杜牧
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 優 | 94 | 605+5*3=620 |
農牧 | 良 | 56 | 415+5*3=430 |
制作 | 劣 | 17 | 92+1*3=95 |
財務 | 優 | 81 | 600+6*3=618 |
探検 | 中 | 38 | 237+2*3=243 |
天賦
★1 | 老舗以外の新しい娯楽建築を建造する時、必要な資源を10%節約する。 |
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★2 | 老舗以外の新しい娯楽建築を建造する時、必要な資源を14%節約する。 |
★3 | 老舗以外の新しい娯楽建築を建造する時、必要な資源を17%節約する。 |
★4 | 老舗以外の新しい娯楽建築を建造する時、必要な資源を20%節約する。 |
物語
「また清明節が来たわね。」「ああ、外は雨だ。」杜牧は杜秋娘に会うために金陵を訪れ、彼女が更に老け込んだことに気づいた。髪に白髪が混ざろうと過去には拘らない大らかさを持っていた彼女が、最近では時折、過ぎ去った時の中で恍惚と夢に浸っているような、寝言めいた言葉を口にするようになった。「新曲が難しくて練習に苦労してるの。昨夜はこっそり杏花酒を飲んでしまったわ、内緒よ……」「いつになったらここを出られるの?いい加減息苦しいわ。ここの杏花酒は外ほどおいしくないもの……」杜秋娘は様々なことを忘れてしまったようだが、杏花酒の記憶だけは確かだった。杜牧はそれ以上聞くに堪えず、酒を買ってやろうと思い、傘をさし、雨の中に出かけた。杜牧は道端に立っていた牛飼いの少年に尋ねた。「あの、杏花酒はどちらで買えますか?」少年は、そんなことも知らないのかという顔で、遠くの村を指さした。「この先の杏花村にあるよ。」杜牧は少年に礼を言い、杏花村に向かった。清明の雨は、服を濡らす程ではなかったが、いつまでも降り続けていた。杜秋娘のような美人が年を取る姿や常ならぬ世を思うと、もの悲しさが胸に沁み、杜牧は二句の詩を呟いた。「清明の時節雨紛紛、路上の行人魂を断たんと欲す……」