観雲塔
概要
レア度 | 画像 | マス |
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効果
3510
入手方法
雅集(銅鈴と交換)
物語
終日白塔の下で丹薬を作る道長の丘のもとに、徐光啓が訪れた。 白塔は山中にあり、塔の背後にはしばしば雲がかかる。
徐光啓はしばらく調査し、ここが雲を観察する絶好の場所だと気づいた。
「道長さま、 頼みがあるのですが。」
「うちでは丹薬は授けられんぞ。」
「丹薬なんていりません! この塔の下は見晴らしがよく、雲を観測しやすいので、どうか、各時刻の雲の変化を記録していただけないでしょうか。」
丘はそれを聞くと、信じられないというように、「ワシが暇してるとでもお思いか?」と目を丸くして答えた。
徐光啓は書きかけの本を取り出して説明した。「雲の変化から、天気を予知できます。法則を掴み、 民が農期を見定めら れるようにしたいのです!」
民の助けになると聞き、丘は頷いた。一年後、丘は山を下り、白塔の下での雲の観察記録を徐光啓に渡した。「この一年、雲ばかり見ていて、丹薬は一粒も作れんかったわ。」