【ストーリー】EPISODE 2-3 お手上げだな

| EPISODE ◆ 2-3 お手上げだな 早々アイソレーション! |
登場人物
ルーク、セベク、トレイ、ゴースト
テキスト全文
── 異空間‐眠らずの城 ──
ルーク:「おお、見たまえ。なんと美しい光景だろう。」
ルーク:「夜の闇を飲み込まんばかりに大きな月。音も無く羽ばたく優雅な蝙蝠たち。」
ルーク:「そしてそれらをドレスのようにまとい佇む、あの城!」
ルーク:「荘厳でありながら繊細でもある。今にも消えてしまいそうなほど儚げに見えるのはなぜだろう……。」
ルーク:「キミたちはどう思う?」
セベク:「どう思うもこう思うもあるか!!!!!」
ルーク:「セベクくんは元気に溢れているね。キミの情熱に私の心も震わされるよ。」
セベク:「なにを呑気な。また行き止まりに出くわしてしまったんだぞ。」
セベク:「さっさと正しい道を見つけて他の者と合流し、マレウス様とリリア様を救出しなければ!」
トレイ:「まあまあ。落ち着けセベク。」
トレイ:「確かにルークのように景色を楽しんでる場合じゃないが、周囲の様子は気にしておくべきだと思うぞ。」
トレイ:「リドルたちも見当たらないし、妙に不気味な場所だ。ここはどこなんだろう?」
トレイ:「頼りにしていた人見の鏡は通じないし、お手上げだな。」
ルーク:「ふふふ。心配ご無用!」
ルーク:「ここがどこか、私には予想がついているよ。」
セベク・トレイ:「えっ?」
ルーク:「右手にある森の中をご覧。」
セベク:「森の中? ただ鬱蒼(うっそう)としているだけ……」
セベク:「ん?」
???:「まさかと思って近寄ってみれば……本当に生きた人間じゃないか……」
セベク:「き、霧の中から声が!?」
トレイ:「なにかが、こっちに向かってくる!」
ゴースト:「生者は全員連れてこいと、
“あのお方”から命令されている!」
セベク・トレイ:「ゴースト!?」
ゴースト:「大人しく私に付いて来てもらうぞ!」
ルーク:「ゴーストが、生者を、どこに誘(いざな)うというのだろう。」
ルーク:「……とても好奇心をそそられるよ。」
ルーク:「是非お招きに与りたいところだが、今日は連れがいてね。」
ルーク:「2人はどう思う?」
トレイ:「得体の知れないゴーストの誘いに乗るほど、向こう見ずにはなれないかな。」
セベク:「突然命令してくる無礼なゴーストの言うことなど聞いてたまるか!」
ゴースト:「おおお。なんと生意気な!」
ゴースト:「こうなったら、無理矢理にでも連れて行ってくれるわ!」
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