【ストーリー】EPISODE 5-72 発表チャンピオン!

| - 発表チャンピオン! 美貌の圧制者 |
登場人物
司会、グリム、ネージュ、グラン、ホップ、シェルピィ、ティミー、スニック、ドミニク、トービー、デュース、エース、エペル、カリム、ジャミル、ヴィル、ルーク
テキスト全文
── コロシアム‐特設ステージ ──
ダラララ……
司会:「ロイヤルソードアカデミーです!」
わああああ
司会:「会場中を温かい空気で包み込んだ『みんなでヤッホー』。」
司会:「見る者を一瞬にしておとぎの国へ誘(いざな)う、彼らだからこそ表現できたピースフルなパフォーマンスでした!」
司会:「そして第2位は、」
司会:「ナイトレイブンカレッジ!」
司会:「1票差で惜しくも優勝を逃しましたが、高い歌唱力と技術力で圧巻のステージを見せてくれました。」
グリム:「ふなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!??」
グリム:「オレ様のツナ缶富豪の夢があ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
司会:「素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた全ての学校の代表選手たちに、今一度大きな拍手を!」
わああああ
司会:「では優勝校のみなさん、前へどうぞ!」
パチパチパチ
ネージュ:「え、ほ、本当に……?僕たちが、世界一になったの?」
グラン:「ネージュ、なに腑抜けた顔してやがんでぃ!さっさと優勝トロフィーをもらいにいくぞ!」
ホップ:「やったぁ! ハッピッピ〜!」
シェルピィ:「……」
シェルピィ:「ほぇ? あれ、僕いま寝ちゃってた?」
ティミー:「い、1番………うれしいけど、」
ティミー:「恥ずかし〜!」
スニック:「わーい! ありがと〜!」
スニック:「……へぷちっ!」
ドミニク:「う、うっ、嬉しいですっ!練習を頑張ってよかった……。」
トービー:「ドミニク、なんで泣いてるの?」
トービー:「みんな楽しそうだよ! やっほー!」
司会:「優勝トロフィーです。おめでとうございます!」
ネージュ:「ありがとう……」
ネージュ:「ありがとうございます!嬉しいです!」
司会:「それでは優勝チームのアンコールステージです!」
司会:「ロイヤルソードアカデミーチーム、」
司会:「『みんなでヤッホー!』」
パチパチパチ
デュース:「……………嘘………………だろ………………。」
エース:「い…………………………1票、差で………………。」
エペル:「……………う、うう゛う…………っ!」
エペル:「ぐぞおおぉ!!ぐやじいいぃいいぃい〜〜〜〜〜!!!!」
カリム:「エペル、そんなに泣くなよ。」
カリム:「そんなに泣いたら…………。」
カリム:「オレも゛泣いぢゃうだろぉお゛〜〜〜〜〜〜!!!!」
カリム・エペル:「うわぁあああぁん!!」
ジャミル:「おい、カリム!アジーム家の次期当主の自覚を持て。」
ジャミル:「情けなく号泣する姿が生中継されたらどうする。」
カリム:「だっで……ぐやじい……ジャミルは悔しくないのかよぉ〜〜!」
ジャミル:「悔しすぎて、言葉も涙も出てこないよ。頭が真っ白とはこのことだ。」
ヴィル:「アンタたち、まだ舞台の上にいるのよ。情けない姿を晒すのはやめなさい!」
ヴィル:「背筋を伸ばして、ライバルの勝利を讃える拍手を忘れずに。」
ジャミル:「さすがはヴィル先輩、冷静ですね。こういう展開はもう慣れっこですか?」
ヴィル:「冷静? 慣れっこ?」
ヴィル:「……フッ。」
ヴィル:「そんなわけないじゃない!!!」
ヴィル:「今すぐロイヤルソードのヤツら全員、舞台から蹴り落としてやりたいわよ!!!」
ヴィル:「アタシがアイツらを罵る下品な言葉を口走る前に、誰か気絶させてちょうだい!」
ヴィル:「……………ネージュたちに投票した奴らを、呪ってやりたい…………っ。」
ルーク:「……ああ、麗しのヴィル。我らが毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)。」
ルーク:「私の選択が、キミを苦しませることになってしまってすまない。」
ルーク:「だが、どうしても自分の心を偽ることができなかった。」
ヴィル:「…………は? それ、どういう意味?」
ルーク:「ヴィルに呪われるべき人間の1人は、私だ。」
えっ………………?
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