【ストーリー】EPISODE 6-17 驚愕リユニオン!

| EPISODE ◆ 6-17 驚愕リユニオン! 冥府の番人 |
登場人物
イデア、アズール、ヴィル、レオナ、ジャミル、リドル、カローン、オルト、ルーク、マレウス、リリア、ラギー
テキスト全文
── S.T.Y.X.研究所‐廊下 ──
………………は?
イデア:「あれ……なんかノリ悪いね。」
イデア:「「えーっ!?」とか、「うそーっ!?」とかない?」
アズール:「驚きすぎて、逆に落ち着いてきました。」
ヴィル:「確かに、シュラウド家と、『S.T.Y.X.』になんらかの繋がりがあるかもしれないとは話してた。」
ヴィル:「で、アンタが所長代理?……」
ヴィル:「“なんらかの繋がり”どころじゃないじゃない!」
レオナ:「おいカイワレ大根。まずこの状況について説明しろ。」
レオナ:「この俺をエコノミークラスどころか乗り心地最悪の輸送機に何時間も閉じ込めたんだ。」
レオナ:「くだらねぇ理由だったら、総入れ歯にしてやるからな。ガルル……。」
イデア:「歯をむき出す獣人属の威嚇こわ……」
イデア:「それについては順を追って説明するから、まずは落ち着こ。」
ジャミル:「いきなり学園を襲撃し、武力行使で強制連行しておきながら「まずは落ち着こ」?」
リドル:「そう言われて落ち着けるわけないだろう!!!首をはねられたいのか!!」
カローン:「被検体A、魔法構築の開始を確認。スタン・システムで意識を……」
イデア:「あーーー、待って。ちょいタイムタイム。」
イデア:「ナイトレイブンカレッジからお越しのみなさん……」
イデア:「なにか忘れてるんじゃないかなぁ?」
え?
イデア:「君らが今いる場所はどこ?そんで僕は誰だっけ?」
イデア:「……僕がボスだ。」
……!!!
イデア:「僕に痛いことをしないなら、僕も君らに痛いことはしない。OK?」
オルト:「兄さんの推奨行動により、みんなが負傷する確率が56%低下するよ。」
ヴィル:「……いいでしょう。今は他に選択肢もないし、大人しく従ってあげる。」
ヴィル:「それで? 無理やり招待したからには、お茶の用意くらいはしてあるのよね?」
イデア:「態度と発言から“大人しく従う”意思が微塵も感じられない……まあいいけど。」
イデア:「じゃ、みんな僕についてきて。」
イデア:「……オルト。カンファレンスルームに到着するまでにお茶の手配よろ。」
オルト:「了解。」
── 学園長室 ──
ルーク:「それは、もしかして──」
ルーク:「イグニハイドの寮長、イデア・シュラウドくんが、嘆きの島の番人……ということかい!?」
マレウス:「ああ……といっても、“番人”は個人を指しているわけではない。かの一族に属する者の総称だ。」
マレウス:「たしか現当主は、アイドネ・シュラウド……だったか?」
リリア:「いや、彼女はすでに没した。現当主はアイドネの息子である、イデアの父が務めているはずじゃ。」
マレウス:「そうか……人間は本当に代替わりが早い。」
リリア:「“嘆きの島の番人”が組織化され、」
リリア:「『S.T.Y.X.』と名乗るようになったのも最近の話だからのう。」
リリア:「奴らが『S.T.Y.X.』となってからは、まだ100年ほどしか経っとらんのではなかったか?」
ラギー:「ち、ちょっと待ってください。混乱してきたッス。」
ラギー:「レオナさんから、イデアさんの実家は大財閥の分家だってことだけ聞いてたんスけど……」
ラギー:「それは表向きの顔で……」
ラギー:「裏では嘆きの島の番人としてレオナさんたちを攫った『S.T.Y.X.』のボスやってるってこと?」
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