白玉堂
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 良 | 56 | 415+5*3=430 |
農牧 | 中 | 98 | 243+2*3=249 |
制作 | 良 | 70 | 429+4*3=441 |
財務 | 優 | 94 | 605+5*3=620 |
探検 | 優 | 255 | 602+4*3=614 |
天賦
★1 | 1時間以上の財務の仕事を担当する時、おまけで料理を50個獲得する。 |
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★2 | 1時間以上の財務の仕事を担当する時、おまけで料理を80個獲得する。 |
★3 | 1時間以上の財務の仕事を担当する時、おまけで料理を100個獲得する。 |
★4 | 1時間以上の財務の仕事を担当する時、おまけで料理を150個獲得する。 |
物語
明るい茶楼は満席で、講談師が御猫・展昭の逸話を語っていた。人々は驚きの声を上げたり、笑ったりしながら、展昭に拍手を送った。しかしその中に、御猫の話が始まってから、背を向けたまま喝采も拍手もしない青年がいることに、講談師は気がついた。舞台を邪魔しに来たのではないかと思い、講釈師は自らその青年に話しかけた。「そちらさん、私の話は面白くなかったかな?」講談師は丁寧に尋ねた。「つまんないさ。」青年はドンっと湯呑を置いた。「御猫の何がいいんだ。錦毛鼠の話の方がよっぽど面白いぜ!」「錦毛鼠とは、どちら様です?」講談師は頭を掻いた。青年はさらに不機嫌になり、がたりと立ち上がった。「俺様が錦毛鼠白玉堂だ。いつか俺様の話で沸かせてやるぜ!」そう言って、白玉堂は外に出た。が、二歩も歩かないうちに戻ってきた。「いいか、最初の話はこうだ。義賊たる錦毛鼠、巧みに盗る夜光珠。忘れんなよ。」「夜光珠」とはまさか、親王様の宝物のことでは?観衆たちは顔を見合わせて、どぎまぎしながら白玉堂を見送った。そして、茶楼の屋根の上でぼんやりしていた展昭は、親王の屋敷の中に消える白玉堂の姿を見ると、伸びをして後を追ったのだった。