診療所
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紹介
医者にかかれば、仮病は一目瞭然だ。
例えば、喉が痛いと言う聡は、ただ李時珍から飴をだまし取ろうとしていただけで、腕が上がらないと言うキタは、ただ仕事に行きたくないだけだった。そして、発熱を訴える戌吉もまた、ただ書院に行きたくないだけだった。「にがーい薬を飲むか、書院へ行くか、選びなさい。」
戌吉は精いっぱい弱った声を出した。「先生、僕は寝ておけば大丈夫です。」
李時珍は戌吉の尻を叩き、書院へ行くよう促した。
春花は心配そうに李時珍に言った。「先生、もう少し脈診をした方が。戌吉、顔がこんなに赤いんですよ。本当に病気だったらどうしましょう。」
李時珍はあしらうように手を振ると棚に向かい、目盛りが描かれた硝子の管を取り出した。「これは利瑪竇が西洋から持ち込んだ、体温計というものだ。脇の下にしばらく挟んでおけば、発熱しているかどうか、すぐ分かる。」
春花は目を丸くした。「脈診より正確な方法があるというのですか?」
李時珍は笑った。「利瑪竇は、これを『度量衡(どりょうこう)』だと言っていた。」
ステータス
所要材料 | 数 |
1100 | |
280 | |
330 | |
7 |
繁栄度・環境 | 繁栄度280 |
経験値 | 1875 |
最大建造数 | 3 |