魏徵
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 良 | 56 | 415+5*3=430 |
農牧 | 良 | 182 | 539+3*3=548 |
制作 | 中 | 49 | 252+2*3=258 |
財務 | 中 | 49 | 252+2*3=258 |
探検 | 優 | 94 | 605+5*3=620 |
天賦
★1 | 外で探検する時、鉱物の採集での体力の消費が-10。鬼退治をする際に作業時間を5%短縮する。 |
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★2 | 外で探検する時、鉱物の採集での体力の消費が-15。鬼退治をする際に作業時間を10%短縮する。 |
★3 | 外で探検する時、鉱物の採集での体力の消費が-20。鬼退治をする際に作業時間を15%短縮する。 |
★4 | 外で探検する時、鉱物の採集での体力の消費が-25。鬼退治をする際に作業時間を20%短縮する。 |
物語
「戌刻一更、火の用心!」「亥時二更、戸締り用心!」自主的に夜の町を見回り続けてきた魏徴にとって、夜番が鳴らす拍子木は耳に慣れたものだ。望火楼が必要な路地はないか、盗賊がどこかで悪事を企てていないか、夜陰に乗じて不法に開かれる闇市はないか……お天道様の下で見えないことも、闇の中ではかえってはっきりと浮かび上がる。魏徴の頭の中には町全体の地図が入っており、未解決事案の座標でぎっしりだった。のちに、夜の見回りには鍾馗も加わった。やがて道徳が行き渡り、夜に戸も締めずに済むようになった町を見て、二人はやっと胸をなでおろした。ある夜、夜番が壁の隅で用を足し終えると、夜霧の中を歩いてくる二人の姿がぼんやりと見えた。一人はかなりの男前で、もう一人は鬼のような顔をしており、二人揃って堂々としていた。「ひぇえ!まさか門神さまがご降臨に?!」壁際でうとうとしていた野良犬が、はっと目をさまして逃げ出したのを見て、夜番はさらに確信した。「間違いねえ!門神さまは年獣を退けられるという、犬も怖がって当然だぁ……」翌日の夜、魏徴と鍾馗がいつも通り見回りをすると、街路沿いの窓に、突然、蝋燭の明かりが次々と灯り始めた。「どういうことだ?」魏徴は首をひねった。鍾馗も「眠りもせず、皆一斉に仙人の修行か?」と不思議そうに言った。その真相は、門神降臨が一日にして町に知れ渡り、住民たちはその姿を拝もうと蝋燭を灯して窓に伏していたのだった!