【ストーリー】EPISODE 5-11 今ここに蘇るがいい!

| EPISODE ◆ 5-11 今ここに蘇るがいい! 終幕ハロウィーン! |
登場人物
マレウス、トレイ、ルーク、シルバー、ジャミル、エース、リドル、フロイド、レオナ
テキスト全文
── 異空間‐輝きの間 ──
マレウス:「……どうやら、手違いがあったようだ。」
マレウス:「僕は、“悪の帝王”のゴーストが取り憑いた演技をしてほしいと頼まれていたんだ。」
トレイ:「そ、それでパイプオルガン……だいぶ偏ったイメージだな……。」
マレウス:「ゴーストの世界を観光しながら、みな楽しく『輝きの間』に来る予定だと聞いていたのだが……」
マレウス:「まさかそんなに苦労していたとは。僕からも、迷惑を掛けたことを詫びよう。」
ルーク:「うーむ。人が消え、招待状が送られ、ゴーストの世界に飛ばされ、ゴーストに脅かされた。」
ルーク:「状況証拠は揃っていた。だがその一方で、我々が先入観に囚われ、力に訴えてしまったのも事実……。」
ルーク:「マレウスくんやゴーストだけを責めるのは、ナンセンスだね。」
シルバー:「やはり、力ではなにも解決しないということだな。」
シルバー:「ハッ! まさかお2人は……俺たちに、それを教えようと……?」
ジャミル:「どうして君はそう素直なんだ? そんなわけないだろう!」
ジャミル:「では俺たちが集めた、この鏡の欠片は? これもゲームのヒントだったんですか?」
マレウス:「ああ、鏡の欠片か。 それは本当に必要としていたものだ。」
マレウス:「ゴーストたちに集めさせていたのに、お前たちがこんなにたくさん拾ってきてくれるとは……。」
マレウス:「見つけるのに苦労しただろうに。褒めてやろう。」
ジャミル:「……。」
ジャミル:「(言えない……とても……半ばシルバーを騙して、ゴーストから強奪したものが大半だなんて……!)」
マレウス:「……ふむ。必要な番号は揃っているな。これで盛大にハロウィーンパーティーを執り行える。」
ルーク:「鏡の欠片とパーティーに、どんな関係があるんだい?」
ジャミル:「そう。なぜ鏡の欠片を集めているのか、ずっと気になっていたんです!」
エース:「ま、まさかレオナ先輩の予想通り、危険な魔法道具を復活させるつもりとか……!?」
マレウス:「ククク……いいだろう。」
マレウス:「今こそお前たちに、真実を明かそう……。」
マレウス:「さあ、鏡の欠片よ……あるべき場所へ、あるべき姿へ戻れ!」
マレウス:「『輝きの間』よ、今ここに蘇るがいい!」
うわあっ!?
シルバー:「うっ、眩しい!」
リドル:「なにも見えないぞ。」
ルーク:「んんっ!? 頭上のあれは……!」
…………。
とても輝いている!!!!!!!
マレウス:「そう。これぞ『輝きの間』の真の姿。」
マレウス:「……とはいえ僕もゴーストたちから話を聞いただけで、見たのは今が初めてだ。」
マレウス:「ここはゴーストたちの社交場。かつては光に満ち、笑い声の絶えぬ、賑やかな場所であったらしい。」
マレウス:「だがあるとき、はしゃぎすぎたゴーストがシャンデリアに登り、決闘を行った際……」
マレウス:「その攻撃があたり、照明が割れてしまったそうだ。」
マレウス:「破片は、ゴーストの世界の様々な場所に飛び散り……」
マレウス:「それからというもの、どのようなパーティーをしても盛り上がりに欠けるようになったそうだ。」
マレウス:「いつしかこのゴーストたちは『輝きの間』に集まることがなくなっていき……すっかり寂れてしまった。」
マレウス:「ゴーストたちは破片を集めるのを諦めていたが、僕が呼びかけたんだ。」
マレウス:「たくさんのゴーストを招待し、鏡の欠片を持参するように言えば、きっと数が集まるだろうと……。」
エース:「えーっと、すんません。ちょっと待ってください。」
エース:「じゃあ、鏡の欠片って……」
ただのミラーボールのパーツ!?
フロイド:「はあ~? 誰だよ、超ヤバい魔法道具のパーツかもとか言ったヤツ! 大袈裟すぎ~!」
エース:「オレじゃないっすよ。」
エース:「「鏡は、どこかとどこかを繋ぐ役割を果たしている……」」
エース:「なんてマジなトーンで語り出したのは……」
レオナ:「……忘れろ。今すぐに。全部だ。」
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