【ストーリー】EPISODE 1-2 完璧なキャンプへと導いてみせます

| - 完璧なキャンプへと導いてみせます 宣告マッスル! |
登場人物
リドル、シルバー、セベク、レオナ、ラギー、フロイド、エース、ジャック、エペル、バルガス、デュース、グリム、クロウリー、ゴーストたち
テキスト全文
── 鏡の間 ──
リドル:「馬術部は全員揃ったかい?」
シルバー:「いや、実はまだセベクが来ていないんだ。」
シルバー:「一緒に寮を出る予定だったんだが、時間の許す限りマレウス様の護衛を務めると聞かなくて……」
シルバー:「ん?」
シルバー:「ようやく到着したみたいだ。」
セベク:「「自然の中での生活など、茨の谷で育ったお前には容易だろう。馬術部は安泰だな」……。」
セベク:「何気なくおっしゃられた若様のお言葉が、忘れられない。」
セベク:「見ていてください若様!このセベク、必ずや……」
セベク:「必ずや!!!!!!!!」
セベク:「脆弱な人間どもを率い、我が所属する馬術部を完璧なキャンプへと導いてみせます!」
セベク:「マレウス様の護衛として恥じない行いをし、ご期待に添いましょう!!!!」
シルバー・リドル:「……。」
レオナ:「面倒くせえな……。1人くらい不参加でも問題ねえだろ。」
ラギー:「文句言わないでください、レオナさん。」
ラギー:「「全員参加」って言ってたじゃないッスか。サボったら「廃部だ!」って言われかねないッス。」
フロイド:「ウミヘビくんにカニちゃん、おはよ~。」
エース:「え? フロイド先輩、その服……」
フロイド:「これ?」
フロイド:「いいでしょ~。キャンプに合わせて買ったんだあ。」
フロイド:「動きやすくて、丈夫だから最近ここのブランド気に入ってんの。」
フロイド:「……ん?トド先輩の服、有名ブランドのじゃね?」
フロイド:「コバンザメちゃんのも知ってる!2人ともずいぶん気合い入ってるねぇ~。」
ラギー:「シシシッ。フロイドくんもその服よく似合ってるッス。」
ラギー:「実は、レオナさんのウェアを買いに行くついでに自分の分も買ってきたんッスよね!」
レオナ:「ちゃっかりしてやがる……。」
レオナ:「その代わり、キャンプの間はしっかり働けよ。
俺の分までな。」
ラギー:「もちろんッス!」
ラギー:「……っていうか、ウェアをせしめなくてもどうせそうなると思ってました。」
セベク:「フン。ダウンジャケットで山に入れば、枝が刺さってあっという間に使い物にならなくなる。」
セベク:「本気でキャンプに挑むつもりがあるならば僕のような装備が定石だろう。」
セベク:「耐久性はもちろん。防水、透湿性にも優れた、リリア様おすすめのレインウェアだ!」
レオナ:「はっ、そりゃあ準備万全なことで。」
レオナ:「そんなに山が怖いなら、テントの中でずっとぶるぶる震えてりゃいいと思うぜ。」
セベク:「貴様っ……!」
ジャック:「なあ、セベク。装備云々以前に気になったんだが……運動着じゃなくていいのか?」
ジャック:「ラギー先輩にレオナ先輩、それにフロイド先輩も。正直、4人とも目立ってるというか……。」
フロイド:「はあ? 文句でもあるわけ。オレがなに着るかはオレの勝手だろ。」
ジャック:「あっ、いや。文句とかじゃないです!」
ジャック:「ただ、キャンプのしおりには「当日は動きやすい服装で」と書いてあったんで、気になって。」
レオナ:「別に、「運動着で」とは書いてねえだろ。俺にとってはこの服が「動きやすい服装」だ。」
セベク:「ふん。僕も同じ解釈だ。」
セベク:「バルガス先生が僕たちを咎めないのが、間違っていないという、なによりの証拠だろう。」
ラギー:「むしろ、みんなもオレたちみたいな装備で来ると思ってたんスけどね。」
ラギー:「3日間も山で生活するんスよ?運動着じゃ薄いし、性能も心許ないでしょ。」
エペル:「確かに、そうかも……。そこまで頭回らなかったや。」
シルバー:「なるほど。運動着で、という明記は確かにない。セベク、よく気付いたな。」
セベク:「ふっ。お前は注意力が足りないんだ。」
バルガス:「生徒は全員揃ったようだな。」
バルガス:「ではお前たち。ドワーフ鉱山へ向かう準備はいいか?」
デュース:「えっ。今、ドワーフ鉱山って言わなかったか……!?」
エース:「マジ!?」
バルガス:「闇の鏡よ! 我々をドワーフ鉱山へ導きたまえ!」
── ドワーフ鉱山‐静寂の森 ──
エース:「学園長が言ってた「とある山」って、ここだったのかよ。」
デュース:「まさか再び来ることになるとは……。」
フロイド:「なーにーカニちゃんたち。この山に来たことあんの?」
デュース:「はい。前にグリムやユウと一緒に……一度だけですけど。」
フロイド:「ふーん。こんななんもねーところに来るとか物好きだね。」
フロイド:「もしかしたらジェイドと趣味合うんじゃね?山大好きだし。」
フロイド:「今回もオレがキャンプに行くって言ったら……」
フロイド:「「山を愛する会は運動部に入るんじゃないか」」
フロイド:「ってずーーっと文句言ってたわ。」
フロイド:「今度山登り誘ってみれば?」
エース:「いや、ちょっとそれは……遠慮したいかなー……ははは……。」
エース:「……それにデュースは無理じゃないっすかね?」
エース:「ぷぷっ。聞いてくださいよフロイド先輩~。前に来た時、コイツずっとビビってたんすよ!」
デュース:「ビビってない。僕なんかよりグリムや、ユウのほうが怖がってただろう。」
エース:「まー、それもそうかも?」
エース:「グリムのあの怯え方、今思い出しても笑える……」
???:「オ~~~イ!」
エース:「あれ?なーんか聞き慣れた声がするんだけど?」
デュース:「こっちに向かってきてるのって……」
グリム:「来るのがおせーんだゾ。いつまでオレ様を待たせるつもりだ!」
エース・デュース:「グリム!?」
選択肢:
├ [ おはよう! ]
└ [ ずいぶん待ったよ! ]
エース:「ユウも一緒かよ!」
デュース:「2人とも、どうしてここにいるんだ?」
グリム:「んなもん、記録係だからに決まってるんだゾ。」
エース・デュース:「記録係?」
クロウリー:「私が頼みました。」
クロウリー:「みなさんが課題に取り組む様子をゴーストカメラに収めて、記録として残してもらう役割です。」
グリム:「天才カメラマンのグリム様と、アシスタントのユウが来てやったんだゾ。」
グリム:「オメーらのヘマした姿まで、バッチリ逃さず撮ってやるからな!」
エース:「くそー……生意気言いやがって。」
クロウリー:「また、キャンプの間、バルガス先生に依頼されまして……」
クロウリー:「ドワーフ鉱山のゴーストと話を付け、補佐役をお願いしました!」
ゴーストたち:「よろしく~~~。」
バルガス:「ありがとうございました、学園長。」
クロウリー:「あらあら、いいんですよ〜。私、とっても優しいので!」
グリム:「どっかで見たようなゴーストたちなんだゾ……。」
バルガス:「よし。メンバーも揃ったところで……」
バルガス:「これより『バルガスキャンプ』を開始する。」
バルガス:「だが本格的に課題へ取り組む前に、まずはお前たちにやってもらうことがある。」
バルガス:「それは……」
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