【ストーリー】EPISODE 3-4 もう心配はいらないぞ

| EPISODE ◆ 3-4 もう心配はいらないぞ 遭遇デンジャラス! |
登場人物
ゴーストA、シルバー、ジャミル、ジャック
テキスト全文
── 異空間‐幽玄の渓谷 ──
ゴーストA:「む、無念……」
ゴーストA:「ぱたり。」
シルバー:「すまない、鏡の欠片は借りていく。許してもらえるとは思っていないが……」
シルバー:「あとで必ず返す!」
ジャミル:「新しい追っ手が来る前に、先に進もう。」
シルバー:「ここは……」
── 異空間‐奇妙な階段 ──
ジャミル・シルバー:「か、階段!?」
ジャミル:「果てしなく続いている……上下がめちゃくちゃで、目が回りそうだ。」
シルバー:「また扉は消えてしまった。次はここを進むしかないな。」
シルバー:「階段が幾重にも折り重なっている……これまでより死角が多い。気をつけろ。」
ジャミル:「ああ。曲がり角の裏に注意して……」
シルバー:「誰かいる! ゴーストか!?」
ジャミル:「いや、待て……」
ジャミル:「あれは…………」
シルバー:「サバナクローの、ジャック!?」
ジャミル:「こんなところに、なぜ1人で……」
ジャミル:「他のヤツらはどうした!?」
ジャック:「……。」
シルバー:「なんにせよ、無事で良かった。」
シルバー:「怖かっただろう。俺たちが助けに来た。もう心配はいらないぞ。」
シルバー:「ジャミル、ジャックの肩にブランケットをかけてやってくれ。」
ジャミル:「ブランケットなんて持ってきてるわけないだろう。」
シルバー:「そうか……。」
ジャミル:「こういうときは非常用のアルミシートだ。かさばらず保温性も高い。ほら、こうしてポケットにも入る。」
シルバー:「そうか! さすが、深謀遠慮のスカラビアだな。」
ジャック:「……。」
シルバー:「1年生1人でよく耐え抜いた。」
シルバー:「さあジャック、こっちに……」
ジャック:「いやあっ! 不潔ぅ!」
シルバー:「えっ!?」
ジャック:「そのような汗まみれの手で触られたら……汚れてしまうではないですかァ~!」
ジャック:「ワタシに触るんだったら、手を肘まで洗ってきてからにしてもらわないと!」
ジャック:「高貴なワタシを汚したこと……謝罪したまえよ、」
ジャック:「チミたちぃ! 土下座だ土下座!」
シルバー:「汗が原因で土下座を求められたのは初めてだ。」
ジャミル:「なーにが不潔だ。肉体派だらけのサバナクロー寮生がそんな繊細な精神持ちあわせてるわけないだろ。」
ジャミル:「おい、ジャック! ふざけてる場合じゃないんだぞ。」
ジャック:「ひいい!
ワワワ、ワタシの腕を引っ張りましたね?」
ジャック:「力で言うことを聞かせようとするなんて、不良だあ~~~!!」
ジャック:「さてはワタシのお小遣いを狙ってるんだな。
恐ろしい!」
ジャック:「あっちいけ~~~~~!!」
シルバー:「いたっ! いたた!」
ジャミル:「コイツ、両手で殴ってきやがった!」
シルバー:「めちゃくちゃに腕を振り回しているだけなのに……大きな体に見合う、重い拳だ!」
ジャミル:「くうっ、こうなったら力尽くで拘束するしかない!」
ジャック:「な、な、なんですか2人でワタシを睨み付けて……
野蛮な不良たちだ!」
ジャック:「こうなったら、ワタシ秘蔵の書……」
ジャック:「「たった7日間で強くなれる! 最強肉体トレーニングBOOK」で習得した技を見せてやる!」
シルバー:「安心しろ、ジャック……」
シルバー:「急所は外す!」
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