祝枝山
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 中 | 140 | 245+2*3=251 |
農牧 | 優 | 257 | 604+4*3=616 |
制作 | 特 | 80 | 785+6*3=803 |
財務 | 中 | 51 | 254+2*3=260 |
探検 | 良 | 58 | 417+5*3=432 |
天賦
★1 | 任意の生産の仕事を担当する時、副産物の獲得率が30%増える。 |
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★2 | 任意の生産の仕事を担当する時、副産物の獲得率が60%増える。 |
★3 | 任意の生産の仕事を担当する時、副産物の獲得率が80%増える。 |
★4 | 任意の生産の仕事を担当する時、副産物の獲得率が100%増える。 |
物語
「お前ら、器が小さいんだな。」五歳の祝枝山は、近所の子供たちに引きちぎられた紙をしゃがんで拾い集めながら、首を振った。拾い集めた紙は、祝枝山が書を書いたものだった。「何歳も年上のくせに、私のように字を書けないなんて。」扉の隙間からすべてを見ていた母は、口を押えて泣いていた。「あの子、自分がいじめられていることにまだ気づいていないのね。」祝枝山が扉を叩くと、母は慌てて涙を拭い、何事もなかったかのように笑って扉を開けた。「母さん、もう勉強したくない。」祝枝山は幼い声で訴えた。ついにいじめに気づいてしまったのかと思い、母は息をのんだ。あわてて慰めの言葉を考えていると、祝枝山がまた口を開いた。「あんな情けない連中と勉強するの、やだ。」「じゃあ、書院を変えましょうか。」翌日、母は祝枝山を連れて、別の書院へ向かった。生徒たちの前で、祝枝山はわざと自分の指を見せた。しかし、驚きの声はあがらなかった。かわりに、みんな祝枝山の書をほめてくれた。「あなたたち、この六本の指が見えてないの?」「こんなに字が上手いなんて、指が一本多いおかげなんでしょ?」「羨ましいな、僕も字が上手くなりたい。」それ以来、祝枝山はこの書院で勉強し続けることになった。