[俺の流儀]日吉若
[俺の流儀]日吉若の基本データ
レアリティ | カラー |
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SSR | RED |
キャラクター | 特化ステ |
日吉若 | 心 |
心 | 完凸心 |
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3,701 | - |
技 | 完凸技 |
2,890 | - |
体 | 完凸体 |
3,037 | - |
合計 | 完凸合計 |
9,628 | - |
テンション | |
140 |
プレイヤースキル | 下剋上等っ!!(げこくじょうとう) |
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14秒間スコア23%アップ |
サポータースキル | コンボボーナス |
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6秒ごとに28%の確率で5秒間コンボボーナス15%アップ |
アビリティ | REDタイプの「心」が100%アップ |
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- |
入手方法 | 恒常ガチャ |
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恒常ガチャSSR('19/01/06追加) |
備考詳細 |
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- |
イラスト
覚醒前 | 覚醒後 |
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カードストーリー詳細
【前編】
日吉若 「ここまでか…。物足りないな…」
鳳長太郎「お疲れ、日吉。まだ少し練習していく?」
日吉若 「ああ。俺は素振りをしてから戻る」
鳳長太郎「じゃあ、俺もそうしようかな。結構残りそうな人多いし。樺地もだよな?」
樺地崇弘「ウス」
日吉若 「――ふっ、ふっ…」
切原赤也「お、日吉達も自主練に残ってんじゃん!」
財前光 「相変わらず、独特なフォームしとんな」
海堂薫 「おい、切原。お前、何してんだ」
切原赤也「日吉の真似してんだよ。アイツのフォーム、こんな感じだろ?」
財前光 「いや、全然ちゃうやん」
切原赤也「それじゃあ、こうか?」
海堂薫 「盆踊りでもしてんのか」
切原赤也「んなわけねぇだろ!」
日吉若 「…おい、お前ら。さっきから何を騒いでいる」
切原赤也「ん?…あぁ、お前のフォームの真似してたんだよ。どうだ?うまいだろ?」
日吉若 「盆踊りか?」
切原赤也「だから違ぇって!」
鳳長太郎「あはは」
切原赤也「くそ~…俺は真剣にやってんのに…!」
鳳長太郎「ご、ごめん。でも、真似したくなる気持ちはわかる気がするな。日吉のフォームってかっこいいよね」
日吉若 「…フン」
切原赤也「そのフォームでどうやって技とかやってんだ?」
海堂薫 「かなりテクニックいるだろ」
日吉若 「俺にとっては、この型の方が自然だからな」
鳳長太郎「日吉、このフォームにしてから、一気にうまくなったもんね」
日吉若 「ああ、監督がやりやすいやり方を勧めてくれたおかげだ」
切原赤也「ふうん。なんか、そういう個性っていいな。鳳もなんかすっげーサーブあったよな?なんだっけ?スカッとするやつ!」
日吉若 「まさかとは思うがスカッドサーブのことか?」
切原赤也「それそれ!一撃必殺って感じで、かっこいいよな~!」
鳳長太郎「あ、ありがとう。ほめられると照れるな…。でもほら、海堂もスネイクとか、かっこいいよね」
切原赤也「かなり練習したんじゃねぇの?」
海堂薫 「別に…普通だ。お前こそ悪魔(デビル)化とかして強くなってんじゃねーか」
