巽塔
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紹介
そのむかし、ここではよく水害が起こっていた。
住民たちは河伯(かはく)の祟りだと思い、あらゆる手を尽くしたが、水害を止めることはできなかった。
そこで、ある専門家が言うにはこうだ。この地の民には知恵が足りぬ、そう魁星さまが機嫌を損ねていらっしゃるのだと。専門家は、尖った高い塔を建て、そこに学問の気を溜め、みんなに読書を勧めることを提案した。
塔が建つと、そこから次々に状元(じょうげん)が出て、水害もそれっきりなくなった。
それから、この塔は多くの知識人の祈願の対象となり、拝めば必ず首席の三元(さんげん)になれると人々は信じていた。
しかし実のところは、河伯も、魁星さまもいない。知恵がついた住民たちが、本の中から治水の方法を見つけ出したというだけのことだった。
ステータス
所要材料 | 数 |
800 | |
繁栄度・環境 | 繁栄度385 |
最大建造数 | 3 |