【ストーリー】EPISODE 4-2 危険は覚悟の上でしょう

| EPISODE ◆ 4-2 危険は覚悟の上でしょう 増殖デンジャラス! |
登場人物
トレイン、クルーウェル、バルガス、サム、クロウリー
テキスト全文
── 鏡の間 ──
トレイン:「生きた人間を驚かせて、体に乗り移る……」
トレイン:「そんな危ないゴーストが跋扈(ばっこ)する世界を、子どもたちだけで調査させることになるとは!」
クルーウェル:「今更なにを。仔犬どもも危険は覚悟の上でしょう。」
クルーウェル:「トレイン先生も、納得してやつらを送り出したではありませんか。」
トレイン:「それは、我々が生徒たちをサポートできると考えていたからだ!」
トレイン:「もちろん、彼らは優秀な魔法士の卵。その実力を信用していないわけではない。」
トレイン:「だが実力があるがゆえに、危険な行動に出がちだ。先生(あなた)がたも知っているだろう。」
バルガス:「うーむ。まさか頼みにしていた人見の鏡が、限られた場所でしか使えないとはなあ。」
サム:「しかたないよ。小鬼ちゃんたちがゴーストの世界に行くだなんて、誰も想定できなかったんだからね。」
サム:「それに事前にわかっていたとしても、結果は今とそう変わらなかったさ。」
サム:「ゴーストの世界で、俺たち生者が対策できることなんて、ほとんどないんだから。」
トレイン:「くっ……。」
バルガス:「……トレイン先生。そんなに険しい顔をせずとも大丈夫ですよ。」
トレイン:「バルガス先生……その爽やかな笑顔、もしやなにか良い策が?」
バルガス:「ええ。こういうときこそ……」
バルガス:「筋肉で解決だ! オレ様が鍛えてやった彼らの筋肉が、きっとゴーストを弾き返す!」
バルガス:「そう心配せずとも、体力育成の効果は抜群のはず!」
バルガス:「はーっはっはっは!」
トレイン:「聞いた私が馬鹿だった。」
クルーウェル:「バルガス先生、肉体を鍛えていてもゴースト相手では意味がないことはすでに証明されている。」
クルーウェル:「サバナクローのジャック・ハウルでもゴーストに乗り移られたんだぞ。」
サム:「WOW! COOLな指摘だね、クルーウェル先生。」
クロウリー:「……ここで揉めるのはやめましょう。」
クロウリー:「『ハロウィーンを終わらせ隊』、全員の無事が確認できただけでも僥倖だと考えなければ。」
クロウリー:「再び彼らが歩み始めた今、私たちにできることは、生徒たちの無事を祈ることだけ……。」
クロウリー:「離ればなれになった彼らに代わり、私たちは一丸となって生徒を応援しましょう!」
トレイン:「……はい。」
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