【ストーリー】DAY 1-ハーツラビュル EPISODE 2 ハーツラビュル寮、退店!

| EPISODE ◆ 2 ハーツラビュル寮、退店! DAY 1-ハーツラビュル |
登場人物
デュース、カリム、リドル、エース、トレイ、ケイト
テキスト全文
── 購買部‐Mr.Sのミステリーショップ ──
デュース:「お買い上げありがとうございます!」
カリム:「また来てくれよなー!」
デュース:「ふぅ……やっと店内が少し落ち着きましたね。」
カリム:「だな。さっきお客がミステリーバッグのことで騒ぎ始めた時は、店がめちゃくちゃになるかと思ったぜ。」
デュース:「そうですね。なんとかレジ前に列を形成して、順番に対応できましたけど……」
デュース:「明日からは、開店前からミステリーバッグ専用の購入列を作るべきかもしれません。」
リドル:「――カリム、デュース。」
デュース:「あ、次はローズハート寮長たちの会計ですね。」
エース:「はぁ~並ぶだけですげー疲れた。」
トレイ:「まさか会計まで90分も待つことになるとはな……。」
ケイト:「ほんとびっくり。遊園地の人気アトラクション並みの待ち時間だよ~。」
カリム:「あっはっは、全員おつかれ!良かったな、ミステリーバッグはまだあるぜ。」
リドル:「ああ。それより……さっきはみっともないところを見せてしまったね。」
トレイ:「お前たちにも迷惑をかけて悪かった。」
デュース:「いえ、僕たちも上手く対応できなくてすみません。」
デュース:「……それにしても、今回は少し驚きました。」
デュース:「ローズハート寮長まで目の色を変えてバッグを欲しがるなんて……。」
リドル:「それは……新年は人気の限定商品を手に入れて運試しをするのが、一般的な若者の常識だとケイトが……。」
リドル:「……コホン。どうやら作法に不勉強があったようで失礼した。」
リドル:「デュース、カリム。この後も頑張って……」
エース:「――うわっ!? なんだこれ?」
トレイ:「エース、お前……会計が終わるなりミステリーバッグを開けたのか。」
エース:「当然っすよ。大したものが入ってなかったら並び直してもう1個買うつもりだったんで。」
エース:「けど、コレはハズレすぎでしょ! 透明な容器に大量の砂と小石、それに苔とか、変なもんばっかり。」
エース:「こんなの、なにに使うわけ?」
トレイ:「それはテラリウムを作るためのキットじゃないか?」
リドル:「テラリウムか。ジェイドに聞いたことがある。確か、透明のケースの中で小型の植物を育てて楽しむとか。」
エース:「げー……全っ然興味ねえ〜。」
トレイ:「ははっ、欲しい物が当たらなくて残念だったな。」
ケイト:「そういうトレイくんはどんな物が入ってたの?」
トレイ:「俺は高級ホテルブランドのお菓子詰め合わせだ。できれば調理器具のセットが欲しかったんだが……。」
エース:「めっちゃ美味そう!」
エース:「いいなあ、トレイ先輩。オレ、そっちがよかった〜〜〜。」
トレイ:「しょうがないな。じゃあ、近いうちに紅茶でも淹れてみんなで食べるか。」
トレイ:「もちろん、デュースも一緒にな。」
デュース:「はい、ありがとうございます!」
カリム:「それにしても、ミステリーバッグには色んな物が入ってるんだなー。」
デュース:「ええ。中身は日頃の行いによるみたいですけど。」
デュース:「なあ、エース?」
エース:「るっさい、デュース! お前こそ赤点取ってばっかだし、買ったらぜーったいハズレ引くぞ。」
デュース:「なんだと!?」
ケイト:「まあまあ、エースちゃんもデュースちゃんも、新年早々喧嘩しないで!」
ケイト:「そうだ!ミステリーバッグゲットの記念に集合写真撮ろうよ♪」
ケイト:「今はお店も落ち着いてるみたいだし……デュースちゃんとカリムくんも一緒に入って!」
カリム:「おっ、いいな。撮ろう撮ろう!」
リドル:「やれやれ、ケイトのマジカメに対する熱意は今年も変わらなさそうだね。」
ケイト:「えーっと、スマホの位置はこのへんかな?」
ケイト:「うん、イイカンジ。よし、いくよー!」
ケイト:「ハッピー・ニューイヤー!」
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