陵塔
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紹介
夜になると、陵塔には鬼火が点々と現れてゆらめく。
町の人々は、彷徨える魂が、供養を終えた陵墓から供物を奪っているんじゃないかと噂していた。朝になると、住民たちはたくさんのお供え物を用意し、陵塔に持ち込んだ。跪きながら冥銭を燃やして、責めないでくださいとご先祖様に頼み、そして、安らかに眠る魂たちの眠りを妨げぬよう、もう一つ冥銭を燃やした。
その頃、知府は税金報告書を読んでいた。ここ数ヶ月の間、町に一番税金を納めているのは、なんと蠟燭店だった。髭をいじりながら、これは何かあるぞと感じた知府は、道長の七に会いに行った。
七は住民たちを集め、彼らの目の前で大の字になったり、への字になったりと、鬼火の芸を披露した。住民たちは七さんは鐘馗(しょうき)の生まれ変わりだと叫びながら、次々に跪き、悪鬼を捉えてほしいと頼んだ。
すると七は、懐からゆっくりと火打石を取り出した。「鬼火なんてありません。全てこれのせいです。」
蠟燭店の店主は、稼ぎを得るために、わざと鬼火を作って住民を怖がらせ、蠟燭と冥銭を買わせていたのだ。激怒した住民たちは、知府に蠟燭店の主人を町から追放するよう要求した。
ステータス
所要材料 | 数 |
700 |
繁栄度・環境 | 繁栄度325 |
経験値 | 2250 |
最大建造数 | 3 |