【リバリバ】リリィのデータベース：アルロギア【アイテム】
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アルロギア
ニューホロウェイ市に伝わる伝説の勇者の剣。その詳細は不明だが、どうやら「ヴァルモラ監獄」にあるという噂が流れている。
現在は謎の少年「メサ」が使い手。大量殺人の凶器として使われている。
風雅の見立てでは神域魔剣と同等かそれ以上の力を有している。
アルロギアの使い手が免罪となる理由は、これだけの力があれば国家戦力として抑止力になりえるためであった。
アルロギアは捕食能力を持つ邪剣であった。
ヴァルモラ監獄に集められた武具たちは全てアルロギアの餌であり、これらを捕食することで超常たる力を得ていた。
神域「ニューホロウェイ」を生み出した魔剣もこのうちに含まれており、運命たちが神域に来た時点では既に捕食されていたと考えられる。これによりアルロギアは擬似的に魔剣の力を使役できるようになっており、ニューホロウェイ市警はメサを通してこの力を警察組織に転用し天使化部隊を保有していた。
この圧倒的な暴力性により、アルロギアとその使い手は国家級の抑止力になっていた。内乱や独立戦争が繰り返されてきたグラスヘイブン合衆国においては、アルロギアのような単純な暴力こそが国や市、ひいては市民を守る抑止力として機能していた。
つまり、「アルロギアがニューホロウェイ市にある」という事実が、反撃を恐れさせ、他の市や他国がニューホロウェイ市をはじめグラスヘイブン合衆国を攻撃しない理由になっていた。
ファーネス溶鉱炉に輸送された、風雅の武器を捕食するためメサを使って溶鉱炉まで誘導していた。風雅と共に数多くの戦場を乗り越えてきた彼女の武器たちは、アルロギアから見ると極上のごちそうに見えたに違いない。
風雅は、アルロギアの正体をこの世に七振りあるという「大罪邪剣」と断定した。
その真の能力は武具に宿った魂を捕食する生体武具の一種である。その捕食対象は武具であればなんでもよく、人間であることを棄て「剣」となったメサもまた捕食対象であった。
かってニューホロウェイ市を救った勇者は、おそらくは大罪邪剣に呪われた戦士だったのだろう。彼、あるいは彼女がニューホロウェイ市で姿を消したのは然か、あるいは「剣」となりアルロギアに捕食されてしまったか、その真偽はもうわからない。
ファーネス溶鉱炉に落下した。その際、「剣」となったメサを捕食し取り込もうとしたが、そのまま高熱の炉の中へ消えていった。
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