謝道韞
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 良 | 71 | 428+4*3=440 |
農牧 | 中 | 50 | 253+2*3=259 |
制作 | 優 | 256 | 603+4*3=615 |
財務 | 劣 | 15 | 64+1*3=67 |
探検 | 中 | 99 | 244+2*3=250 |
天賦
★1 | 1時間以上の制作の仕事を担当する時、必要な資源を5%節約する。 |
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★2 | 1時間以上の制作の仕事を担当する時、必要な資源を7%節約する。 |
★3 | 1時間以上の制作の仕事を担当する時、必要な資源を10%節約する。 |
★4 | 1時間以上の制作の仕事を担当する時、必要な資源を15%節約する。 |
物語
謝道韞は小さな書院を開き、授業を行なっている。その日の授業は、柳絮の話だった。少し頭を上げ、窓の外を見やると、小雪が舞っていた。その景色に、謝道韞の胸の内に様々な思い出が蘇る。ある年の冬。後輩たちと、叔父の謝安の家に集まって囲炉裏を囲み、清談に耽っていると、小雪が降り始めた。そして皆で、雪を眺めながら詩を詠んだ。今日の雪は、あの日と同じだ。だが、あの日の仲間はもういない。戦争と歳月の中で、次々と墓石になってしまった。戦場での出来事は、思い出したくもない。いくら敵を殺そうが、結局何にもならなかった。敵を殺すよりも、人を教え育てるほうが良い。謝道韞は書院に座り、本を書き、授業を行い、自分の理念を実践していた。生徒たちは、柳絮と口にしたきり黙ってしまった謝道韞を見て、そっと声を掛けた。彼女はしばらくの沈黙の後、窓の外の雪を眺め、やがてゆっくりと口を開いた。「未だ柳絮の風に因りて起こるに若かず。」