、ハル、ストップ!」
いつもなら片腕ですくい上げて終わりの話だ。けれど抱きとめ
た小さな怪獣は思いのほか重く、今の細腕では勢いを殺しきれ
ない。踏ん張った足ごと、ずるずると後ろへ押しやられていく。
倒れる、と思った瞬間、レアリザは手に持ったカードを放り
だしてハルの頭を抱え込んだ。背中から床に落ちる。衝撃で、
天井がぺしゃりと倒れた。
「……ハル、怪我はないか?」
「んーん、たのしかったー」
胸の上でハルが笑う。ほっと息をついた、その視界の端で、つ
ややかな黒い毛並みが動いた。
シオンだ。
止めるより早く、黒猫は机に飛び乗る。とん、と軽い足音。そ
してトランプタワーの土台に、こつんと頭をすりつけた。
一瞬、時間が止まった。
それからトランプタワーは、繊細なため息のような音を立てて
傾いた。六段、五段と崩れる順番まで見えるほどゆっくりと折り重なっていく。カードがぱらぱらと宙に舞った。
「……あああああああっ!!!」
絨毯に降り注ぐカードの雨に、ハルがぱちぱちと拍手をした。
その隣にシオンが一枚を咥えて走り出す。手品の種に、レアリ
ザスが印をつけておいた一枚だった。
家中を三周した末に取り返したそれには、くっきりと歯型が残
ってしまった。匂いを嗅いでみると、かすかにバターと生クリ
ームの匂いがした。さっきまでケーキ作りをしていた手で触っ
たのがアダになったらしい。道理で、まっすぐこの一枚を狙っ
たわけだ。
「まったく、うちのちびっこどもは……」
ぼやきながら、レアリザはぱん、と手を叩いた。
「よし、お片付け競争だ!
一番の子には、今夜のデザートに生クリーム増量な♪」
「ほんと? ハルちゃん負けないよ。ですとろーい♪」
ハルは抱き枕を小脇に抱えて、散らばったカードを拾い始めた。
「はい、レアにぃにこれー」
律儀に一枚ずつ手渡してくるハルから受け取るばかりで、レアリザスは自分では拾わない。
「レアにぃに、サボってるー。ぶっぶくぶー」
「ハンデをあげてんだよ。お兄ちゃんだからな」
* * *
結果は当然、ハルの圧勝だった。
「じゃ、優勝したハルには特別に。一一一枚引いてみな」
集め直した束を扇状に広げる。ハルの指がちょうど向かう位置
に、あの一枚を忍ばせて。
ハルはそれを抜き取ると、こっそり覗き込んでから束に戻した。
レアリザスは小さな手で器用にカードを切り、束の中へ指を滑
らせる。印を探す必要はもうなかった。角のてこぼこが、指先
にすぐ引っかかる。
「ハルが引いたのは――これだ!」
「おぉー! レアにぃに、すごーい!」
「だろ? 種も仕掛けも――」
「レアにぃに、しっぽ」
言われて振り返ると、ぶんぶんと勝手に揺れる尻尾が、せっか
く集めたカードを絨毯の上へ、扇状に掃き散らしていた。
――『More Than Yesterday 2』より抜粋



