【ストーリー】EPISODE 4-5 思ってたのと違う!

| EPISODE ◆ 4-5 思ってたのと違う! 結束エモーション! |
登場人物
エペル、マルヤ、グリム、ジェイド、イデア、セベク、村長、村人C
テキスト全文
── 豊作村‐集会所前 ──
エペル:「ただいま、おばあちゃん!」
マルヤ:「やっと帰ってきたかい、腐った林檎ども!」
マルヤ:「ちゃんとソリの練習をしてきたんだろうね!?でなきゃ、晩飯抜きだよ!」
エペル:「も、もちろんだよ!みんな、見違えるくらい上達したんだから!」
エペル:「絶対に、優勝してみせる!」
マルヤ:「ほう……みんないい目になったじゃないか。そうかい……。」
マルヤ:「練習がんばったんだねぇ。えらいえらい。みなさん、お疲れ様でした。」
グリム:「エペルのばあちゃんが、急に元に戻った!?」
エペル:「あはは……『ケルッカロト』のことさえなければ優しい人だから。」
マルヤ:「ところでエペル。チーム名は決めたのかい?」
エペル:「あ! わ、忘れてた……。」
マルヤ:「なんだって!!!??」
マルヤ:「林檎畑の枝の剪定くらい大事なことだって言っておいただろ!!!」
エペル:「ご、ごめん! 今すぐ決めるから……。」
エペル:「え、えっと……。」
エペル:「どうしよう。ユウサン、なにかいい案ないかな?」
選択肢:
├ [ 豊作村っぽいチーム名がいい ]
└ [ お祭りっぽいチーム名がいい ]
── 分岐:【豊作村っぽいチーム名がいい】 ──
エペル:「1番豊作村らしいものっていえば、やっぱり林檎だね。」
── 分岐:【お祭りっぽいチーム名がいい】 ──
エペル:「お祭りを象徴するものってなにがあるかな。焚火、屋台、ごはん……」
エペル:「それと、広場に吊るされていた林檎のランタンとか。」
────
エペル:「あ! 僕のソリに付ける、この林檎のランタンをチーム名にするのはどう!?」
ジェイド:「なるほど。レース中、僕らの目印になるものですからね。」
エペル:「『アップル・ランタンズ』……良いと思う!」
イデア:「は? 本気? ちっともいい名前だと思いませんが?」
セベク:「ああ。悪くはないが、もっと強さがあると良いな。『ストロングアップルランタンズ』はどうだ?」
ジェイド:「『山を愛するストロングアップルランタンズ』にすると、さらによくなると思いますよ。」
イデア:「さっきの全部忘れて。元の案でいこう!」
エペル:「よしっ、これで決まりだ。ありがとう、ユウサン。」
エペル:「おばあちゃん、僕らは『アップル・ランタンズ』だよ!」
マルヤ:「そうかいそうかい。わかりましたよ。その名前でエントリーしておきますね。」
マルヤ:「さぁさぁ、いつまでそんなところにいるんだい? 早く中へお入り。」
エペル:「うん、わかった。」
エペル:「……あれ?クンクン……」
エペル:「この匂いは……?」
── 豊作村‐集会所 ──
エペル:「うわぁー! 焼き肉だーーー!!!」
グリム:「他にもすげーご馳走がたくさん並んでるんだゾ!」
マルヤ:「あなたたちが主役の歓迎パーティーだよ。」
ジェイド:「ありがとうございます、光栄です。」
グリム:「よーし! 腹いっぱい食ってやる!」
セベク:「あぁ、楽しみだ。」
イデア:「うげぇ……歓迎会って、こんなに大人数なの……!?」
村長:「長時間の練習で疲れたじゃろ? モリモリ食べて、元気を付けてもらわんとな。」
村長:「ささやかなパーティーじゃが、今日は楽しんでくれ!乾杯じゃ!!!」
かんぱーい!
エペル:「やったー! 人目を気にせず焼き肉をお腹いっぱい食べられるなんて、いつ以来だろう!?」
エペル:「いただきまーす!」
ジェイド:「エペルくん、テンションが高いですね。」
セベク:「そんなに焼き肉が好きなのか?」
エペル:「え? えーっと……普通、かな?」
グリム:「おい、見ろ! でっかいケーキがある!」
ジェイド:「美しいですね。パーティーらしい御馳走を用意してくださったようです。」
村人C:「今、切りわげら。」
セベク:「クリームやフルーツのデコレーションが綺麗だな。」
村人C:「か、け。」
グリム:「いただきまーす!」
グリム:「……ぜ、全然甘くない!」
セベク:「生クリームかと思っていたが……これはマヨネーズとサワークリームか!?」
ジェイド:「スポンジ生地に見えたものも、普通の食パンです。間に挟んであるのは果物ではなく野菜ですね。」
セベク:「トッピングもエビ、ゆで卵、オリーブ、林檎……薔薇の飾りはサーモンだ。まるでサラダだな。」
エペル:「これは、サンドイッチケーキだよ。」
エペル:「この辺りでは、パーティーに欠かせない料理なんだ。」
グリム:「思ってたのと違う!」
グリム:「でもウマい!!!」
グリム:「ムシャムシャ……。」
< >

