【ストーリー】EPISODE 1-3 筋肉と知識で

| - 筋肉と知識で 宣告マッスル! |
登場人物
バルガス、エース、デュース、ジャック、セベク、クロウリー、グリム、リドル、シルバー、陸上部員
テキスト全文
── ドワーフ鉱山‐静寂の森 ──
バルガス:「これより『バルガスキャンプ』を開始する。」
バルガス:「だが本格的に課題へ取り組む前に、まずはお前たちにやってもらうことがある。」
バルガス:「それは……。」
バルガス:「テントの設営だ!」
エース:「マジ? テント立てるとこからやんの?いきなりダルいなー……。」
エース:「ま、魔法でパパッと済ませちゃえばいっか。んじゃ、早速……」
バルガス:「甘えるな!!!!!!」
バルガス:「マジカルペンとスマホは、ここで回収する。課題は筋肉と知識で乗り越えるんだ。」
デュース:「聞いたかジャック。スマホが使えないなんて、不便だよな……。」
ジャック:「いや、それよりもマジカルペンを没収されるほうが面倒だぞ。実質、魔法を禁じられるのと同じだ。」
デュース:「え?」
デュース:「……ああそうか、ブロット!」
バルガス:「その通り!」
バルガス:「魔法を使うことで発生する、毒素の強い危険な物質……「ブロット」。」
バルガス:「普段はマジカルペンについた魔法石が発生したブロットを吸収してくれる。」
バルガス:「だが、それがないということは……」
バルガス:「魔法を使えば、ブロットが直接魔法士の心身に蓄積していくということだ。」
バルガス:「ユニーク魔法はもちろん、些細な魔法も積み重ねれば大きな負担になるぞ。」
エース:「うっげ、ダル……。」
エース:「っつーことはつまり魔法はほぼ使えないってことじゃん。」
セベク:「ふ……バルガス先生らしい。魔法抜き、筋肉で勝負ということだな?」
セベク:「ならばなおのこと、誰にも負ける気がしないな!」
デュース:「体力勝負なら、僕だって望むところだ。」
クロウリー:「マジカルペンとスマホは私が預かります。」
クロウリー:「安心してください。『バルガスキャンプ』が
終わったら、ちゃーんと返してあげますから。」
バルガス:「それじゃあ、実際にテントを設営するキャンプ場へ移動するぞ。はぐれずについてこい!」
クロウリー:「では私は学園に戻ります。最終日に、またここでお会いしましょう。」
クロウリー:「頑張ってくださいね~!」
── ドワーフ鉱山‐キャンプ場 ──
グリム:「おお~!ずいぶん広い場所に出たんだゾ!」
バルガス:「ここが、お前たちが3日間にわたって寝泊まりするキャンプ場だ。」
バルガス:「1~2人用のテントをたくさん用意してあるから、部活ごとに必要な数を持っていって設営しろ。」
バルガス:「制限時間は60分とする。長いと感じたやつは注意するんだな。」
バルガス:「身を守るため、そして酷使した筋肉を休めるため、寝泊まりする環境はなによりも重要だ。」
バルガス:「日当たりや風通しを考え、木陰に立てるか……。寝心地を考え、平地を探すか……。」
バルガス:「部活ごとに、よく話し合うといい。工具箱も用意してあるから、必要なら持っていけ。」
バルガス:「それでは……」
バルガス:「開始!!」
選択肢:
├ [ 記録係の出番だね ]
└ [ みんなの様子を見て回ろうか ]
グリム:「おう!順番に覗いてみるんだゾ。」
セベク:「「身を守るため」と言っていたが、この森はそんなに危険なのだろうか。」
リドル:「さあね。けれども注意するにこしたことはない。」
リドル:「なにかあっても対処しやすいように、1箇所に集まってテントを設営しよう。」
セベク:「了解した。問題は、どこに立てるかだが……」
シルバー:「そういえばキャンプ場へ来る途中、川が流れていた。」
セベク:「なら、水の確保もしやすい川の付近にテントを立てるのがよさそうだ。」
陸上部員:「馬術部は川へ向かったみたいだぞ。」
デュース:「僕たちもローズハート寮長に倣って、水場にテントを立てるか?」
ジャック:「増水したときに危険だから、あまり川に近すぎる場所はやめとけ。」
ジャック:「別に陸上部全員で同じ場所にテントを立てる必要はないが……。」
ジャック:「雨風が防げて水はけのいい、木の下に立てたほうがいいと思うぜ。」
デュース:「なるほど……」
デュース:「アドバイスありがとう。」
ジャック:「べ、別にアドバイスしたわけじゃねえ!勝手にすりゃいいだろ。」
デュース:「よし。ジャックの言う通りにしよう。」
陸上部員:「ああ、そうしよう。」
グリム:「みんな一斉に移動し始めた。」
グリム:「さーて、どうなるか見ものなんだゾ!」
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