相談所
概要
レア度 | 画像 | マス |
---|---|---|
効果
1010
入手方法
厳さま取引
悪党尋問
物語
春花は最近新たな商機を見出した。多くの人が悩みを持つものだが、打ち明ける場がないことに気づき、あることを閃いた。春花は町の静かな場所に竹椅子を二脚と机を一台置いた。「お茶代たった数文で、悩みを晴らせます。」檀香を焚いて団扇をあおぎ、春花は彼女の「商売」を始めた。すると、不安そうな顔をした員外郎が竹椅子に腰を下ろし、机の上に白銀が入った袋を置いた。早速現れた上客に、春花は慌てて声をかけた。「そちら様、何かお悩みでしたら、お聞きしますよ。」「実は、僕の目下最大の悩みは、親友ができないことなんです。」「なぜですか?」「遊び仲間は絶えませんが、みんな僕の財産目当てなんです。お金持ちでなければよかったのにと、時々考えてしまいます。」それを聞いた春花は、眉間に皺を寄せ、員外郎に手を伸ばした。員外郎は察したように言った。「真心で友と接するべき……ということですか。」春花は首を振った。「いいえ。よければ、私とお友達になりませんか?」