炭焼き場
画像
Lv1 | Lv2 | Lv3 |
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Lv4 | Lv5 | |
レベル
Lv.21で開放
紹介
【生産・炭焼き場】
冬が来ると、家々は炭を買い占めていく。
裕福な家は台車いっぱい分買い、そして普通の家はその半分買っていく。キタのような無職の者は、ゴミをあさり、炭の燃え残りを拾うことしかできなかった。運がよければ、拾った炭で一晩温まることができたが、運のない日は一晩中凍えて過ごすしかなかった。
町のゴミ捨て場をあさってまわる内に、キタは、一番ケチなのは春花で、灰になるまで燃やし尽くしてから捨てるのだということに気づいた。
「商人はケチばっかかよ。」キタはブツブツと文句をたれながら燃えカスを蹴散らし、気が済むまで荒らして回った。
翌日、キタがいつも通りゴミ捨て場にやってくると、そこはたくさんの人に囲まれていた。
まさか自分が炭の燃えカスを蹴散らしたことがバレたのではないかと、キタは緊張し心臓をバクバクと鳴らした。今月は応天府が町の清潔さを評価する賞に出ていることを思い出したキタは、自分がとんでもないことをしでかしてしまったことに気付いた。この町を心から愛しているキタは、素行が良いとは言えない自分ではあっても、町の名誉に泥を塗ることは決してしたくなかった。
逃げるべきか迷っていると、知府と幕友の会話が聞こえてきた。
「昨夜町のあちこちが凍っていたが、ゴミ捨て場だけは炭の燃えカスのおかげで凍らなかったな。でないと清掃員が転んでしまう。」
「人知れずこんなことをするなんて、いったいどこの誰なんでしょうね……」
ステータス
レベル | 項目 | コスト | 獲得 | 生産時間 |
Lv1 | 微量の木炭 | 31 3 38 | 32 | 1時間30分 |
Lv2 | 少量の木炭 | 63 3 75 | 65 | 2時間 |
Lv3 | 中量の木炭 | 94 3 113 | 97 | 2時間30分 |
Lv4 | 大量の木炭 | 125 4 150 | 130 | 3時間 |