満庭芳
画像
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ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 劣 | 15 | 64+1*3=67 |
農牧 | 良 | 183 | 434+3*3=443 |
制作 | 中 | 39 | 238+2*3=244 |
財務 | 優 | 82 | 601+6*3=619 |
探検 | 劣 | 37 | 86+1*3=89 |
天賦
★1 | 財務の仕事を担当する時、銅貨の収入は40%増えるが、必要な働き手の数+1。 |
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★2 | 財務の仕事を担当する時、銅貨の収入は60%増えるが、必要な働き手の数+1。 |
★3 | 財務の仕事を担当する時、銅貨の収入は80%増えるが、必要な働き手の数+2。 |
★4 | 財務の仕事を担当する時、銅貨の収入は100%増えるが、必要な働き手の数+2。 |
物語
晩春、詞人は水辺で春を綴り、画家は柳の下で春を描き、旅人は山中で春を見る。詩人満庭芳はといえば、家に閉じこもり、庭の草花の手入れに専念していた。今年は暖春だ。種はしっかりと根を張り芽吹くだろう。人々が春の散策から帰ると、満庭芳の花見会の準備が整う頃だった。彼は方々に招待状を配り、春の花景色を満喫しようと誘った。小さな庭を、人と花々が彩る。江南水都で最も美しい春景色が、ここにあった。蓮の香りが漂う季節、塀いっぱいにアサガオが咲く頃になると、再び皆の手元に満庭芳から招待状が届いた。花見客が、狭い庭を埋め尽くす。満庭芳は花を手折り、人々に贈った。文徴明には紫藤を、蘇小妹にはアジサイを。絵の具を調合する董其昌には、月下美人を贈った。人々は木陰に腰を下ろし、詩を吟じたり、写生をしたりと過ごし、夜が更けると満天の星を眺めた。晩秋になると、満庭芳はイチョウを飾った桐の葉で招待状を作り、今度は庭で菊見にと誘った。人々は花を愛でながら蟹を食べ、寂しさを忘れ秋を過ごした。そして冬。満庭芳は花見会を室内に場所を移した。皆は暖炉のそばに座り、雪が降り積もる梅の枝を静かに眺めた……満庭芳は四季を詩にして、文徴明は四季を絵に描いた。彼らは詩画を冊子にして、江南水都の四季を見逃した旅人たちに贈った。