朱棣
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 中 | 73 | 256+2*2=260 |
農牧 | 特 | 156 | 794+7*2=808 |
制作 | 中 | 73 | 256+2*2=260 |
財務 | 優 | 141 | 612+5*2=622 |
探検 | 特 | 425 | 778+5*2=788 |
専属御宝 | 手綱 |
天賦:永楽
★2 | 1時間以上の農牧の仕事を担当する時、ランダムで資源を30個獲得する。かつ、必要な働き手の数-1。 |
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★3 | 1時間以上の農牧の仕事を担当する時、ランダムで資源を50個獲得する。かつ、必要な働き手の数-2。 |
★4 | 1時間以上の農牧の仕事を担当する時、ランダムで資源を80個獲得する。かつ、必要な働き手の数-3。 |
物語
祭天の行列が通り、沿道には野次馬が集まってきた。少年の朱棣はわざと手綱を引き寄せ、彼が乗る毛づやのいい栗毛の馬に、父や兄よりはるか後方をゆっくりと歩ませた。有能であれ。そして自らの有能さを隠せ。一見矛盾しているこの理屈を、朱棣は子供の頃から理解していた。朱棣は七歳になって初めて、自分の名を持つことになった。子供の頃、父親は、朱棣を呼ぶ時にいつもしばらく眉をひそめて考えこんでいた。「標」「権」など一通りの名を呼び、やっと正しい名が呼ばれた。七歳の時のあの名は、父親が適当に付けたものなのではと思ったこともあった。朱棣は行列の中、心の中で自嘲した。もう十代にもなって、二十人ばかりの兄弟に嫉妬するなんて。まったく情けないことだ。雑念を振り払い、彼は無言で、鋭い目つきで周囲に潜む危険を観察していた。しかし朱棣は気付かなかった。その時、群衆の中から、謎の黒衣の僧侶が自分を見ていることに。