董其昌
画像
ステータス
MIN | MAX | ||
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建造 | 中 | 41 | 240+2*3=246 |
農牧 | 劣 | 20 | 95+1*3=98 |
制作 | 特 | 121 | 786+5*3=801 |
財務 | 優 | 258 | 605+4*3=617 |
探検 | 良 | 185 | 436+3*3=445 |
専属御宝 | 節寰の剣 |
天賦
★1 | 制作の仕事を担当する時、おまけで50%の資源を獲得する。 |
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★2 | 制作の仕事を担当する時、おまけで90%の資源を獲得する。 |
★3 | 制作の仕事を担当する時、おまけで120%の資源を獲得する。 |
★4 | 制作の仕事を担当する時、おまけで150%の資源を獲得する。 |
物語
董其昌が家に帰ってすぐ、父に呼び止められた。応接間は父の友人たちでいっぱいだった。
「せがれの董其昌だ。田さんがな、ずっと絵が欲しいと思っているそうなんだが、他の画伯たちといえば、少しでも有名になるとすぐ値を上げてくるんだ。一枚描いてあげなさい。小さく描いてはならんぞ。描くのは、我が松江十景にしようか。」
「そんな、恐れ多い。さすがに潤筆料(じゅんぴつりょう)はわたくしが出します。」
「小童の絵さ、潤筆料なんて必要ない。こいつの絵を飾って頂けるだけでも、有難いぐらいだ。」
無言のまま書斎に向かった董其昌は、父から誉め言葉ひとつをもらうために、要求をすべて飲んでしまう、良い息子を一生懸命に演じた。
「そうだ。」父は彼を呼び止めた。いよいよ父さんが褒めてくれるのだろうか、と期待が胸をかすめた。
「さっき趙さんの息子の宝くんが書斎に入ってな、色鮮やかな画集が気に入ったようで、全部宝くんにあげたんだ。暇があったら、また宝くんのために何冊か描いてくれ。」
董其昌はあまりの怒りに震え、拳を握りしめた。あの画集は何年もかけて完成させた作品だ。それなのに、父親の面子のために勝手に他人に贈られてしまった。
彼はうなだれて書斎に入ると、董夫人が笑みを浮かべながら、両手をうしろに隠して、彼を待っていた。
「今は絵を描く気分じゃない。墨を摺るな。」
董夫人は後ろに隠しているものを出した。「もう怒らないで、画集は無事よ。」
「なぜ君が持っている?宝くんにあげたんじゃなかったのか?」
「腌篤鮮一皿と交換してもらったのよ。」
「腌篤鮮だと?俺の分は?」
「温めてあるわ、食べる?」
「食べる!」
「じゃあ、手を洗ってきてちょうだいね。」