茅屋
概要
レア度 | 画像 | マス |
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効果
閑人住宅
入手方法
桃花村の謎
物語
長い間廃屋になっていた茅屋に、ある日急に人が住みついた。その男は、毎日ござの上に横たわり、髪は顔も見えないほどに乱れていた。その周りにはハエが多く飛び交っていて、そばを通れば、誰もが鼻を押さえ、汚いと毒づいた。だがそこに、掃除道具を持った聡、盆栽を持った強、布団と敷布を持った春花、そして訳もわからぬまま三人に連れてこられたキタがやってきた。男は昼寝から目を覚まし、にこやかな三つの顔と、ぽかんとした顔を見た。「おめぇら……」聡は彼の肩を拳で小突いた。「奇っちゃん、やっと帰ってきたのか!!」強はキタを引っ張って来て、「奇っちゃん、新しい友達、キタさん。」と紹介した。春花は微笑みながら彼を見た。「キジンさん、おかえり。」奇人はうなずき、ござから起きあがると、みんなと一緒に部屋の掃除をはじめた。