徐禎卿
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
---|---|---|---|
建造 | 特 | 427 | 780+5*2=790 |
農牧 | 良 | 244 | 440+3*2=446 |
制作 | 中 | 58 | 243+2*2=247 |
財務 | 特 | 178 | 793+6*2=805 |
探検 | 劣 | 27 | 97+1*2=99 |
専属御宝 | 真鍮の香炉 |
天賦:文豪
★2 | 3時間以上の財務の仕事を担当する時、作業時間を30%短縮する。かつ、必要な働き手の数-2。 |
---|---|
★3 | 3時間以上の財務の仕事を担当する時、作業時間を35%短縮する。かつ、必要な働き手の数-3。 |
★4 | 3時間以上の財務の仕事を担当する時、作業時間を40%短縮する。かつ、必要な働き手の数-4。 |
物語
「徐、この詩を覚えておいてくれ。」「徐、急に詩を閃いた、覚えておいてくれないかい?夜になったら書き取りに来るからさ。」「徐、伯虎に筆を貸したんだけど、奴から取り返すって月末に教えてくれよ。」徐禎卿は仕方なく、文徴明、唐伯虎、祝枝山のほうを見た。「こんなことも覚えられないのか?」「当たり前だよ。」三人は頷いた。「一度頭に入れたものを、忘れられると?」「一度目を通せば覚えて忘れないあんたとは違うっての。」祝枝山は扇子をあおぎながら答えた。「ほら、また本を贈る人が来たぞ。」「徐様!」金持ちの商人が純金の箱を持ってきた。「徐様!今回はいい本を手に入れましたよ!」徐禎卿は冷やかに彼を見つめた。「蔵書はしない主義だと知らないのか?」「しかしこちらは純金でございますよ!」商人は媚びるようににこにこ笑った。「本は一度読めば覚えられる。取っておく必要はない。」「読まずとも、家に置くだけでも立派な代物でございまして!」「本を贈って、何が目的だ。」「ただ詩を書いて頂きたいだけでござ……」「もっと価値のあるものと引き換えるんだな。」そう言い捨て、徐禎卿は文徴明の書斎に隠れるように引き上げてしまった。しかしそれから、その商人は毎日来るようになり、高級絹織物から金銀財宝まで持ってきたが、どれもみな門前払いされた。商人は諦めきれず、必ず詩を手に入れようと徐禎卿に食い下がり続けた。そして春が来て、皆で遠足に行くと、商人もついて来た。花の咲き乱れる野原で、牛の背に乗った牧童が悠々と笛子を吹き鳴らす。その笛の音が春の筍を目覚めさせ、雪を溶かした。徐禎卿は微笑み、「楚王宮外千条の柳、飛花を遣わず客の帰るを送る」と書いて、牧童に贈った。