【黒ウィズ】ティキー
ティキー cv.中田沙奈枝 |
低級なサキュバスだったティキーはある時恋をした。
本来なら人間の男を自分の思うがままに操るはずのサキュバスが恋をしてしまったんだ。
それは不幸な出来事でしかない。
その不名誉な恋心を仲間に知られてしまったティキーは、男を目の前で殺され。自らも目をくりぬかれた。
彼女が最後に見たのは、愛する者の死だ。
「哀れなアンタにはこれをあげよう。アンタを癒してくれる。愛しい人のようにね。」
「いとしいひと……」
あいつは嬉しそうにその果実を食べたよ。久しぶりに会った恋人のようにね。