【ストーリー】EPISODE 5-58 殺到フェイバー!

| - 殺到フェイバー! 美貌の圧制者 |
登場人物
カリム、エペル、ジャミル、ヴィル、TV局スタッフA、グリム、エース、デュース、ルーク、Mira、撮影スタッフB、ネージュ
テキスト全文
── コロシアム‐特設ステージ ──
ザッザッザッ
カリム:「ユウ、グリム! どうだった?オレたちのパフォーマンス!」
選択肢:
├ [ 格好よかったです! ]
└ [ 目指せ、メジャーデビュー! ]
エペル:「舞台の上、レッスン室に比べてすごく広くて……」
エペル:「でも、のびのび踊れて気持ちよかった、かな。」
ジャミル:「フン、君も言うようになったじゃないか。」
ヴィル:「今の映像、すぐに確認したいわ。正面じゃなく、舞台サイドからの見え方が知りたい。」
TV局スタッフA:「お疲れ様、ヴィルくん!」
TV局スタッフA:「最高のパフォーマンスだったよ!感動で痺れちゃったなあ!」
TV局スタッフA:「私たちは輝石の国の報道番組のスタッフなんだけど……」
TV局スタッフA:「夕方のニュースとして取り上げたいから、インタ」
TV局スタッフA:「ビューの時間をもらえないかな?」
ヴィル:「もちろん。」
TV局スタッフA:「ありがとう! 今回ナイトレイブンカレッジは『VDC』開催校に選ばれたこともあって、」
TV局スタッフA:「プレッシャーもあったと思うけど……」
TV局スタッフA:「そんなことを一切感じさせない、隙のないパフォーマンスだったね!」
TV局スタッフA:「力強い歌声、キレのあるダンス……もはや高校生レベルを超えている!」
TV局スタッフA:「世界中探しても、ここまでのユニットはそうない。」
TV局スタッフA:「さすがはヴィル・シェーンハイト率いるチームだね!」
ヴィル:「ありがとう。厳しいレッスンを乗り越えてきたから、そう言ってもらえると嬉しいわ。」
ヴィル:「本番ではもっと……いえ、世界で一番美しいパフォーマンスをするつもりでいるから、期待していて。」
TV局スタッフA:「最初にこの完成度を見せられてしまうと、これからのチームを見る目が厳しくなってしまいそうだ。」
グリム:「おお~っ。なんかいい反応なんだゾ!」
TV局スタッフA:「そうだ。『VDC』の生中継に向けて、代表チームのリハーサル風景を」
TV局スタッフA:「10秒ほどの予告動画にしたものをマジカメにアップしたいんだ。」
TV局スタッフA:「学園長からは「『VDC』をより盛り上げるためなら」とこの企画に許可を得ている。」
TV局スタッフA:「少し映像を確認してもらえるかな?」
ヴィル:「ええ、いいわよ。」
ジャミル:「そうか……『VDC』は表向き、あくまで学生の音楽発表会。曲名や登壇順は当日まで伏せられる。」
ジャミル:「しかし商業的な注目度は非常に高い。となると、宣伝や予告で期待感を煽る必要も出てくるんだろう。」
エース:「大人の事情を感じるなぁ。」
エース:「ま、でも確かに本番直前なら、他校のパフォーマンスを見て対策練ったり、」
エース:「曲目を変更することなんか無理ですもんね。」
TV局スタッフA:「協力をありがとう! では、この動画はすぐに公開させてもらうよ。」
ヴィル:「こちらこそ。じゃあ失礼するわ。」
エース:「……おっ! 早速今のTV局のアカウントに動画がアップされましたよ!」
デュース:「ほ、本当だ! うわ、今一瞬僕が映ったけど……」
デュース:「なんか踊りがギクシャクしてる気がする。」
エペル:「僕にも見せて!」
エペル:「すごい……どんどん「いいね」がついて、拡散されていく。」
カリム:「おおー! ヴィルのファンから「待ってました」ってたくさんコメントがついてるぜ!」
ジャミル:「というか、この動画、ほとんどヴィル先輩しか映ってないじゃないか。」
ルーク:「「かっこいい!」「すごい!」なにより「美しい!」」
ルーク:「みんなが『VDC』を楽しみにしている気持ちが伝わってくるね。」
ヴィル:「……………………。」
ヴィル:「…………──“Mira、Mira”教えてちょうだい。」
Mira:「はい。なにを検索しますか?」
ヴィル:「今この時、最高に美しいのは誰?」
Mira:「“美しい メンション数第1位 アカウント”についてのWeb検索結果は……」
Mira:「ヴィル・シェーンハイトです。」
ヴィル:「…………!!」
ヴィル:「フフ……フフフ。ついにこの時がきたわ。」
ヴィル:「これでやっと……!」
撮影スタッフB:「次はロイヤルソードアカデミーのみなさん。スタンバイおねがいします!」
ネージュ:「はぁーい! 今いきまーす。」
!!!
エース:「オレらの次、ロイヤルソードアカデミー!?」
デュース:「丁度いい。どんなパフォーマンスか、見てやろうじゃねぇか。」
カリム:「おお、じゃあ休憩がてら客席に座って見ていこうぜ。」
ヴィル:「ちょっと。映像を確認して反省点を洗い出すほうが先って言ったでしょう?」
ルーク:「まあまあ、毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)。競うべきライバルの実力をしっかり把握しておくのも大切なことだよ。」
ヴィル:「…………それもそうね。」
ヴィル:「ロイヤルソードアカデミー代表、どんなものか見てやろうじゃない。」
ヴィル:「まあ、アタシたちの美しさには勝てないでしょうけど。」
撮影スタッフB:「照明、音響、準備OKです!」
撮影スタッフB:「ロイヤルソードアカデミーのみなさん、どうぞ!」
< >

