七仏の石塔
画像
開放条件
Lv.45で開放
紹介
ある年の真夏、董其昌は避暑のため、しばらく寺院で暮らしていた。寺院の裏には七つの石塔が並び、古木の陰に隠れていた。毎朝、鐘が鳴り終わると、一人の若い坊主が水の入った盆を重そうに運び、日が暮れるまで一生懸命石塔を磨き続けていた。董其昌は何日も繰り返されるその姿に、ついに我慢できず問いかけた。「失礼、なぜ毎日石塔を磨くのかお尋ねしても?」若い坊主は顔も上げずに答えた。「きっと昔誰かがこの塔の中で、お経や手紙を何通も燃やしたんです。ほら、石塔が黒ずんでいるでしょう。」董其昌が石塔の上を見やると、たしかに斑に焼け跡があった。画家としては、実に興味深い。「俺は逆に歴史の趣を感じますがね。」若い坊主は、汚れた水の入った盆を手にふらふらと歩きながら言い返した。「毎日薪を燃やしていると、顔が真っ黒になって、目も痛くなるんです。この石塔たちも、きっと痛い思いをしていると思います。」そう言っていると坊主はふと力が抜け、汚れた水を董其昌の体にかけてしまい、慌てて何度も謝罪した。董其昌は潔癖で有名な人物で、普段は衣服に埃が少しつくだけでも気にするのだが、この時は何でもないそぶりを見せた。「大丈夫です、お気になさらず。読経に遅れてしまいますよ、どうぞお行きください。」翌朝、鐘が鳴り、若い坊主はまた水盆を持ってやって来た。すると遠くから、董其昌が石塔の前にしゃがんでいるのが見えた。董其昌は、お面に手袋、さらに服の上から防塵用の上着を羽織り、既に七仏の塔を磨いていた。
ステータス
所要材料 | 数 |
7 | |
1800 | |
400 | |
220 | |
1日 | |
繁栄度・環境 | 460 |
経験値 | 3725 |
最大建造数 | 3 |