竹林腰掛け
概要
レア度 | 画像 | マス |
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効果
3510
入手方法
厳さま取引
悪党尋問
物語
道士の七は、同一和尚とここでよくお喋りをする。そこには時折知府も加わる。幕友が通りがかると、ちょうど三人が向かい合って話をしているのを見かけた。知府は論道だけでなく説法もできるのかと、幕友はますます感心した。話に加わりたいと思った幕友は、道家と仏教の主要な書物をなんとか読み終え、恐る恐る竹林に向かった。近づいて会話を聞いてみると、三人が熱心に語り合っているのは、源清子の棋譜の話だった。幕友は、あまりの怒りで気を失ってしまった。目を覚ますと、知府、七、同一が心配そうに彼を見つめていた。幕友はまた怒りがこみあげてきた。「この囲碁バカども!お前らが話していた棋譜は源清子の棋譜なんかじゃない!私が書いたんだ!私が!」知府は、幕友に棋譜に書かれた名を見せた。「いやほら、源清子の名前もちゃんと書かれてるぞ。」幕友はさらに怒り出した。「それは私がでたらめに書いたんだよ!私の字もわからないのか!?」