鄭和
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ステータス
| MIN | MAX | ||
|---|---|---|---|
| 建造 | 優 | 85 | 604+6*3=622 |
| 農牧 | 中 | 42 | 241+2*3=247 |
| 制作 | 中 | 42 | 241+2*3=247 |
| 財務 | 中 | 102 | 247+2*3=253 |
| 探検 | 優 | 85 | 604+6*3=622 |
天賦
| ★1 | 探検の体力回復速度が15%上昇する。 |
|---|---|
| ★2 | 探検の体力回復速度が25%上昇する。 |
| ★3 | 探検の体力回復速度が35%上昇する。 |
| ★4 | 探検の体力回復速度が50%上昇する。 |
物語
遠航とは、長いものだ。船乗りは、いつも時間をつぶす方法を考えている。
例えば、鄭和と董其昌は、無駄話をして時間をつぶしていた。
董其昌は鄭和に問うた。「なぜ西洋行きを承諾した?」
「餅(ビン)一枚のためだ。」鄭和はそう答えた。
董其昌は首を振り、最近は変り者が多いと嘆いた。
董其昌は知らなかった。あの餅がなければ、鄭和は今日まで生きてこられなかっただろうことを。
乱世に生まれ、飢饉に苦しみ、安らかに日々を送ることも叶わなかった鄭和は、やがて一人の王と出会った。
その王は、彼に一枚の餅をやった。新鮮ではなかったが、腹を満たすことはできる。
彼は餅を受け取り、王を見つめた。てっきり、自分は見下されているのだと思っていたが、そこには、哀れみの眼差しがあった。
「この方のためなら、命だって懸けられる。」
そして、彼は燕王朱棣(しゅてい)の部下の一員となり、船の構造を考えたり、航海術を学んだりする毎日を送るようになった。人からは、そんな出来る筈もないことに励んで何になる、と笑われることもあったが、彼は聞く耳を持たなかった。
いつの日か、世界中のあらゆる地にたどり着けるようになると、彼にはわかっていたからだ。
コメント (鄭和)
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