月餅屋台
概要
レア度 | 画像 | マス |
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効果
20
入手方法
イベント
物語
遠さんが営む月餅屋台では、孤児が買いに来たらお金を取らないという暗黙の掟があった。人々は彼を善人だと言うが、遠さんは、自分が受けた恩を返しているだけだ、と言う。遠さんは生地を練り、具材を混ぜ、型に入れ、成形しながら、語り始めた。「オレも元は孤児でね。あの月餅屋台の前を通った時、もう何日も何も食ってなかった。焼きたての月餅の匂いが鼻をくすぐって、目も離せなかったよ。そしたら、その屋台のオヤジさんはそんなオレの姿を見て、一番大きな月餅をくれたんだ。今日まで生きてこられたのは、あの月餅のおかげさ。今じゃオレも月餅屋台をやってるが、やっぱり飢えた子供は見てられねえ……」話が終わり、月餅も出来上がった。「よし、出来上がりだ。一つどうだ?」