[優雅な休日の過ごし方]観月はじめ
[優雅な休日の過ごし方]観月はじめの基本データ
レアリティ | カラー |
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SSR | BLUE |
キャラクター | 特化ステ |
観月はじめ | 心 |
心 | 完凸心 |
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3,516 | - |
技 | 完凸技 |
3,104 | - |
体 | 完凸体 |
2,877 | - |
合計 | 完凸合計 |
9,497 | - |
テンション | |
142 |
プレイヤースキル | 丸見えですよ キミの弱点 |
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17秒間コンボボーナス19%アップ |
サポータースキル | タイミングサポート |
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10秒ごとに36%の確率で4秒間BAD/NICE/GREATがSSSになる |
アビリティ | 全タイプの「心」が85%アップ |
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- |
入手方法 | 恒常ガチャ |
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恒常ガチャSSR('18/03/26追加) |
備考詳細 |
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- |
イラスト
覚醒前 | 覚醒後 |
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カードストーリー詳細
【前編】
観月はじめ「気持ちの良い目覚め、かぐわしい紅茶の香り、そして窓から差し込む、きらめく朝日…」
観月はじめ「んふっ、やはり休日の朝はこうでなくては。そうでしょう、裕太君?」
不二裕太 「練習がないのは少し物足りないですけど、ゆっくりできるのは嬉しいです」
観月はじめ「たまには、こうして英気を養うことも大切ですからね」
不二裕太 「でも休日って、ぼんやり過ごしてたらいつの間にか時間経ってたりしません?」
観月はじめ「おや、それはいけませんね。ではボクが、キミに優雅な1日の過ごし方を教えてあげましょう」
不二裕太 「えっ!いや、俺は別に…」
観月はじめ「んふっ、遠慮しなくていいですよ、裕太君。朝食のあと、早速出かけましょうか」
不二裕太 「…よ、よろしくお願いします」
観月はじめ「おや、先客がいたようですね」
忍足侑士 「俺は、たまたま通りかかっただけやで。2人は何しに来たん?」
不二裕太 「俺は…ええと、観月さんに連れられてきたというか…」
観月はじめ「今、裕太君に優雅な1日の過ごし方を教えているところですよ。どうです?よろしければ、一緒に花を愛でませんか?」
忍足侑士 「花を愛でる、か…。なんやロマンチックな響きやなぁ」
観月はじめ「んふっ、花のように綺麗なものを見ていると、心が満たされますからね」
不二裕太 「確かに…普段はあまり見ないですけど、こうしてしっかり見ると、綺麗ですね」
観月はじめ「でしょう?ボクはバラの観察日記をつけて、日々の花の変化を楽しんでいますよ」
忍足侑士 「そういや最近読んだ恋愛小説で、バラの花束プレゼントされたヒロイン、えらい嬉しそうにしとったわ…」
観月はじめ「小説…ふむ、いいですね。では次は、図書館へ参りましょうか」
観月はじめ「読書は集中力を高めると言われています。集中力を鍛えながら、新たな知識で心を潤し、豊かにしましょう」
不二裕太 「はい…!」
観月はじめ「おや、化学の新刊が届いていますね?…ふむ、興味深いですね」
不二裕太 「う…俺はマンガのほうがいいなぁ…」
観月はじめ「何を言うんですか…って、おや?あそこにいる2人は…」
伊武深司 「あ、こんにちは…」
神尾アキラ「2人も本読みに来たんですか?…って、化学の本じゃないっスか」
伊武深司 「しかも専門書じゃん。難しそう…」
観月はじめ「実に面白いですよ。この本など、特におすすめです」
神尾アキラ「いや…俺、化学苦手なんですよ…なんかワケわかんなくなっちまって…」
観月はじめ「苦手だなんて勿体ない。化学は素晴らしいものだというのに!例えば元素記号ですが――」
