【ストーリー】EPISODE 6-25 開封アビリティー!

| EPISODE ◆ 6-25 奮励トライアングル! 冥府の番人 |
登場人物
エペル、ルーク
テキスト全文
エペル:「ルークサンの、ユニーク魔法!?」
ルーク:「私のユニーク魔法は相手を傷つけることも、操ることもできない。とても弱い魔法だ。」
ルーク:「でも……」
ルーク:「狩人である私には、なくてはならない魔法なのさ。」
選択肢:
├ [ どんな魔法なんですか? ]
└ [ 狩人のための魔法……? ]
ルーク:「私のユニーク魔法は、魔法をかけた相手の居場所を突き止めることができるんだ。」
ルーク:「それがたとえ7つの輝く丘の彼方、7つの滝の向こう……世界の果てであろうともね。」
エペル:「おろ~…………ルークサンが使えるど
思うど、おっかね魔法だな……。」
ルーク:「ヴィルたちが攫われた時、とっさにカローンの1人に私の魔法をかけておいたのさ。」
エペル:「すげ、なんも気づかねがった!」
ルーク:「ふふ。それでは…………僭越ながらお披露目といこう。」
ルーク:「ほら、私から逃げきってみせて[『果てまで届く弓矢』(アイ・シー・ユー)」
ルーク:「……やはりか。」
エペル:「どうしたんですか?」
ルーク:「この世界にいればどこにいてもわかる……と言ったけれど、」
ルーク:「この魔法も万能ではない。」
ルーク:「対象が魔法を遮断する乗り物や施設に入った場合、道標は途切れてしまう。」
ルーク:「カローンたちがヴィルたちを輸送に用いたのは、装甲で魔法を遮断する魔導ステルス機だったようだ。」
エペル:「えっ! じゃあ、ルークサンのユニーク魔法でも」
エペル:「追跡は不可能ってこと……かな?」
ルーク:「いいや。いかに魔導ステルス機と言えど完全に魔力をシャットアウトすることは不可能。」
ルーク:「ステルス機は自らレーダーや魔法を発する際、ごく短時間そのステルス性を捨てざるを得ない。」
ルーク:「その一瞬……私には“視える”のさ。私がユニーク魔法で獲物につけた印がね。」
ルーク:「ぽつり、ぽつりと……まるで森で彷徨うか弱き姫君が残した、可憐な足跡のように。」
ルーク:「私は狩人。狙う獲物は、絶対に逃がしはしない!」
ルーク:「────視えた!」
ルーク:「彼らは賢者の島を有する『黎明の国』を出て、『珊瑚の海』を北上。」
ルーク:「『陽光の国』と『英雄の国』を越え……海上でぱったりと痕跡は途絶えている。」
選択肢:
├ つまりそこに、嘆きの島が……? ]
└ [ グリムと先輩たちが、そこにいる……! ]
ルーク:「しかし、賢者の島から嘆きの島まではかなり距離がある。箒だけで移動するのは無理だろう。」
エペル:「え……。じゃあ、どうやって移動するつもりだったんですか?」
ルーク:「我がハント家のご先祖様の中に、大変な旅行好きがいてね。先人が世界各地に建てた別荘があるんだ。」
ルーク:「そしてその別荘には、別荘同士をつなぐ魔法の転移装置が備わっている。それを使わせていただこう。」
ルーク:「幸運にも、黎明、陽光、英雄……それぞれの国に1つずつ別荘がある。」
ルーク:「転移装置を使えば、一晩でかなり距離が稼げるはずさ。」
エペル:「え、ええっ!? 世界各国に別荘!?」
エペル:「しかも、国をまたぐ魔法の転移装置の設置って、国から特別な許可が必要……ですよね?」
エペル:「ルークサンの実家って、一体なんの仕事をしてるんですか!?」
ルーク:「…………………ナ・イ・ショ。」
ルーク:「ふふふ。旅行を愛したご先祖様たちに感謝をしなくてはならないね。」
ルーク:「我々がいないと気づいた先生たちが網を張っている可能性もあるし、公共機関を使うのは避けたかったから」
ルーク:「ああ、しかしご先祖様はこのことを知れば顔をしかめるかもしれないな。」
ルーク:「先生に怒られるようなことに使うな、と。」
ルーク:「だが、これも美と愛のため。ご先祖様、どうかお許しください……。」
ルーク:「……さ! 作戦会議も済んだところで、抜け出したことがバレないうちにすぐ出発しよう!」
エペル:「…………ふふっ!」
ルーク:「? なにを笑っているんだい、ムシュー・姫林檎?」
エペル:「いえ。ルークサンってすごく変わってるし、実家もすごいお家っぽいのに……」
エペル:「先生に隠れて悪いことするときは、普通にコソコソするんだ……と思っただけです。」
ルーク:「我が校の教師陣が降らせる裁きの雷を恐れない生徒がいるかい?」
ルーク:「私もナイトレイブンカレッジに所属するただの問題児の1人だということさ。」
ルーク:「そうだ、キミたち。身体を冷やさないよう出発前に着替えたほうがいい。」
ルーク:「箒で長時間飛ぶなら、寮服がおすすめさ。」
ルーク:「ナイトレイブンカレッジの寮服は……」
ルーク:「特別な魔法の糸が織り込まれていて、放熱にも防寒にも優れているからね。」
ルーク:「特別にユウくんにも、我が寮の礼装をお貸ししよう。」
ルーク:「それ!」
エペル:「わっ!」
選択肢:
├ [ 本当だ、あったかい! ]
└ [ 着るだけで背筋が伸びる服だ…… ]
ルーク:「我らが女王(ヴィル)の御前へ向かうんだ。正装でなくてはね。」
ルーク:「エペルくん。飛行ペースは合わせてあげられないよ。ついてこられるかな?」
エペル:「ナメでもらえば困るや。」
エペル:「飛行術ならマジフト部の1年生で1番の腕前って、レオナサンのお墨付きなんだ!」
エペル:「絶対おぐれだりさねはんで!」
ルーク:「マーヴェラス!それでこそポムフィオーレ寮生だ。」
ルーク:「さあ、嘆きの島へ向けて……」
ルーク:「アン・ルー!」
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