切原赤也「ま、まぁな…。でも俺は、そんなんじゃ満足しねぇ!もっともっと強くなって、うちのビッグ3(スリー)をまとめてぶっ倒してやる!」
日吉若 「フン、俺もだ。先輩達に負けてはいられない。下剋上だ…!」
切原赤也「よっしゃ!先輩達を超えるために、俺も強くなれるフォームを見つけてやるぜ! ――やあ!このフォームとかどうだ?」
財前光 「なんや戦隊モノの変身ポーズみたいやな」
切原赤也「今度は変身ポーズかよ!盆踊りよりはマシだけど…。おい、日吉。お前のフォームちょっと教えてくれよ」
日吉若 「はぁ…。仕方ないな。見てやるから、もう一度やってみろ」
切原赤也「サンキュー!いくぜ…!――せい!」
日吉若 「…それのどこが俺のフォームだ?見てられないな」
切原赤也「くそ…それじゃ…。 ――とう!」
日吉若 「…馬鹿にしてるのか」
鳳長太郎「き、厳しいね、日吉」
財前光 「なんやかんや日吉も楽しんどるんちゃうん?」
樺地崇弘「ウス」
切原赤也「これならどうだ…!」
日吉若 「ダメだ、全然なってない。いいか、切原。よく見ていろよ。本当の演舞テニスを見せてやる――」
【後編】
日吉若 「そろそろ寝るか…」
切原赤也「なんだよ、日吉。もう寝るのか?」
日吉若 「ああ。今日はお前達につき合って疲れたからな。お前もさっさと寝ろ」
切原赤也「いたそれどころじゃねぇんだよ。この動画が面白くてさぁ」
財前光 「ああ、それ 今話題のやつやろ?ユウジ先輩も真似しとったわ」
切原赤也「マジ?最新作も見た?もー俺、すっげー笑っちゃってさぁ」
日吉若 「…おい。お前ら、静かにしろ。寝られないだろ」
切原赤也「普通にしゃべってるだけで、そんなにうるさくしてねぇだろ?」
財前光 「海堂もぐっすり寝とるしな」
日吉若 「はぁ…わかったからあと少しだけ、静がにしてくれ」
切原赤也「へいへい」
日吉若 「ったく…」
切原赤也「…にしても、今どきそろばんって珍しいネタだよな」
日吉若 「…そろばん?」
切原赤也「お、お前も気になるか?一緒に動画見る?」
日吉若 「いや、いい…。それより、そろばんがどうした?必要なら、ここにあるぞ」
財前光 「うわ、ホンマや」
切原赤也「お!貸して!」
日吉若 「構わないが…何の計算をするんだ?」
切原赤也「計算?そんなんしねぇよ」
日吉若 「は…?」
切原赤也「今流行ってるじゃん。動画見たことねぇの?あーとにかく貸せよ、やって見せるから」
日吉若 「待て。遊びに使うならお断りだ」
切原赤也「ええ~!そう言わずに、ちょっとだけ!な!?」
日吉若 「ダメだ。諦めろ」
切原赤也「さっき必要なら貸してやるって、言ったじゃねぇか!」
日吉若 「それは計算に使うと思ったからだ」
切原赤也「そんなこと言わずにさぁ~。頼むよ、日吉~!」
日吉若 「やめろ、ひっつくな!」
切原赤也「あっ、おい!どこ行くんだよ!」
日吉若 「このままじゃ寝られそうにないからな。散歩に行ってくる。お前らは動画でもなんでも好きに話してろ」
財前光 「…アイツ、そろばん持って出て行きよった」
切原赤也「逃げたな、ちくしょー!」
日吉若 「全く…。アイツら、そろばんをなんだと思ってるんだ。ほとぼりが冷めるまで外に居るか…」
跡部景吾「―――あーん?日吉じゃねぇか」
忍足侑士「こんな時間にどないしたんや」
日吉若 「…まあちょっと、散歩です」
跡部景吾「そろばん片手にか?」
日吉若 「色々、事情があって…」
向日岳人「いや、どんな事情だよ」
忍足侑士「まぁ、ええやん。そろばんなら、ちょうど必要やったとこやし」
日吉若 「まさかアンタも、そろばんで芸を…」
忍足侑士「芸?なんのこっちゃ?普通に計算で使わせてもらおう思てるんやけど…。まぁええわ。なぁ跡部、ちょうどええんちゃう?日吉に計算してもろたら」
跡部景吾「ああ、そうだな…」
日吉若 「何の計算をすればいいんですか?」
跡部景吾「今さっき、滝から連絡があってな。用具の身長に回した部費の計算が合わないそうだ」
忍足侑士「それを日吉に確かめてもらいたいんや」
跡部景吾「できるか?あーん?」
日吉若 「…できるか、ですって 当然でしょう。俺に任せてください」