観月はじめ「…とういうことなんです。どうです?素晴らしいでしょう」
神尾アキラ「は、はい…そうですね…」
伊武深司 「ほとんど頭に入ってこなかったけど…」
不二裕太 「俺も…」
観月はじめ「ん?もうこんな時間…。そろそろ、お暇しましょうか」
観月はじめ「本を読んだあとは、運動ですよ。と言っても、いつものようにテニスですが」
不二裕太 「そろそろ体を動かしたいって思ってたんですよね。…ん?あれって…」
観月はじめ「どうしましたか、裕太君」
不二裕太 「あの木にとまってるのって…」
観月はじめ「おや、あれは白スズメじゃありませんか」
不二裕太 「あ、やっぱりスズメなんですね。にしても珍しい色だな」
観月はじめ「んふっ、今日はいい日になりそうですね」
不二裕太 「え?どうしてですか?」
観月はじめ「白スズメは縁起がいいと言われているんですよ」
不二裕太 「へぇ…」
観月はじめ「さぁ、裕太君。いきますよ」
不二裕太 「はい!」
観月はじめ「ふっ!」
不二裕太 「はぁっ!」
観月はじめ「ああ、実に優雅ですね。白スズメに囲まれ、ラケットを振るう…。最高の休日になる予感がします」
【後編】
観月はじめ「ふぅ…いい汗をかきましたね」
不二裕太 「はい!のんびり休むのもいいけど やっぱり、テニスが1番ですね」
観月はじめ「ふふ、夕食の前に汗を流しておきましょうか。せっかくなので、バラ風呂にしましょう」
不二裕太 「あの、俺は普通の風呂でも…」
観月はじめ「遠慮することはありません。さあ、行きましょうか」
観月はじめ「ああ…いい香りです。リラックスできそうですね」
不二裕太 「確かにいい匂いですけど…そのバラ、いったいどこから持ってきたんですか?」
観月はじめ「先ほど、跡部君にわけてもらいました。ああ…美しい光景です。優雅な休日にふさわしい」
不二裕太 「風呂、気持ちよかったですね」
観月はじめ「ええ…本当に。ふふ…」
不二裕太 「観月さん、機嫌がよさそうですね」
観月はじめ「当然です。今夜のメニューに、ボクの好きなビシソワーズと冷製カッペリーニキャビア乗せがあるんですから」
観月はじめ「今日という素晴らしい1日を締めくくるのにピッタリの夕食ですよ、んふっ」
観月はじめ「おや?…跡部君じゃありませんか。先ほどはバラをありがとうございました」
跡部景吾 「お前らも今から夕食か」
観月はじめ「ええ。よろしければ一緒にどうです?」
跡部景吾 「フッ、じゃあ座らせてもらうか。へぇ…なかなかいいメニュー選んでるじゃねーの。ビシソワーズの味はどうだ?」
観月はじめ「素晴らしいですよ。ここのシェフも侮れません」
跡部景吾 「ああ、雇ったヤツは有能だな。アドリア海で本物の真珠を見つけたかのようだ」
観月はじめ「おや、アドリア海で真珠だなんて…。んふっ、跡部君も冗談を言うのですね?」
跡部景吾 「フッ…たまにはな」
不二裕太 「やべぇ…冗談が全然わかんねぇ…」
観月はじめ「今日はいい1日でしたね、裕太君」
不二裕太 「はい。観月さんのおかげで、いい休日になりました」
観月はじめ「そうでしょう、そうでしょう…」
不二裕太 「寮に残っているルドルフのみんなは今頃、どうしてますかね」
観月はじめ「そうですね。我々のように有意義な1日を過ごしているといいのですが…」
~♪ ~~♪
観月はじめ「おや、噂をすれば赤澤から電話ですね…。もしもし。どうかしたんですか?」
赤澤吉朗 『すまん、観月…』
観月はじめ「…え?まさか留守の間に、何か不測の事態でも…」
赤澤吉朗 『実は…キッチンを水浸しにしちまった…』
観月はじめ「…は?」
赤澤吉朗 『俺と柳沢でやったんだが…皿洗いしようとしたら、なんつーか…』
観月はじめ「3年生が2人も揃って…!普通に洗えば水浸しになんてならないでしょう!」
観月はじめ「そもそも赤澤は、以前風呂を壊したこともありましたよね。3年生がそれでは下級生に示しが…」
赤澤吉朗 『…その、まだあるんだ。部室のカーテンを、汚しちまって…お前の気に入ってたやつ…』
赤澤吉朗 『これは俺が1人でやっちまったんだが、その…。ほ、本当にすまん、観月!じゃあな!』
観月はじめ「…………」
観月はじめ「…ふ、ふふふ」
不二裕太 「ど、どうしたんですか観月さん。赤澤部長から、何を…」
観月はじめ「いいえ…大したことはありません。ただ、ふざけた報告のせいで、最高の1日が台無しになってしまっただけですよ」
観月はじめ「ふふ…こうなったら、居残り組には合宿の練習メニューを倍にしてやらせましょう」
不二裕太 「そ、そうですね、あはは…」
観月はじめ「――覚えてなさい、赤澤ぁっ!」