【ストーリー】EPISODE 1-4 豊作村に出発だ!

| EPISODE ◆ 1-4 豊作村に出発だ! 集結メンバー! |
登場人物
エペル、グリム、セベク、ジェイド、イデア、オルト
テキスト全文
── 鏡の間 ──
エペル:「……まさか学園の人たちを連れて、豊作村へ里帰りする日が来るなんて思わなかったなぁ。」
エペル:「急な話だったけど、学園長も闇の鏡の使用を快く許可してくれて、よかった。」
エペル:「……あっ、グリムクンにユウサンだ。おはよう!」
グリム:「ふわぁ……まだ眠いんだゾ。頭がぼーっとしてる……。」
グリム:「レースは明日なんだろ? 一日早く豊作村に行かなくてもいいんじゃねーか?」
エペル:「事前の準備があるから、早く豊作村へ行く必要があるんだよ。」
エペル:「それに初めて『ぬいゾリ』を動かすんだから、練習もしなくちゃ。」
セベク:「勝負は既に始まっているということだな!!!」
グリム:「ふなっ! び、びっくりしたんだゾ!」
エペル:「おはよう、セベククン。朝早かったけど、大丈夫だった?」
セベク:「問題ない。僕は毎日、早朝の鍛錬をしているからな。眠気なんて、身体を動かせば吹き飛ぶ。」
セベク:「グリムもやってみるか。僕が付き合ってやるぞ。」
グリム:「絶対イヤだ!」
セベク:「昨夜、マレウス様やリリア様にソリレース出場のことを報告をしたのだが、」
セベク:「がんばってくるように激励された。是が非でも負けられん!」
エペル:「やる気まんまんだね、セベククン。」
エペル:「僕もヴィルサンに、ソリレースに参加することを伝えたんだけど……」
エペル:「「雪焼けに注意すること。そしてなにより……絶対優勝してきなさい!」」
エペル:「って、叱咤されたんだ。」
エペル:「てっきり羽目を外さないように注意されるのかと思ったんだけど……。」
エペル:「ヴィルサンも負けず嫌いだからな。ふふっ。」
ジェイド:「おや、みなさん、お早いですね。お待たせする形になってしまいましたか。」
エペル:「あ、ジェイドサン。おはようございます。」
エペル:「集合時間にはまだ10分以上ありますし、問題ないですよ。」
ジェイド:「豊作村へ行くとアズールに伝えたら、色々と相談を受けて、時間が掛かってしまいました。」
エペル:「どんな相談ですか?」
ジェイド:「実は、モストロ・ラウンジで『豊作村フェス』を開催することになったんです。」
エペル:「ええっ!?」
ジェイド:「せっかく豊作村に行くのですから、これを商機に結びつけようと言われましてね。」
ジェイド:「豊作村の名物料理の調査と、食材の調達を頼まれました。」
セベク:「さすがアズール先輩だ。商魂たくましいな……。」
ジェイド:「予算制限と目標売上も設定されていますからね。大仕事ですよ。」
エペル:「わかりました。村の郷土料理をいっぱい紹介しますね。」
ジェイド:「ありがとうございます、エペルくん。頼りにさせてもらいますね。」
イデア:「……やぁ。」
オルト:「みんな、おはようございます。」
エペル:「おはようございます、イデアサン、オルトクン。今日はよろしくね。」
セベク:「ずいぶん、大きな荷物だな。特に持って行くものなどないと思うが。」
イデア:「ふひひ、『らぶソリ』のロケ地巡りを堪能するために様々な機材を持ってきましたぞ。」
オルト:「エペル・フェルミエさん、兄さんを呼んでくれてありがとう!」
オルト:「兄さんが旅行に誘われたって聞いてびっくりしちゃった! まだ信じられない!」
エペル:「あはは、大げさだよ。」
オルト:「ううん、事態を飲み込むのに、演算処理が追い付かないくらいだった! まるで奇跡だよ!」
エペル:「そ、そこまで言う……?」
オルト:「みんな、向こうで兄さんをよろしくね!」
エペル:「あれ? オルトクンも一緒に来るんでしょ?」
オルト:「僕? 行かないよ。」
エペル:「ええっ!?」
イデア:「はぁーーーーーーーーー!!!???な、なに言ってるの、オルト!?」
オルト:「1人で行った方が、良い経験になるよ。兄さん。」
オルト:「学校の友だちと一緒に旅行することなんて、初めてなんだから。」
イデア:「無理! 無理! 無ー理ー!赤の他人と旅行に行くなんて!」
オルト:「だからいいんじゃない。豊作村の思い出話、楽しみに待ってるから!」
イデア:「いーやーだー! オルトが行かないなら拙者、今回の件は辞退いたす!」
イデア:「部屋に戻って、『らぶソリ』鑑賞会をオルトと2人で開催しますぞ! ハイ、決まり!」
オルト:「もう、兄さんったら……。絶対にこう言うと思ってたよ。」
エペル:「オルトクン、どうする?イデアサン、めちゃくちゃ嫌がってるけど……」
セベク:「やる気のない者を連れていっても足手まといだ。置いて行こう。」
オルト:「見捨てるのが早いよ! ちょっと待って!」
オルト:「僕は……兄さんに、もっと学園生活らしいことを味わってほしいんだ。」
オルト:「学園の人との旅行なんて、このチャンスを逃したらもう二度と味わえないかもしれない。」
エペル:「そうか……気持ちはわかったよ、オルトクン。」
エペル:「……どっちにしろ、人数が足りないとレースに出られないしな!」
イデア:「あ! オルト! エペル氏とセベク氏も! なぜ僕を持ち上げるの!?」
イデア:「もしかして、闇の鏡に押し込む気なのでは!?やめてー!」
エペル:「さあ! 豊作村に出発だ!」
オルト:「楽しい思い出を作ってね、兄さん!」
ジェイド:「いい弟さんですね、オルトくん。感動してしまいました。」
オルト:「行ってらっしゃーい!」
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