【ストーリー】EPISODE 5-57 集合パフォーマー!

| - 集合パフォーマー! 美貌の圧制者 |
登場人物
グリム、撮影スタッフA、ヴィル、ルーク、カリム、ジャミル、デュース、エペル、エース、ネージュ、スタッフA
テキスト全文
── コロシアム‐特設ステージ ──
ざわざわ
グリム:「おぉ、さっきまで準備してたステージがもう完成してるんだゾ。」
選択肢:
├ [ メディア関係者がいっぱいだ ]
└ [ カメラがたくさん……緊張してきたね ]
撮影スタッフA:「そこの君たち! ここはもうすぐ『VDC』のリハーサルが始まるんだ。」
撮影スタッフA:「関係者以外は立ち入り禁止だよ。さあ帰った帰った。」
ヴィル:「そこのジャガイモとケモノはうちの関係者よ。関係者パスを下げているでしょう。」
撮影スタッフA:「あ、あなたはヴィル・シェーンハイト……!これは失礼しました。」
ヴィル:「最後に登場とはいいご身分じゃない、マネージャー。」
ルーク:「文化祭の空気は味わえたかい?」
グリム:「会場の外、当日券にスゲー人が並んでるんだゾ!」
カリム:「本当か? 盛り上がりそうで嬉しいな。」
ジャミル:「カメラの台数や報道関係者もかなりの数だ。やはりヴィル先輩やネージュが出場するからだろうな。」
グリム:「そうだ、エース、デュース、エペル。」
グリム:「リドルやジャックが本番で失敗したらシメてやるって言ってたんだゾ!」
デュース:「うっ、プレッシャーをかけないでくれ。」
エペル:「ぼ、僕も緊張してきた……。」
エース:「これからリハで、本番まではあと3時間もあるじゃん。今から緊張してどーすんだよ。」
ヴィル:「そうよ。本番でミスをしないためにリハーサルがあるの。」
ヴィル:「『VDC』は毎年、開催地になった学校のチームがトップバッターで出演することが決まってる。」
ヴィル:「アタシたち以外が全員ジャガイモに見えるくらいのパフォーマンスを見せてやろうじゃない。」
おう!
???:「…………ヴィーくん?」
ヴィル:「え?」
???:「やっぱり、ヴィーくんだ!」
ヴィル:「ネージュ……!」
ネージュ:「ひさしぶりだねっ。元気にしていた?」
ネージュ:「今年の『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』ヴィーくんが出るってニュースで知って、」
ネージュ:「会えるの楽しみにしてたんだ!」
エペル:「あれが……ネージュ・リュバンシェ!」
エース:「さすがお茶の間の人気者。身振り手振りもしゃべり方も、あざとっ。」
デュース:「うーん。しかし、顔立ちは整っているが、」
デュース:「シェーンハイト先輩に初めて会ったときほど強烈なオーラは感じないというか……。」
カリム:「確かに。あんまりギラギラ派手な感じはしねーな。」
ルーク:「彼の笑顔には、ヴィルとはまた違った野に咲く小さな花のような素朴な美を感じるね。」
ジャミル:「フン。ああいう人畜無害そうな顔をしているヤツほど裏ではとんでもない性悪だったりするんだ。」
ジャミル:「芸能人なんてそんなものだろ。」
グリム:「それオメーが言うかぁ~?」
ネージュ:「前の映画の撮影以来、お仕事現場であんまりヴィーくんに会えなくなって寂しかったよ。」
ヴィル:「今は学業に専念するために、撮影期間が長い映像作品のオファーはあまり受けていないの。」
ネージュ:「そうだったんだね。でも、今日はまたヴィーくんの歌が聞けそうで嬉しいよ。」
ネージュ:「僕、ヴィーくんの歌声、格好良くて大好きだから。」
ネージュ:「僕たちが初共演したのも、学園もののミュージカルドラマだったよね。」
ヴィル:「そうね。アンタが主役で、アタシはアンタをいじめる生徒の役だった。」
ヴィル:「…………ハマリ役だったわ。アンタも、アタシも。」
スタッフA:「ナイトレイブンカレッジの代表選手のみなさん!リハーサルのお時間です。スタンバイお願いします!」
ヴィル:「今いくわ。それじゃあね、ネージュ。」
ネージュ:「うん! ヴィーくんたちのパフォーマンス、楽しみにしてる。」
ヴィル:「──能天気に笑っていられるのも、今のうちよ。」
ヴィル:「完璧なパフォーマンスで、完膚なきまでに叩き潰してあげる。」
ルーク:「…………。」
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